指数マイナスも日銀ETF買入れに安心感
[16/08/26]
提供元:株式会社フィスコ
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オープニングコメント
26日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になろう。25日の米国市場は続落だった。利上げに前向きな要人発言が相次ぐ中、売りが優勢の展開に。7月耐久財受注が予想を上回ったことを好感する局面もみられたが、イエレン議長講演を控えており、積極的な売買は手控えられていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の16505円だった。この流れを受けて、16500円処でのこう着相場になりそうだ。
もっとも、利上げに前向きな発言が続いており、円相場は小動きながらも若干円安に振れて推移している。極端な円安には振れ難いだろうが、やや安心感につながりそうだ。また、昨日は日銀のETF買入れが行われた。結果的には日経平均、TOPIXいずれもプラス圏をキープできなかったが、このところは倍増した額を買わないのではないかとの見方もされていたこともあり、一定の安心感につながろう。
買わざるを得ない状況がくる可能性があるなかでは、引き続き売り込みづらい需給状況であろう。また、イエレン議長講演を控えるなか、売り方の買戻しも意識されそうであり、こう着ながらも底堅さが意識されそうだ。
<AK>
もっとも、利上げに前向きな発言が続いており、円相場は小動きながらも若干円安に振れて推移している。極端な円安には振れ難いだろうが、やや安心感につながりそうだ。また、昨日は日銀のETF買入れが行われた。結果的には日経平均、TOPIXいずれもプラス圏をキープできなかったが、このところは倍増した額を買わないのではないかとの見方もされていたこともあり、一定の安心感につながろう。
買わざるを得ない状況がくる可能性があるなかでは、引き続き売り込みづらい需給状況であろう。また、イエレン議長講演を控えるなか、売り方の買戻しも意識されそうであり、こう着ながらも底堅さが意識されそうだ。
<AK>