四国電力、ヤマトHD、パナソニックなど
[14/03/24]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<6752> パナソニック 1201 +68買い先行。今期営業利益は前期比80%増の2900億円前後に達し、従来予想を200億円ほど上回る見通しと報じられている。市場想定どおりでサプライズは乏しいと見られるものの、全体地合いが改善するなかで、家電業界内での勝ち組との評価が改めて高まる状況にも。また、今期は3%増の3000億円強になる見通しとも伝わっている。市場予想3300億円弱は大きく下振れる格好だが、現段階では保守的な前提とも捉えられているようだ。
<9064> ヤマトHD 2110 +72買い優勢。中国のチャイナポストと提携して、日本企業の商品を中国全土に宅配するサービスを開始すると報じられている。中国最大の物流企業との提携により、中国での需要の取り込みが期待されることから、同社サービスへの期待感が先行する展開となっているもよう。一方で、先週末には業績予想を下方修正、市場コンセンサスも下回る水準ながら、下振れ懸念自体は強かったため、アク抜け材料としても捉えられる格好に。
<9507> 四国電力 1371 -17さえない。シティでは投資評価を「2」から「3」へ格下げしている。伊方3号機の再開時期の遅れ、伊方2号機の再開スケジュールに不透明感が強いことなどから、来期以降のEPS水準は市場の期待値以下にとどまる可能性が高いと指摘。PBR水準には相対的な割高感があるとも。なお、北海道電力<9509>もシティの格下げを受けて軟調な展開が目立っている。
<5707> 東邦亜鉛 311 +10買い先行。先週末に業績予想の上方修正を発表している。通期営業利益は従来予想の35億円から53億円、前期比約10倍の水準にまで上方修正している。市場予想も会社計画並みであったと見られ、インパクトが強まる状況に。為替相場の円安進行、操業改善などによる豪州鉱山会社の赤字幅縮小などが背景に。非鉄市況の落ち着きなども支援材料となっている。
<6839> 船井電機 1017 -75大幅続落で年初来安値を更新。先週末に業績予想の下方修正を発表、通期営業損益は5億円の黒字予想から51億円の赤字にまで減額修正している。北米やメキシコにおけるフィリップスブランドの液晶テレビなどの損失が発生、第4四半期は在庫処分のために採算が大きく悪化するもよう。赤字転落は避けられないと見られていたが、市場想定以上の下方修正幅となっている。在庫処分に伴う来期の回復に対しても、楽観的な見方は強まらず。
<5741> UMCJ 402 -1モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を520円としている。現在の不透明な金属市況の状況下では、「非金属市況連動」銘柄として業界内で相対的に優位との指摘。また、合併シナジー効果、海外事業の寄与による成長期待値の上振れなどが想定されるとみているようだ。来週初の統合効果説明会なども目先のカタリストとして注目しているようだ。
<8622> 水戸証券 452 +38急伸。先週末、単元株式数の1000株から100株への変更、並びに、期末配当金を9円にすると発表している。年間配当金は16円となり、前期比では4円の増配となる。配当利回りは3.9%の水準となり、利回り妙味が高まる状況になっているようだ。また、配当性向30%程度となるよう業績に応じて配当を行っていくとしているほか、自己株式の取得についても機動的に実施していくとしており、株主還元の強化と受け止められる形に。
<6740> JDI 711 -46続落、一時は上場来の安値を更新している。先週末も地合い悪化に押される形で、買い先行後に伸び悩む展開となっていた。上値の重さを意識で本日も処分売りが優勢となっている。今週は、サイバーダイン<7779>など期待値の高いIPOも予定されており、短期資金の換金売り圧力などは強まりやすいもよう。また、PER水準などからは依然として割高感が拭えないとの見方も強い。
