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短期的な割り切りスタンス

オープニングコメント
 18日の日本株市場は、不安定な相場展開になりそうだ。17日の米国市場ではNYダウは115ドル安となった。トランプ大統領が追加関税を示唆したことで中国が反発、米中貿易摩擦を巡る先行き懸念が強まっている。また、住宅着工・建設許可件数が予想を下振れたことも嫌気されている。一方で、地区連銀経済報告(ベージュブック)では、前回同様に米経済が緩やかに拡大したことが指摘された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の21330円となり、一時21300円を下回る局面もみられた。円相場は1ドル107円90銭台と円高に振れて推移している。

 昨日の日経平均は終値では25日線や75日線を上回っており、一先ず支持線として意識された格好であった。ただし、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行の展開が意識される中、ややギャップダウンからのスタートで支持線を割り込む可能性がありそうだ。外部環境の不透明要因等から、売買代金は11営業日連続で2兆円を下回る状況が続いており、自律反発も期待しづらい需給状況であろう。

 また、米国では取引終了後にネットフリックスが発表した4-6月期決算は、一株利益は予想を上振れたものの、売上高は下振れた。時間外では弱含みに推移していることもあり、米決算を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいところではある。

 とは言え、ポジションがロングに傾いているとは考えづらく、下にも大きくトレンドは出難いところである。薄商いの中をファンド等によるシステムトレード的な商いが中心とみられており、方向感は掴みづらいところだろう。また、決算を手掛かりとした個別での物色が目立っているが、買い一巡後には急速に値を消すなど資金の逃げ足も速く、短期筋の値幅取り狙いの売買も手掛けづらさが窺える。短期的な割り切りスタンスになりそうだ。


<AK>

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