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こう着の中で中小型株にシフト

オープニングコメント
 24日の日本株市場は、米株高が材料視されるも、こう着感の強い相場展開になりそうだ。23日のNYダウは171ドル高となった。主要企業の好決算が相次いでいることが好感されているが、世界経済の成長減速への懸念が根強いほか、29日に予定されている大統領による一般教書演説の中止(延期)を民主党が求めるなど、連邦政府機関の閉鎖で対立が続いていることが重石となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の20545円となり、節目の20500円を挟んでのこう着といったところであろう。円相場は1ドル109円50銭台で推移している。

 米国ではIBMがアナリスト予想を上回る決算を発表したほか、ユナイテッド・テクノロジーズ、プロクター&ギャンブル、コムキャストなどの好決算が相次いでいる。日本も来週から決算発表が本格化することになろうが、業績修正や観測など出やすいタイミングとなることもあり、業績を手掛かりとした個別対応になりそうである。

 昨日は市場の関心が日銀会合に集まる中、結果は「変更なし」であった。ETF買い入れの配分比率変更への警戒が強まっていたファーストリテ<9983>にはショートカバーが向かう格好となり、反対に中小型株への売りが意識され、日経平均に対してTOPIXの下落率が上回っていた。また、需給変動が警戒されるなかでこれを避ける動きから、マザーズ銘柄の一角に資金が集中しており、マザーズ指数は3日ぶりに反発となった。

 日銀会合が通過したことからETFに絡んだ思惑的なイベントも通過し、改めて米中通商協議などの外部要因を睨みつつ、来週から本格化する決算等の個別材料を手掛かりとした物色に向かうことになりそうだ。米中通商協議への不透明感が強まる局面においては、より個別対応になりやすく、且つ、マザーズなどの中小型株にシフトしやすいだろう。


<AK>

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