キッツ、ツクイ、日本化薬など
[14/06/10]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<9983> ファストリテ 34335 -545伸び悩む。ユニクロにおいて、8月以降に売り出す商品の価格を5%前後引き上げる見通しと報じられている。原材料費の上昇などを反映する形だが、一斉値上げは初めてとなるもよう。収益性の向上を期待する動きも先行したが、客数減に対する懸念は残るといった見方。全体相場が想定以上に伸び悩んだことも逆風に。
<8306> 三菱UFJ 602 +7買い優勢。メリルリンチ(ML)では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も710円から810円に引き上げている。モルガン・スタンレー(MS)など米国業務の拡大、アユタヤの寄与、無担保ローン、M&A関連など、かつてと異なる収益項目が揃って拡大すると見込まれ、将来的には連単差が安定的に3000億円規模に達して他行を圧倒することになると指摘している。
<6498> キッツ 565 +43急伸。大和が投資判断を「3」から「1」に、一気に2段階格上げしたことが評価材料となっている。目標株価は700円に設定のようだ。最大のポイントは6年ぶりに実施する値上げ効果で、今期は18億円程度の営業利益寄与が期待できるとしている。需要自体も全般的に緩やかな回復基調、建築設備や半導体産業向けのほか、海外プラント向けにも期待と。
<6513> オリジン電気 315 +13しっかり。家庭の太陽光発電システム向けパワコンに参入すると報じられている。電圧の上昇を抑制でき、売電収入を最大1.5倍程度にまで高められるもよう。今夏からサンプル品の供給を開始、初年度1000台の販売を目指すようだ。市場規模の大きい分野であり、短期的な業績への寄与なども期待される格好に。
<4272> 日本化薬 1308 +17買い優勢。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も1300円から1700円に引き上げている。今期は触媒売上の端境期となって減益が見込まれるが、来期はレミケードのバイオシミラーの本格寄与で35%増益、過去最高益を更新すると予想している。化学セクター内での成長領域、自動車と医薬関連事業をともに主力としている同社の優位性は高いと指摘。
<2371> カカクコム 1793 -95後場に入って下げ幅を広げる。前引け後に自己株式の取得終了を発表、需給妙味の後退が売り材料になっている。5月13日に自己株式の取得を発表、その後の株価反発のきっかけにつながっていた。取得期間は8月14日までとしていたが、昨日の段階で取得上限となる50億円の取得を終了したようだ。
<5741> UACJ 360 +18強い動きが目立つ。UBSでは投資判断「バイ」、目標株価550円を継続しており、見直しのきっかけにもつながっているようだ。UBSでは、足元でアルミ板の出荷は想定線で推移、タイ政情不安による影響もほとんどないなど、実体ビジネスは順調であると指摘している。タイの立ち上げ負担などに対する警戒感を背景に、足元まで株価はきつい下げとなっていたため、買い安心感も強まる状況のようだ。
<9509> 北海道電力 746 +29まちまちの電力セクターの中では強い動きが目立っている。シティでは投資評価を「2」から「1」に格上げ、目標株価は1050円を継続としている。政投銀の出資で債務超過リスクが限定的になったこと、8月頃に見込まれる再値上げ実施で今期の最終黒字転換が想定されること、長期的には泊3号機の稼働が予想されることなどを格上げの背景に。なお、シティでは東北電力<9506>も買い推奨に格上げしている。
<2398> ツクイ 935 -35さえない。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」へ格下げしている。目標株価は1500円から1100円に引き下げへ。今期業績は想定以上に先行投資負担が嵩み利益の伸び悩みが予想されること、来年度介護報酬改定議論の本格化で、夏場から秋以降は業績に対する不透明感が高まると予想されることなどを懸念、株価の上値も重くなると考えているようだ。
<4989> イハラケミカル 843 +21買い優勢。前日に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は15億円から21.7億円に上方修正している。新規除草剤の前倒し出荷、海外向けの販売増などが背景に。第1四半期の大幅増益決算から業績上振れ期待は高かったと見られるが、先にクミアイ化学<4996>が第2四半期の業績失速で売り優勢の展開となっていたため、業績鈍化への警戒感も高まりつつあったものとみられる。ストレートに上振れ決算を評価する流れに。
