東レ、日ガイシ、日本製鋼所など
[14/11/20]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<7261> マツダ 2979.5 +99続伸。円安メリットの代表銘柄として注目度の高まる状況となっている。日銀総裁会見なども受けて、為替市場では円売り・ドル買いの動きが一段と強まる格好に。1ドル=118円台、07年8月以来の水準まで円安が進んでいる。また、同社は欧州売上比率も高い状況だが、対ユーロでの円安も急速に進んでおり、今後の収益インパクトが期待される形にも。本日は円安メリットの大きいとされる自動車株が総じて買い優勢となっている。
<3402> 東レ 930 +56.2反発。2007年以来の900円台に突入している。トヨタ<7203>の燃料電池車「MIRAI」に炭素繊維が採用されたと発表。自動車の構造部品で、炭素繊維樹脂シートが量産車に使われるのは業界で初めてのもようだ。車体の軽量化が必要な燃料電池車の普及に伴って、自動車での炭素繊維採用が拡大するとの期待にもつながる状況へ。先にはボーイングからの大量受注も伝わっているが、一段の支援材料となってきている。
<2440> ぐるなび 1666 +150大幅反発。アメリカの旅行サイト運営会社「トリップアドバイザー」と提携することで合意と報じられており、買い材料視される展開になっているようだ。訪日外国人客の増加傾向が続く中、シナジー効果が期待できるといった見方が優勢に。自己株式の取得終了で足元は利食い売りが優勢となっていたなか、押し目買いの動きが強まる展開に。
<5631> 日本製鋼所 417 -12軟調。SMBC日興証券では投資判断「3」を継続で、目標株価を350円から330円にまで引き下げている。今期営業利益は82億円から75億円に、来期は96億円から88億円に下方修正。電力・原子力事業の受注環境は来期まで厳しく、受注回復は17.3期以降と予想しているようだ。圧力容器の上流工程の稼働は低い水準が継続、依然として減損リスクも存在すると考えているもよう。
<4829> 日本エンタープライズ 560 +80ストップ高。子会社のHighLabが、ゲームアプリ『ひっぱれ!ネコPing プラネット』(iOS 版)をApp Storeで配信開始と発表している。先行配信中の『ひっぱれ!ネコPing プラネット』(Android 版)では既に累計ダウンロード数40万を超えており、無料ランキングの上位となっている。また、コンピュータ理工学を専門とする会津大学発のベンチャー企業である会津ラボの子会社化も発表、今後のアプリ開発力の高まりなども期待される状況に。
<2004> 昭和産業 470 +28急伸。特に材料は観測されていないとみられるが、セブンイレブンのドーナツ販売開始報道を受けて、思惑を高める声などもあるようだ。報道では、ドーナツは取引先企業が専用工場で製造するとされている。ちなみに、同社では、2005年にはスウィングベーカリーを設立、セブンイレブン向けのオリジナル菓子パン、惣菜パン、ドーナツ類を供給する生産拠点を着工している。なお、同社は金の食パンの共同開発先ともなっている。
<4848> フルキャスト 503 +24人気化。一部証券紙では注目銘柄に取り上げており、短期資金の関心が集まる展開になっているもよう。人材需要が好調であり、今期業績は予想上限レンジを上回る可能性もあるとしている。決算発表後は出尽くし感が先行したものの、足元では下げ止まりつつあり、今後の持ち直しが期待できるとしているようだ。
<5333> 日ガイシ 2777 +96しっかり。クレディ・スイス(CS)では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を2820円から2980円に引き上げている。今期営業利益は595億円から604億円に上方修正、会社計画560億円を上回るとみているようだ。来期予想も672億円から696億円へ引き上げ。セラミックス事業の利益上方修正を反映のもよう。なお、買収手続き中の日鉄住金エレクトロデバイスの寄与があれば、来期営業利益は750億円水準に到達する可能性とも。