<6366> 千代建 1313 -28さえない。ゴールドマン・サックス(GS)が投資判断を「中立」から「売り」に格下げ、目標株価も1450円から1200円に引き下げており、弱材料視しているとみられる。受注見通し、並びに、業績予想などを下方修正しているもよう。米Cameron LNG後のパイプラインは細いと指摘、直近の業界動向やリスクを踏まえると、大型新規案件受注の可能性は乏しいと考えているようだ。
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<9064> ヤマトHD 2110 +72買い優勢。中国のチャイナポストと提携して、日本企業の商品を中国全土に宅配するサービスを開始すると報じられている。中国最大の物流企業との提携により、中国での需要の取り込みが期待されることから、同社サービスへの期待感が先行する展開となっているもよう。一方で、先週末には業績予想を下方修正、市場コンセンサスも下回る水準ながら、下振れ懸念自体は強かったため、アク抜け材料としても捉えられる格好に。
<9507> 四国電力 1371 -17さえない。シティでは投資評価を「2」から「3」へ格下げしている。伊方3号機の再開時期の遅れ、伊方2号機の再開スケジュールに不透明感が強いことなどから、来期以降のEPS水準は市場の期待値以下にとどまる可能性が高いと指摘。PBR水準には相対的な割高感があるとも。なお、北海道電力<9509>もシティの格下げを受けて軟調な展開が目立っている。
<5707> 東邦亜鉛 311 +10買い先行。先週末に業績予想の上方修正を発表している。通期営業利益は従来予想の35億円から53億円、前期比約10倍の水準にまで上方修正している。市場予想も会社計画並みであったと見られ、インパクトが強まる状況に。為替相場の円安進行、操業改善などによる豪州鉱山会社の赤字幅縮小などが背景に。非鉄市況の落ち着きなども支援材料となっている。
<6839> 船井電機 1017 -75大幅続落で年初来安値を更新。先週末に業績予想の下方修正を発表、通期営業損益は5億円の黒字予想から51億円の赤字にまで減額修正している。北米やメキシコにおけるフィリップスブランドの液晶テレビなどの損失が発生、第4四半期は在庫処分のために採算が大きく悪化するもよう。赤字転落は避けられないと見られていたが、市場想定以上の下方修正幅となっている。在庫処分に伴う来期の回復に対しても、楽観的な見方は強まらず。
<5741> UMCJ 402 -1モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を520円としている。現在の不透明な金属市況の状況下では、「非金属市況連動」銘柄として業界内で相対的に優位との指摘。また、合併シナジー効果、海外事業の寄与による成長期待値の上振れなどが想定されるとみているようだ。来週初の統合効果説明会なども目先のカタリストとして注目しているようだ。
<8622> 水戸証券 452 +38急伸。先週末、単元株式数の1000株から100株への変更、並びに、期末配当金を9円にすると発表している。年間配当金は16円となり、前期比では4円の増配となる。配当利回りは3.9%の水準となり、利回り妙味が高まる状況になっているようだ。また、配当性向30%程度となるよう業績に応じて配当を行っていくとしているほか、自己株式の取得についても機動的に実施していくとしており、株主還元の強化と受け止められる形に。
<6740> JDI 711 -46続落、一時は上場来の安値を更新している。先週末も地合い悪化に押される形で、買い先行後に伸び悩む展開となっていた。上値の重さを意識で本日も処分売りが優勢となっている。今週は、サイバーダイン<7779>など期待値の高いIPOも予定されており、短期資金の換金売り圧力などは強まりやすいもよう。また、PER水準などからは依然として割高感が拭えないとの見方も強い。
<6366> 千代建 1313 -28さえない。ゴールドマン・サックス(GS)が投資判断を「中立」から「売り」に格下げ、目標株価も1450円から1200円に引き下げており、弱材料視しているとみられる。受注見通し、並びに、業績予想などを下方修正しているもよう。米Cameron LNG後のパイプラインは細いと指摘、直近の業界動向やリスクを踏まえると、大型新規案件受注の可能性は乏しいと考えているようだ。
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