アシックス、ヤマハ発動機、日立など
[14/07/04]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<3382> 7&iHD 4447 +89買い優勢。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は775億円で前年同期比5%増、セブンイレブンが2ケタ増益となり、けん引役となる格好に。先に観測報道が伝わっていたこともあり、市場予想との比較ではインパクトが乏しいものの、他社比較での業績の安定感の強さ、中心事業の収益力の高まりなどを評価する動きが優勢になっている。メリルリンチ(ML)では投資判断「バイ」継続で、目標株価を4600円から5000円に引き上げている。
<6632> JVCケンウッド 251 +26買い優勢。ZMPが自動運転技術の開発用キット「アイザック」を開発したと報じられている。米インテルから出資を受けて開発した製品の第1弾になるようだ。18年には売上高100億円の事業を目指すとされている。同社はZMPと合弁会社を展開、資本提携関係にもあることで、買い材料へとつながっているようだ。なお、同社の他にも、パイオニア<6773>が大幅高となるなど、カーナビ関連の強い動きが本日も目立っている。
<8830> 住友不動産 4400 +38しっかり。野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も4320円から5250円に引き上げている。法人税率の引き下げに伴い、純利益予想を上方修正しているようだ。また、日本橋駅上で「日本橋 2丁目ビル」を開発中であるが、都心のオフィス賃貸需給がタイト化してきたことから、高めの募集賃料で、時間をかけながら利益の極大化が追求されることになると期待しているもよう。なお、野村では、三井不動産<8801>や三菱地所<8802>の目標株価も引き上げている。
<6444> サンデン 601 +27上げ目立つ。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を550円から630円に引き上げている。第1四半期営業利益は25億円を予想、上半期計画を達成すると見ているようだ。カーエアコンコンプレッサーの計画比超過、コンビニ向けショーケースの上振れなどが背景。通期予想は会社計画70億円に対して95億円まで上方修正しているもよう。
<5408> 中山製鋼所 86 +4買い優勢。同業他社との経営統合などを含めた提携に取り組む方針を明らかにしたと伝わっている。大阪製鐵<5449>や合同製鐵<5410>、共英製鋼<5440>などが候補になるとみられているようだ。再編プレミアム、提携による業容再建などを期待する動きが優勢に。また、第1四半期業績は目標を達成できたとの社長コメントなども安心感につながる。
<7936> アシックス 2246 -46さえない。メリルリンチ(ML)では投資判断を「買い」から「中立」に格下げしており、売り材料へとつながっているようだ。目標株価は2500円としている。足元の業績は想定線で大きなサプライズはないが、今期営業利益は実質的には前年比微増益と踊り場感が出ると予想。ここまで株価は大きくアウトパフォームしており、フェアバリューに近づいたとの判断。
<8028> ファミリーマート 4350 0もみ合い。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は90.2億円で前年同期比11%減益、上半期の増益計画に対して低調なスタートになっている。出店関連費用の拡大が減益決算の背景となり、市場予想などもやや下振れる状況と見られる。ただ、通期予想は据え置きなどネガティブなインパクトも限定的、売り急ぐような展開にもなっていない。
<7272> ヤマハ発動機 1854 +81買い優勢。野村では9月の日経平均定期入れ替えにおいて、任天堂とともに同社を新規採用候補としている。採用された場合は230億円程度の買いインパクトとも試算しているようだ。また、足元の業績動向も順調との見方が多い。4-6月期営業利益は前年同期比4割程度の増益を見込む向きが多いようだ。
<5659> 日本精線 502 +22しっかり。強度や耐熱性などが従来よりも約1割近く高いばね材を開発したと報じられている。自動車や航空機のエンジン周辺で使われるばね部品などの需要を見込むとしている。付加価値なども高く、今後の収益寄与に対する期待感などが先行のようだ。年初来高値を約半年ぶりに更新、上値妙味なども広がる状況に。
