過熱警戒も資金は中小型株へ
[17/05/30]
提供元:株式会社フィスコ
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オープニングコメント
30日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続こう。29日の米国はメモリアルデーの祝日で休場だったこともあり、引き続き海外勢のフローは限られよう。また、FBIのコミー前長官は、30日以降に上院情報委員会の公聴会で証言する予定でもあり、改めてトランプ政権の政治混乱リスクへの警戒が重しになる可能性がある。そのため、祝日明けの米国市場の動向を見極めたいとする模様眺めムードが強そうだ。
その他、米雇用統計など重要指標の発表も予定されている。足元の底堅い値動きから先高観は強いだろうが、FOMC議事録で6月の利上げが決定的となるなか、米雇用統計等での反応も限られる可能性がある。円安に振れづらいなか、日本株への支援材料は限られる状況。
そのため資金の流れは中小型株に向かいやすいとみておきたい。とはいえ、中小型株についても業績を評価する動きとはいえ、一部の銘柄に集中する流れが続いており、過熱感が警戒されるところ。良好な需給状況のなかで弱気になる必要はないものの、資金の逃げ足の速さが強まりやすく、やや慎重姿勢が必要といったところ。
(村瀬智一)
<AK>
その他、米雇用統計など重要指標の発表も予定されている。足元の底堅い値動きから先高観は強いだろうが、FOMC議事録で6月の利上げが決定的となるなか、米雇用統計等での反応も限られる可能性がある。円安に振れづらいなか、日本株への支援材料は限られる状況。
そのため資金の流れは中小型株に向かいやすいとみておきたい。とはいえ、中小型株についても業績を評価する動きとはいえ、一部の銘柄に集中する流れが続いており、過熱感が警戒されるところ。良好な需給状況のなかで弱気になる必要はないものの、資金の逃げ足の速さが強まりやすく、やや慎重姿勢が必要といったところ。
(村瀬智一)
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