<FA>
<8306> 三菱UFJ 602 +7買い優勢。メリルリンチ(ML)では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も710円から810円に引き上げている。モルガン・スタンレー(MS)など米国業務の拡大、アユタヤの寄与、無担保ローン、M&A関連など、かつてと異なる収益項目が揃って拡大すると見込まれ、将来的には連単差が安定的に3000億円規模に達して他行を圧倒することになると指摘している。
<6498> キッツ 565 +43急伸。大和が投資判断を「3」から「1」に、一気に2段階格上げしたことが評価材料となっている。目標株価は700円に設定のようだ。最大のポイントは6年ぶりに実施する値上げ効果で、今期は18億円程度の営業利益寄与が期待できるとしている。需要自体も全般的に緩やかな回復基調、建築設備や半導体産業向けのほか、海外プラント向けにも期待と。
<6513> オリジン電気 315 +13しっかり。家庭の太陽光発電システム向けパワコンに参入すると報じられている。電圧の上昇を抑制でき、売電収入を最大1.5倍程度にまで高められるもよう。今夏からサンプル品の供給を開始、初年度1000台の販売を目指すようだ。市場規模の大きい分野であり、短期的な業績への寄与なども期待される格好に。
<4272> 日本化薬 1308 +17買い優勢。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も1300円から1700円に引き上げている。今期は触媒売上の端境期となって減益が見込まれるが、来期はレミケードのバイオシミラーの本格寄与で35%増益、過去最高益を更新すると予想している。化学セクター内での成長領域、自動車と医薬関連事業をともに主力としている同社の優位性は高いと指摘。
<2371> カカクコム 1793 -95後場に入って下げ幅を広げる。前引け後に自己株式の取得終了を発表、需給妙味の後退が売り材料になっている。5月13日に自己株式の取得を発表、その後の株価反発のきっかけにつながっていた。取得期間は8月14日までとしていたが、昨日の段階で取得上限となる50億円の取得を終了したようだ。
<5741> UACJ 360 +18強い動きが目立つ。UBSでは投資判断「バイ」、目標株価550円を継続しており、見直しのきっかけにもつながっているようだ。UBSでは、足元でアルミ板の出荷は想定線で推移、タイ政情不安による影響もほとんどないなど、実体ビジネスは順調であると指摘している。タイの立ち上げ負担などに対する警戒感を背景に、足元まで株価はきつい下げとなっていたため、買い安心感も強まる状況のようだ。
<9509> 北海道電力 746 +29まちまちの電力セクターの中では強い動きが目立っている。シティでは投資評価を「2」から「1」に格上げ、目標株価は1050円を継続としている。政投銀の出資で債務超過リスクが限定的になったこと、8月頃に見込まれる再値上げ実施で今期の最終黒字転換が想定されること、長期的には泊3号機の稼働が予想されることなどを格上げの背景に。なお、シティでは東北電力<9506>も買い推奨に格上げしている。
<2398> ツクイ 935 -35さえない。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」へ格下げしている。目標株価は1500円から1100円に引き下げへ。今期業績は想定以上に先行投資負担が嵩み利益の伸び悩みが予想されること、来年度介護報酬改定議論の本格化で、夏場から秋以降は業績に対する不透明感が高まると予想されることなどを懸念、株価の上値も重くなると考えているようだ。
<4989> イハラケミカル 843 +21買い優勢。前日に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は15億円から21.7億円に上方修正している。新規除草剤の前倒し出荷、海外向けの販売増などが背景に。第1四半期の大幅増益決算から業績上振れ期待は高かったと見られるが、先にクミアイ化学<4996>が第2四半期の業績失速で売り優勢の展開となっていたため、業績鈍化への警戒感も高まりつつあったものとみられる。ストレートに上振れ決算を評価する流れに。
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