ソフトバンク、ディップ、日本新薬など(訂正)
[14/06/17]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
本日の注目個別銘柄
<9984> ソフトバンク 7483 -190売り優勢。アリババが1-3月期の決算を発表、増収率は前年同期の62%増から39%増に鈍化、営業利益率も前年同期比で低下しているもよう。高い増収率は続いているものの、モメンタムの低下が嫌気される形となり、米ヤフーなどは下げが目立つ展開となっている。同社にもネガティブな見方が先行へ。なお、今期の米国事業の営業損益を1000億円規模の黒字にする方針と伝わっているが、特に目立った好反応は見られていない。
<8801> 三井不動産 3387 +151買い優勢。前日に公募価格が決定、目先の安心感も強まる形となっているようだ。発行価格は3138円、前日の終値から3%安い水準となり、資金調達額は最大で3289億円になるもよう。ヘッジ売り需要の一巡など需給の改善を想定する動きに。また、ジェフリーズでは新規に「バイ」格付けで4200円目標、大手不動産のトップピックと位置づけているようだ。
<4902> コニカミノルタ 930 +54買い優勢。JPモルガン(JPM)では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げしている。目標株価は1100円を据え置きへ。業績予想をIFRSベースでの予想に変更、今期営業利益は従来予想の680億円から800億円へ引き上げている。日本基準ベースの会社予想は620億円だが、IFRS移行に伴い100億円程度の押し上げ効果を見込んでいるもよう。
<2379> ディップ 2743 +122買い優勢。前日に業績予想の上方修正を発表しており、評価材料につながっている。上半期営業利益は4.7億円から7.5億円に、通期では22.5億円から25.3億円に、それぞれ上方修正している。アルバイト求人サイト「バイトル」において、求人需要の高まりが継続していることなどが背景のようだ。前期も相次いで上方修正を発表、株価の大幅な水準訂正につながっていった。
<8355> 静岡銀行 1059 +35上げ目立つ。前日に自己株式の取得を発表しており、目先の需給改善期待が高まる格好になっているようだ。発行済み株式数の1.59%に当たる1000万株を上限としており、取得期間は7月1日から7月29日まで。前回4月に実施した際は、上限2000万株を2ヶ月で取得した実績がある。
<4516> 日本新薬 2615 +224連日の大幅高。引き続き、肺高血圧症治療薬の良好な試験結果が評価材料視されている。野村では、成功確率を50%から90%に引き上げ、高収益率の自社新薬の登場により利益成長は加速すると判断している。また、中期的な株主還元の拡充も視野に入り、19年3月期配当金は63円と、2014年3月期実績23円の約3倍と予想。目標株価は2800円から3500円にまで引き上げている。
<6465> ホシザキ 5070 +225強い動きが目立つ。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断「買い」を継続、目標株価を6200円にまで引き上げている。国内の4-5月の売上トレンドにより、消費増税後の反動減は会社想定に対して限定的に推移していることが確認できたとしている。また、海外事業は2ケタ成長、収益性改善が継続しているとも推定しているもよう。つれて、今12月期以降の業績予想を上方修正している。
<8001> 伊藤忠 1280 +33しっかり。ROEを早期に15%にまで引き上げる方針と報じられている。これによって、自己資本の膨張を抑える意味でも、利益に連動した配当金の増加などが期待される状況に。また、自社株買いについても、新中期経営計画で検討していく方針と伝わっており、今後の株主還元策の強化が想定される状況となっているもよう。
<1606> 海洋掘削 5280 -140朝方は大幅続伸。石油資源、国際帝石とともに、メタンハイドレートの日本近海での産出試験に向けた技術支援を受託したと発表している。産出試験の実施を計画しているJOGMECから受託して、掘削方法や産出試験システムといった技術情報などを提供する。同社の活躍余地の広がりなどが期待される状況に。ただ、連日の株価上昇の反動もあって、次第に利食い売りが優勢にも。
