日銀会合注目で強弱感が対立しやすい
[15/05/21]
提供元:株式会社フィスコ
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オープニングコメント
21日の東京市場は強弱感が対立しやすい展開が見込まれる。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、多くの関係者が6月の利上げの可能性を低いと判断したことが明らかになった。ただし、これを評価するものの、20日の米国市場は、まちまちの展開となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の20275円だった。
シカゴ先物にさや寄せする格好から、日経平均は続伸で始まろう。ただし、その後は高値圏でのこう着が続くと考えられ、市場は日銀政策委員会・金融政策決定会合の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりそうである。日銀は景気判断の上方修正を検討するとみられており、金融緩和の継続を決める見通しであるが、追加緩和への期待感が後退する可能性がある。
一方で、1-3月GDPが予想を上回るなど、景況感の改善を素直に評価する展開をみせてくるかが注目される。20日の東京市場では不動産株の強い値動きが目立っていたが、物色が継続するかを見極めたいところであろう。日経平均の高値更新によって個人主体の需給は良好であり、出遅れ感のある材料銘柄の動向にも注目しておきたい。
<AK>
シカゴ先物にさや寄せする格好から、日経平均は続伸で始まろう。ただし、その後は高値圏でのこう着が続くと考えられ、市場は日銀政策委員会・金融政策決定会合の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりそうである。日銀は景気判断の上方修正を検討するとみられており、金融緩和の継続を決める見通しであるが、追加緩和への期待感が後退する可能性がある。
一方で、1-3月GDPが予想を上回るなど、景況感の改善を素直に評価する展開をみせてくるかが注目される。20日の東京市場では不動産株の強い値動きが目立っていたが、物色が継続するかを見極めたいところであろう。日経平均の高値更新によって個人主体の需給は良好であり、出遅れ感のある材料銘柄の動向にも注目しておきたい。
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