4-6月GDP速報値を受けて追加緩和期待が高まるか
[15/08/17]
提供元:株式会社フィスコ
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オープニングコメント
17日の東京市場は買い先行の展開になりそうだ。14日の米国市場では、予想を上回る経済指標が好感され、NYダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の20585円だった。朝方はこれにさや寄せする展開が見込まれる。
また、2015年4-6月期の国内総生産(GDP)速報値が発表される。予想は前期比年率1.8%減と3四半期ぶりのマイナス成長になると見込まれている。予想通りのマイナス、若しくは予想を下回ってくるようだと、足元の中国経済への不透明などもあって、日銀による追加の緩和期待が高まりやすいだろう。
決算シーズンも通過したことから、物色の流れは個別というより、セクターやテーマ等で動きやすいだろう。追加緩和期待が高まるようだと、足元で物色の流れが強まってきている不動産のほか、銀行やノンバンクなど緩和メリットセクターへ関心が向かいやすい。
また、世界の市場を揺るがせた人民元の急落は、ひとまず収束に向かいそうである。中国が落ち着きをみせてくるようだと、鉄鋼や鉱業、石油石炭、機械といった素材・資源関連への見直しも意識されるところである。
<AK>
また、2015年4-6月期の国内総生産(GDP)速報値が発表される。予想は前期比年率1.8%減と3四半期ぶりのマイナス成長になると見込まれている。予想通りのマイナス、若しくは予想を下回ってくるようだと、足元の中国経済への不透明などもあって、日銀による追加の緩和期待が高まりやすいだろう。
決算シーズンも通過したことから、物色の流れは個別というより、セクターやテーマ等で動きやすいだろう。追加緩和期待が高まるようだと、足元で物色の流れが強まってきている不動産のほか、銀行やノンバンクなど緩和メリットセクターへ関心が向かいやすい。
また、世界の市場を揺るがせた人民元の急落は、ひとまず収束に向かいそうである。中国が落ち着きをみせてくるようだと、鉄鋼や鉱業、石油石炭、機械といった素材・資源関連への見直しも意識されるところである。
<AK>