<6770> アルプス 2249 +19堅調。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断「買い」を継続で、コンビクション・リストに新規採用、目標株価を2160円から2720円に引き上げている。来年度のOIS採用拡大が想定以上に強い可能性が台頭として、来期も大幅増収増益前提に変更している。つれて、来期PER10倍は魅力的だとの評価。なお、16.3期営業利益は従来の475億円から570億円、前期比27%増益に上方修正している。
<FA>
<3402> 東レ 930 +56.2反発。2007年以来の900円台に突入している。トヨタ<7203>の燃料電池車「MIRAI」に炭素繊維が採用されたと発表。自動車の構造部品で、炭素繊維樹脂シートが量産車に使われるのは業界で初めてのもようだ。車体の軽量化が必要な燃料電池車の普及に伴って、自動車での炭素繊維採用が拡大するとの期待にもつながる状況へ。先にはボーイングからの大量受注も伝わっているが、一段の支援材料となってきている。
<2440> ぐるなび 1666 +150大幅反発。アメリカの旅行サイト運営会社「トリップアドバイザー」と提携することで合意と報じられており、買い材料視される展開になっているようだ。訪日外国人客の増加傾向が続く中、シナジー効果が期待できるといった見方が優勢に。自己株式の取得終了で足元は利食い売りが優勢となっていたなか、押し目買いの動きが強まる展開に。
<5631> 日本製鋼所 417 -12軟調。SMBC日興証券では投資判断「3」を継続で、目標株価を350円から330円にまで引き下げている。今期営業利益は82億円から75億円に、来期は96億円から88億円に下方修正。電力・原子力事業の受注環境は来期まで厳しく、受注回復は17.3期以降と予想しているようだ。圧力容器の上流工程の稼働は低い水準が継続、依然として減損リスクも存在すると考えているもよう。
<4829> 日本エンタープライズ 560 +80ストップ高。子会社のHighLabが、ゲームアプリ『ひっぱれ!ネコPing プラネット』(iOS 版)をApp Storeで配信開始と発表している。先行配信中の『ひっぱれ!ネコPing プラネット』(Android 版)では既に累計ダウンロード数40万を超えており、無料ランキングの上位となっている。また、コンピュータ理工学を専門とする会津大学発のベンチャー企業である会津ラボの子会社化も発表、今後のアプリ開発力の高まりなども期待される状況に。
<2004> 昭和産業 470 +28急伸。特に材料は観測されていないとみられるが、セブンイレブンのドーナツ販売開始報道を受けて、思惑を高める声などもあるようだ。報道では、ドーナツは取引先企業が専用工場で製造するとされている。ちなみに、同社では、2005年にはスウィングベーカリーを設立、セブンイレブン向けのオリジナル菓子パン、惣菜パン、ドーナツ類を供給する生産拠点を着工している。なお、同社は金の食パンの共同開発先ともなっている。
<4848> フルキャスト 503 +24人気化。一部証券紙では注目銘柄に取り上げており、短期資金の関心が集まる展開になっているもよう。人材需要が好調であり、今期業績は予想上限レンジを上回る可能性もあるとしている。決算発表後は出尽くし感が先行したものの、足元では下げ止まりつつあり、今後の持ち直しが期待できるとしているようだ。
<5333> 日ガイシ 2777 +96しっかり。クレディ・スイス(CS)では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を2820円から2980円に引き上げている。今期営業利益は595億円から604億円に上方修正、会社計画560億円を上回るとみているようだ。来期予想も672億円から696億円へ引き上げ。セラミックス事業の利益上方修正を反映のもよう。なお、買収手続き中の日鉄住金エレクトロデバイスの寄与があれば、来期営業利益は750億円水準に到達する可能性とも。
<6770> アルプス 2249 +19堅調。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断「買い」を継続で、コンビクション・リストに新規採用、目標株価を2160円から2720円に引き上げている。来年度のOIS採用拡大が想定以上に強い可能性が台頭として、来期も大幅増収増益前提に変更している。つれて、来期PER10倍は魅力的だとの評価。なお、16.3期営業利益は従来の475億円から570億円、前期比27%増益に上方修正している。
<FA>