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長期的な上昇相場への期待が高まる

オープニングコメント
 19日の東京市場は内需主導による強い相場展開が続きそうである。18日の米国市場は、この日発表された米経済指標が相次いで予想を下回り、米景気の先行きに対する楽観論が後退。利益確定の流れが先行し、まちまちの展開だった。ただし、欧州中央銀行(ECB)がギリシャの銀行に対する緊急流動性支援(ELA)を承認したと伝えられ、ギリシャ債務問題への警戒感が和らいだことを受け、下げ幅を縮めている。

 シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の18250円だった。高いところでは18340円まで上げ幅を拡大させる局面をみせており、先高感は強そうである。昨日の日経平均は節目の18000円を明確に上放れた格好となり、昨年12月高値とのダブルトップをクリアしてきている。さらにシカゴ先物高値水準は2007年2月以来の長期的なダブルトップを試す格好になる。いったんは達成感も意識されやすいだろうが、これを突破してくるようだと、節目の20000円を意識した長期的な上昇相場への期待が高まる可能性がある。

 物色の流れとしては円相場が1ドル118円70銭辺りとやや円高に振れて推移しているため、引き続きメガバンクをけん引役とした内需系主導の物色が意識されやすい。また、3月期末を意識した貸株返却といった需給要因のほか、4月の新年度入りへの思惑なども押し目買い意欲につながることになりそうだ。日経平均の18000円での底堅さが意識されることにより、需給妙味の大きい銘柄などには、買い戻しを誘う動きも強まりそうである。

 個別ではソニー<6758>が2015-2017年度までの3ヵ年中期経営方針を発表した。すべての事業を分社する方針を明らかにするなど、資本効率を重視する経営にカジを切る戦略が評価されよう。同社が強い値動きを続けるようだと、指数インパクトは小さいものの、市場心理に与える影響は大きい。高ROE企業への物色の広がりなども意識されてきそうだ。

<FA>

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