岩谷産業、古河電池、栄研化学など
[14/08/29]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<8088> 岩谷産業 812 +32買い先行。経済産業省では15年度から、燃料電池車向け水素ステーションの新施設に対して補助金を増やすと報じられている。あらためて水素ステーションの建設が進展していくとの期待が優勢になり、同社や三菱化工機<6331>などに関心が向かう格好に。また、同社に関しては、東京タワー近辺に水素ステーションを建設との発表も前日に行っている。
<6773> パイオニア 323 -5売り先行。シャープ<6753>との資本提携解消を発表、シャープは同社株を3000万株、発行済み株式数の8.05%を保有しており、保有株売却に伴う需給悪化懸念が先行している。ただ、主力のカーエレ分野は、自動車の電装化が進む中で重要性も高まっており、売却株式の受け皿となり得る企業などは多いといった見方も。下落幅は限定的にとどまっている。なお、合弁で展開している光ディスク事業は継続していく方向のようだ。
<6963> ローム 6640 +340買い優勢。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も5600円から8000円に引き上げている。第1四半期の好決算を反映、今期営業利益は会社計画255億円に対して、前期比71%増の405億円にまで上方修正しているもよう。自動車の電装化に伴う半導体需要の増加を織り込んだとしている。
<2678> アスクル 2500 +104しっかり。前日に8月の月次動向を発表している。単体売上高は前年同月比13.1%増となり、6月の同7.8%増、5月の同8.0%増などから増収率は伸長する格好に。BtoB事業の復調などが背景に。JPモルガン(JPM)では、売上は回復ステージにあり、第1四半期決算を受けていったんは悪材料出尽くしとなる可能性があるとしている。
<3002> グンゼ 294 +17買い優勢。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も300円から385円に引き上げている。メディカル事業の収益力が増していることを評価している。成長カタリストとして縫合補強材を挙げており、グローバル医療機器大手との提携効果によって、今後は欧米向けの販売が拡大していくと想定しているようだ。
<4548> 生化学工業 1896 +242前日のストップ高に続いて大幅高。引き続き、三菱UFJの高評価が買い材料視される格好に。目標株価は4000円としており、依然として2倍以上の開きとなっている。最大の成長ドライバーとなる腰椎椎間板ヘルニア治療薬が来年2-5月に国内販売開始予定、つれて、同社の業績と株価は数段レベルアップしたステージに上がると予想へ。
<6937> 古河電池 790 +100ストップ高。世界初となる紙製容器でできた非常用マグネシウム空気電池を発売と発表しており、期待材料視される格好のようだ。水や海水を入れるだけで発電することができ、多くの携帯機器に電力を供給することが可能となるもよう。こうしたマグネシウム空気電池を開発したとの報道は以前から伝わっているが、12月中旬に発売と発売計画が明らかになるなど、製品開発の進展確認があらためて期待感を高めさせている。
<7718> スター精密 1465 +109上げ目立つ。みずほ証券では投資判断「買い」継続で、目標株価を1700円から2000円に引き上げている。営業利益の7割を占める工作機械、その4割を占める欧州向けの回復、積極的な株主還元施策、スマホでのカード決済市場拡大に伴うモバイルプリンタの拡大などを評価ポイントとしている。第2四半期決算などがカタリストになっていくとみているもよう。
<4549> 栄研化学 1834 +116買い優勢。長崎大学が同社と共同で、エボラ出血熱の新診断技術を開発したと報じられている。約30分で診断でき、高価な専用検査装置がない場所でも使えるとされている。同社が開発した「RT−LAMP法」がこの新技術に使われているようだ。エボラ出血熱の対策関連銘柄として台頭する状況にも。
<5714> DOWA 933 -24さえない。本日は非鉄金属セクターが不動産株に続いて業種別下落率の第2位となっている。昨日の海外市場で銅市況が大きく下落したことが弱材料視されているもよう。また、豪州産鉄鉱石のスポット価格下落などで、欧米の資源株が軒並み安となっていることに連動する動きにも。
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<6773> パイオニア 323 -5売り先行。シャープ<6753>との資本提携解消を発表、シャープは同社株を3000万株、発行済み株式数の8.05%を保有しており、保有株売却に伴う需給悪化懸念が先行している。ただ、主力のカーエレ分野は、自動車の電装化が進む中で重要性も高まっており、売却株式の受け皿となり得る企業などは多いといった見方も。下落幅は限定的にとどまっている。なお、合弁で展開している光ディスク事業は継続していく方向のようだ。
<6963> ローム 6640 +340買い優勢。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も5600円から8000円に引き上げている。第1四半期の好決算を反映、今期営業利益は会社計画255億円に対して、前期比71%増の405億円にまで上方修正しているもよう。自動車の電装化に伴う半導体需要の増加を織り込んだとしている。
<2678> アスクル 2500 +104しっかり。前日に8月の月次動向を発表している。単体売上高は前年同月比13.1%増となり、6月の同7.8%増、5月の同8.0%増などから増収率は伸長する格好に。BtoB事業の復調などが背景に。JPモルガン(JPM)では、売上は回復ステージにあり、第1四半期決算を受けていったんは悪材料出尽くしとなる可能性があるとしている。
<3002> グンゼ 294 +17買い優勢。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も300円から385円に引き上げている。メディカル事業の収益力が増していることを評価している。成長カタリストとして縫合補強材を挙げており、グローバル医療機器大手との提携効果によって、今後は欧米向けの販売が拡大していくと想定しているようだ。
<4548> 生化学工業 1896 +242前日のストップ高に続いて大幅高。引き続き、三菱UFJの高評価が買い材料視される格好に。目標株価は4000円としており、依然として2倍以上の開きとなっている。最大の成長ドライバーとなる腰椎椎間板ヘルニア治療薬が来年2-5月に国内販売開始予定、つれて、同社の業績と株価は数段レベルアップしたステージに上がると予想へ。
<6937> 古河電池 790 +100ストップ高。世界初となる紙製容器でできた非常用マグネシウム空気電池を発売と発表しており、期待材料視される格好のようだ。水や海水を入れるだけで発電することができ、多くの携帯機器に電力を供給することが可能となるもよう。こうしたマグネシウム空気電池を開発したとの報道は以前から伝わっているが、12月中旬に発売と発売計画が明らかになるなど、製品開発の進展確認があらためて期待感を高めさせている。
<7718> スター精密 1465 +109上げ目立つ。みずほ証券では投資判断「買い」継続で、目標株価を1700円から2000円に引き上げている。営業利益の7割を占める工作機械、その4割を占める欧州向けの回復、積極的な株主還元施策、スマホでのカード決済市場拡大に伴うモバイルプリンタの拡大などを評価ポイントとしている。第2四半期決算などがカタリストになっていくとみているもよう。
<4549> 栄研化学 1834 +116買い優勢。長崎大学が同社と共同で、エボラ出血熱の新診断技術を開発したと報じられている。約30分で診断でき、高価な専用検査装置がない場所でも使えるとされている。同社が開発した「RT−LAMP法」がこの新技術に使われているようだ。エボラ出血熱の対策関連銘柄として台頭する状況にも。
<5714> DOWA 933 -24さえない。本日は非鉄金属セクターが不動産株に続いて業種別下落率の第2位となっている。昨日の海外市場で銅市況が大きく下落したことが弱材料視されているもよう。また、豪州産鉄鉱石のスポット価格下落などで、欧米の資源株が軒並み安となっていることに連動する動きにも。
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