<6501> 日立 775 +24続伸、強い動きが目立っている。第1四半期の好業績見通しが相次いで示されており、見直しの動きなどが強まる形のもようだ。ゴールドマン・サックス(GS)では、4-6月期営業利益は750億円で前年同期比35%増を予想、会社計画や市場予想を超過する可能性が高いことが見えてくる決算になるとしている。また、UBSでは、子会社がけん引役となって820億円にまで拡大すると見込んでいるようだ。
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<6632> JVCケンウッド 251 +26買い優勢。ZMPが自動運転技術の開発用キット「アイザック」を開発したと報じられている。米インテルから出資を受けて開発した製品の第1弾になるようだ。18年には売上高100億円の事業を目指すとされている。同社はZMPと合弁会社を展開、資本提携関係にもあることで、買い材料へとつながっているようだ。なお、同社の他にも、パイオニア<6773>が大幅高となるなど、カーナビ関連の強い動きが本日も目立っている。
<8830> 住友不動産 4400 +38しっかり。野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も4320円から5250円に引き上げている。法人税率の引き下げに伴い、純利益予想を上方修正しているようだ。また、日本橋駅上で「日本橋 2丁目ビル」を開発中であるが、都心のオフィス賃貸需給がタイト化してきたことから、高めの募集賃料で、時間をかけながら利益の極大化が追求されることになると期待しているもよう。なお、野村では、三井不動産<8801>や三菱地所<8802>の目標株価も引き上げている。
<6444> サンデン 601 +27上げ目立つ。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を550円から630円に引き上げている。第1四半期営業利益は25億円を予想、上半期計画を達成すると見ているようだ。カーエアコンコンプレッサーの計画比超過、コンビニ向けショーケースの上振れなどが背景。通期予想は会社計画70億円に対して95億円まで上方修正しているもよう。
<5408> 中山製鋼所 86 +4買い優勢。同業他社との経営統合などを含めた提携に取り組む方針を明らかにしたと伝わっている。大阪製鐵<5449>や合同製鐵<5410>、共英製鋼<5440>などが候補になるとみられているようだ。再編プレミアム、提携による業容再建などを期待する動きが優勢に。また、第1四半期業績は目標を達成できたとの社長コメントなども安心感につながる。
<7936> アシックス 2246 -46さえない。メリルリンチ(ML)では投資判断を「買い」から「中立」に格下げしており、売り材料へとつながっているようだ。目標株価は2500円としている。足元の業績は想定線で大きなサプライズはないが、今期営業利益は実質的には前年比微増益と踊り場感が出ると予想。ここまで株価は大きくアウトパフォームしており、フェアバリューに近づいたとの判断。
<8028> ファミリーマート 4350 0もみ合い。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は90.2億円で前年同期比11%減益、上半期の増益計画に対して低調なスタートになっている。出店関連費用の拡大が減益決算の背景となり、市場予想などもやや下振れる状況と見られる。ただ、通期予想は据え置きなどネガティブなインパクトも限定的、売り急ぐような展開にもなっていない。
<7272> ヤマハ発動機 1854 +81買い優勢。野村では9月の日経平均定期入れ替えにおいて、任天堂とともに同社を新規採用候補としている。採用された場合は230億円程度の買いインパクトとも試算しているようだ。また、足元の業績動向も順調との見方が多い。4-6月期営業利益は前年同期比4割程度の増益を見込む向きが多いようだ。
<5659> 日本精線 502 +22しっかり。強度や耐熱性などが従来よりも約1割近く高いばね材を開発したと報じられている。自動車や航空機のエンジン周辺で使われるばね部品などの需要を見込むとしている。付加価値なども高く、今後の収益寄与に対する期待感などが先行のようだ。年初来高値を約半年ぶりに更新、上値妙味なども広がる状況に。
<6501> 日立 775 +24続伸、強い動きが目立っている。第1四半期の好業績見通しが相次いで示されており、見直しの動きなどが強まる形のもようだ。ゴールドマン・サックス(GS)では、4-6月期営業利益は750億円で前年同期比35%増を予想、会社計画や市場予想を超過する可能性が高いことが見えてくる決算になるとしている。また、UBSでは、子会社がけん引役となって820億円にまで拡大すると見込んでいるようだ。
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