年内最終取引日(受渡日ベース)でNISA枠を使い切る動きも
[15/12/25]
提供元:株式会社フィスコ
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オープニングコメント
25日の東京市場は参加者不在でこう着感の強い相場展開になろう。海外市場の多くは、25日はクリスマスで休場になるため、海外勢のフローは限られている。また、年内最終取引日(受渡日ベース)となることもあり、ディーラー等の動きも鈍る可能性がある。いったん利益確定といった動きが続くほか、物色は材料株等に絞り込まれるだろう。
とはいえ、指値状況も薄い状況であるため小さいエネルギーでも振れやすくなる。先物市場での短期筋の売買による影響等も出やすいと考えられ、日経平均は直近4日続落に対する自律反発を意識させてくる可能性もありそうだ。
また、年内最終取引日となるため、NISA枠を使い切る動きも意識されてくる。高ROE銘柄や高配当銘柄への底堅さにつながる可能性がある。その他、薄商いの中では物色対象が絞られやすく、個別材料のほか需給要因等を手掛かりとしたところにシフトしやすい。来週にはTOPIXリバランスも控えており、郵政グループ3社へも向かいやすいだろう。
週明けは実質2016年相場となるため、年内と言うよりは来年を意識したテーマ株物色などが強まりやすい。ディーラー等も短期売買が中心とはいえ、来週に入れば、フットワークは軽くなるだろう。
<AK>
とはいえ、指値状況も薄い状況であるため小さいエネルギーでも振れやすくなる。先物市場での短期筋の売買による影響等も出やすいと考えられ、日経平均は直近4日続落に対する自律反発を意識させてくる可能性もありそうだ。
また、年内最終取引日となるため、NISA枠を使い切る動きも意識されてくる。高ROE銘柄や高配当銘柄への底堅さにつながる可能性がある。その他、薄商いの中では物色対象が絞られやすく、個別材料のほか需給要因等を手掛かりとしたところにシフトしやすい。来週にはTOPIXリバランスも控えており、郵政グループ3社へも向かいやすいだろう。
週明けは実質2016年相場となるため、年内と言うよりは来年を意識したテーマ株物色などが強まりやすい。ディーラー等も短期売買が中心とはいえ、来週に入れば、フットワークは軽くなるだろう。
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