<4063> 信越化学 6050 +4もみ合い。UBSでは投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしている。目標株価は6600円を継続へ。収益は着実な成長期待があるものの、ROEの改善が進まないことは大きな課題であると指摘している。一方、シティでは、5月のシリコンウエハー世界出荷量は前年同月比約10%増、前月比約5%増となり、約2年ぶりに過去最高を更新したもようとも伝えている。シリコンウエハーの想定以上の出荷好調は、株価の下支えにつながっているようだ。
<FA>
<8801> 三井不動産 3387 +151買い優勢。前日に公募価格が決定、目先の安心感も強まる形となっているようだ。発行価格は3138円、前日の終値から3%安い水準となり、資金調達額は最大で3289億円になるもよう。ヘッジ売り需要の一巡など需給の改善を想定する動きに。また、ジェフリーズでは新規に「バイ」格付けで4200円目標、大手不動産のトップピックと位置づけているようだ。
<4902> コニカミノルタ 930 +54買い優勢。JPモルガン(JPM)では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げしている。目標株価は1100円を据え置きへ。業績予想をIFRSベースでの予想に変更、今期営業利益は従来予想の680億円から800億円へ引き上げている。日本基準ベースの会社予想は620億円だが、IFRS移行に伴い100億円程度の押し上げ効果を見込んでいるもよう。
<2379> ディップ 2743 +122買い優勢。前日に業績予想の上方修正を発表しており、評価材料につながっている。上半期営業利益は4.7億円から7.5億円に、通期では22.5億円から25.3億円に、それぞれ上方修正している。アルバイト求人サイト「バイトル」において、求人需要の高まりが継続していることなどが背景のようだ。前期も相次いで上方修正を発表、株価の大幅な水準訂正につながっていった。
<8355> 静岡銀行 1059 +35上げ目立つ。前日に自己株式の取得を発表しており、目先の需給改善期待が高まる格好になっているようだ。発行済み株式数の1.59%に当たる1000万株を上限としており、取得期間は7月1日から7月29日まで。前回4月に実施した際は、上限2000万株を2ヶ月で取得した実績がある。
<4516> 日本新薬 2615 +224連日の大幅高。引き続き、肺高血圧症治療薬の良好な試験結果が評価材料視されている。野村では、成功確率を50%から90%に引き上げ、高収益率の自社新薬の登場により利益成長は加速すると判断している。また、中期的な株主還元の拡充も視野に入り、19年3月期配当金は63円と、2014年3月期実績23円の約3倍と予想。目標株価は2800円から3500円にまで引き上げている。
<6465> ホシザキ 5070 +225強い動きが目立つ。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断「買い」を継続、目標株価を6200円にまで引き上げている。国内の4-5月の売上トレンドにより、消費増税後の反動減は会社想定に対して限定的に推移していることが確認できたとしている。また、海外事業は2ケタ成長、収益性改善が継続しているとも推定しているもよう。つれて、今12月期以降の業績予想を上方修正している。
<8001> 伊藤忠 1280 +33しっかり。ROEを早期に15%にまで引き上げる方針と報じられている。これによって、自己資本の膨張を抑える意味でも、利益に連動した配当金の増加などが期待される状況に。また、自社株買いについても、新中期経営計画で検討していく方針と伝わっており、今後の株主還元策の強化が想定される状況となっているもよう。
<1606> 海洋掘削 5280 -140朝方は大幅続伸。石油資源、国際帝石とともに、メタンハイドレートの日本近海での産出試験に向けた技術支援を受託したと発表している。産出試験の実施を計画しているJOGMECから受託して、掘削方法や産出試験システムといった技術情報などを提供する。同社の活躍余地の広がりなどが期待される状況に。ただ、連日の株価上昇の反動もあって、次第に利食い売りが優勢にも。
<4063> 信越化学 6050 +4もみ合い。UBSでは投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしている。目標株価は6600円を継続へ。収益は着実な成長期待があるものの、ROEの改善が進まないことは大きな課題であると指摘している。一方、シティでは、5月のシリコンウエハー世界出荷量は前年同月比約10%増、前月比約5%増となり、約2年ぶりに過去最高を更新したもようとも伝えている。シリコンウエハーの想定以上の出荷好調は、株価の下支えにつながっているようだ。
<FA>