クボタ、ソニー、ヤマウラなど
[14/09/18]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
本日の注目個別銘柄
<6758> ソニー 1940 -183.5売り優勢。前日に発表した業績予想の下方修正が売り材料視されている。スマホ営業権の全額減損1800億円を反映、通期営業損益は従来予想の1400億円の黒字から一転して400億円の赤字に減額修正している。減損計上は想定内といえ、減損の規模が大きいこと、構造改革プランも同時に発表すると期待されていたこと、無配転落を発表していることなどがネガティブに捉えられる格好に。また、通期予想は再度の下方修正リスクがあるといった見方も。
<1514> 住石HD 136 +16急伸。住石マテリアルズが豪州の石炭鉱山運営会社から提起されていた控訴審について、同社の主張が認められて勝訴となっている。これを好材料視した買いが短期資金中心に流入しているものと観測される。想定通りの特別利益計上の実現性が高まり、それに伴う復配の可能性なども高まる状況と捉えられる。
<6326> クボタ 1642.5 +31.5買い先行。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げしている。目標株価は1500円から2000円に引き上げへ。懸念材料は織り込まれたが、中国、タイ売上高は今後回復に転じる見通しと。増配に加えて、来期業績は2ケタ増益に転じ、2 期ぶりの過去最高益更新が期待可能と評価。2015年の注目銘柄と位置づけているようだ。
<1780> ヤマウラ 419 +39買い気配から急伸。株主優待制度の一部変更を発表している。2000円相当の地場商品群に関して、これまで500株以上の保有株主であったものを100株以上に変更している。これにより、配当と株主優待を併せた利回りは前日終値基準で6.6%に達することになり、利回り妙味から権利取りの動きが活発化する格好になっているようだ。
<2175> エスエムエス 2727 +183上げ目立つ。上半期の業績予想を上方修正、営業利益は従来予想の8.4億円から12.1億円にまで上方修正している。採用や新規投資の遅れによって、コストが想定よりも膨らんでいないようだ。売上はほぼ計画線での推移となっている。また、米ワサッチAの保有比率上昇なども前日には伝わっている。
<8170> アデランス 1452 -72売り優勢。前日にCBの発行、並びに、自己株式の取得実施を発表している。自己株式の取得は本日の立会い外取引で実施している。取得価額は1524円、発行済み株式数の5.3%強に当たる196万8500株を取得した。スティール・パートナーズが売却に応じた可能性もあるとされているようだ。一方、CB100億円を発行、株式転換に伴う希薄化を抑える条項を盛り込んではいるが、全て転換された場合の希薄化は11.7%程度となり、潜在的な希薄化を警戒する動きが先行へ。
<6361> 荏原 655 +21買い優勢。クレディ・スイス(CS)では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を800円から820円に引き上げている。今期は先行固定費負担増をこなしつつ過去最高益を更新、初のネット・キャッシュに転じる見通しと評価。配当金も7.5円から10円程度への増配が期待可能と。米シェール関連事業のほか、高採算のアフター事業強化や拡大、原子力ポンプ需要の回復、中国の水不足を背景としたポンプ需要増などが成長分野にもなり得るとしている。
<6773> パイオニア 305 -9続落。ホームAV事業やDJ機器事業を相次ぎ売却、事業の選択と集中を一段と強化させているものの、足元では株価のさえない動きが目立つ。16日の事業方針説明会に向けて、期待感が高まっていたこともあり、短期的な出尽くし感にもつながっているようだ。具体的な経営数値目標が示されなかったほか、カーエレ事業の成長戦略についても抽象的な内容が中心であり、カーエレ事業の牽引による成長ストーリーを織り込むには時期尚早との見方にも。
<8570> イオンFS 2344 -53軟調。JPモルガン(JPM)では投資判断を新規に「アンダーウェイト」、目標株価を2300円としている。国内事業のPER水準は、同業他社比較で割高との指摘。前年度の利益が証券化益などで高くなっており、今後の増益へのハードルが上がっていることなどを考慮しているもよう。なお、営業力での競争優位性は高く、海外事業も好調と評価はしている。
<FA>
<1514> 住石HD 136 +16急伸。住石マテリアルズが豪州の石炭鉱山運営会社から提起されていた控訴審について、同社の主張が認められて勝訴となっている。これを好材料視した買いが短期資金中心に流入しているものと観測される。想定通りの特別利益計上の実現性が高まり、それに伴う復配の可能性なども高まる状況と捉えられる。
<6326> クボタ 1642.5 +31.5買い先行。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げしている。目標株価は1500円から2000円に引き上げへ。懸念材料は織り込まれたが、中国、タイ売上高は今後回復に転じる見通しと。増配に加えて、来期業績は2ケタ増益に転じ、2 期ぶりの過去最高益更新が期待可能と評価。2015年の注目銘柄と位置づけているようだ。
<1780> ヤマウラ 419 +39買い気配から急伸。株主優待制度の一部変更を発表している。2000円相当の地場商品群に関して、これまで500株以上の保有株主であったものを100株以上に変更している。これにより、配当と株主優待を併せた利回りは前日終値基準で6.6%に達することになり、利回り妙味から権利取りの動きが活発化する格好になっているようだ。
<2175> エスエムエス 2727 +183上げ目立つ。上半期の業績予想を上方修正、営業利益は従来予想の8.4億円から12.1億円にまで上方修正している。採用や新規投資の遅れによって、コストが想定よりも膨らんでいないようだ。売上はほぼ計画線での推移となっている。また、米ワサッチAの保有比率上昇なども前日には伝わっている。
<8170> アデランス 1452 -72売り優勢。前日にCBの発行、並びに、自己株式の取得実施を発表している。自己株式の取得は本日の立会い外取引で実施している。取得価額は1524円、発行済み株式数の5.3%強に当たる196万8500株を取得した。スティール・パートナーズが売却に応じた可能性もあるとされているようだ。一方、CB100億円を発行、株式転換に伴う希薄化を抑える条項を盛り込んではいるが、全て転換された場合の希薄化は11.7%程度となり、潜在的な希薄化を警戒する動きが先行へ。
<6361> 荏原 655 +21買い優勢。クレディ・スイス(CS)では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を800円から820円に引き上げている。今期は先行固定費負担増をこなしつつ過去最高益を更新、初のネット・キャッシュに転じる見通しと評価。配当金も7.5円から10円程度への増配が期待可能と。米シェール関連事業のほか、高採算のアフター事業強化や拡大、原子力ポンプ需要の回復、中国の水不足を背景としたポンプ需要増などが成長分野にもなり得るとしている。
<6773> パイオニア 305 -9続落。ホームAV事業やDJ機器事業を相次ぎ売却、事業の選択と集中を一段と強化させているものの、足元では株価のさえない動きが目立つ。16日の事業方針説明会に向けて、期待感が高まっていたこともあり、短期的な出尽くし感にもつながっているようだ。具体的な経営数値目標が示されなかったほか、カーエレ事業の成長戦略についても抽象的な内容が中心であり、カーエレ事業の牽引による成長ストーリーを織り込むには時期尚早との見方にも。
<8570> イオンFS 2344 -53軟調。JPモルガン(JPM)では投資判断を新規に「アンダーウェイト」、目標株価を2300円としている。国内事業のPER水準は、同業他社比較で割高との指摘。前年度の利益が証券化益などで高くなっており、今後の増益へのハードルが上がっていることなどを考慮しているもよう。なお、営業力での競争優位性は高く、海外事業も好調と評価はしている。
<FA>