キッツ、アスクル、東ソーなど
[15/01/19]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<6753> シャープ 230 -22売り優勢。今3月期最終損益は数百億円規模の赤字に転落する見通しとの観測報道が伝わっている。従来予想は300億円の黒字、市場予想も200億円超の黒字であったと見られる。主力製品の採算悪化、特別損失の計上などが響くもよう。来期までの中期計画も撤回する方向とされている。今期は業績モメンタムの改善傾向が強まっていただけに、ネガティブなインパクトにつながっているようだ。
<9104> 商船三井 376 +9買い優勢。JPモルガン(JPM)では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も380円から470円に引き上げている。海運セクターに対する強気スタンスを維持するなか、コンテナ船事業の利益改善を主因に来期は大幅な増益が想定されることで、過去12ヶ月ベースでの出遅れ感を埋めにいく展開を予想しているようだ。
<2678> アスクル 1919 -106下げ目立つ。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げしている。LOHACOの立ち上がりが想定よりも鈍く、800億円程度と推定される黒字化に必要な売上到達が後倒しになったため、今5月期以降の業績予想を下方修正、15.5期営業利益は70億円から57億円に、16.5期は97億円から75億円に引き下げている。
<6498> キッツ 538 +53寄り付きから急伸。特に材料は観測されていないが、燃料電池関連銘柄の人気化が続いており、関連の出遅れとして関心が高まる状況とみられる。とりわけ、同社のほか、宮入バルブ<6495>、ハマイ<6497>など、バルブメーカーの株価上昇が目立っている。他製品と比べて水素の充電時間を短縮できるバルブを開発など、関連分野では相対的に先行しているとの見方もあるもよう。
<3197> すかいらーく 1321 +72買い優勢で上場来の高値を更新。来12月期純利益は前期推定比48%増の140億円程度になりそうだとの観測報道が伝わっている。前回上場していた99.12期の最高益にほぼ並ぶ見通しと。市場コンセンサスは150億円程度であり、サプライズは限定的と見られるが、好業績のディフェンシブ銘柄に関心が集まりやすい中、短期的な買い安心感が相対的に強まる状況となっている。
<4042> 東ソー 611 +30しっかり。三菱UFJでは投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を560円から670円に引き上げている。今期営業利益は470億円から535億円に、来期は530億円から610億円にそれぞれ上方修正。円安や原燃料安が追い風で、来期は9期ぶりに最高益更新を予想している。今後はコンセンサス予想の切り上がりが想定されると。
<9024> 西武HD 2850 +139強い動き。メリルリンチ(ML)では目標株価を2300円から2750円に引き上げている。来期EBITDAが前期比5%前後増加すること、17年5月竣工予定の「東京ガーデンテラス」の工事進捗に伴うDCF価値の増加などを要因としている。なお、第3四半期営業利益は前年同期比10%増の426億円前後を予想しているようだ。
<9069> センコー 619 +28上げ目立つ。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も530円から730円に引き上げている。低収益業務を中心に運賃転嫁が加速すると予想されること、ランテックの業績寄与を増額したことなどを背景に業績予想を上方修正、来期営業利益は2割強の営業増益を予想しているようだ。
<9603> HIS 3755 +155買い優勢。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断「オーバーウェイト」を継続で、目標株価を4000円から4500円に引き上げている。原油安→燃料サーチャージ低下→国際線旅客需要の喚起といった流れを想定して、業績予想をコンセンサスの上限値並み水準にまで上方修正しているもよう。また、インバウンド関連として、明日の来日外国人数発表なども期待材料視へ。
<FA>
<9104> 商船三井 376 +9買い優勢。JPモルガン(JPM)では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も380円から470円に引き上げている。海運セクターに対する強気スタンスを維持するなか、コンテナ船事業の利益改善を主因に来期は大幅な増益が想定されることで、過去12ヶ月ベースでの出遅れ感を埋めにいく展開を予想しているようだ。
<2678> アスクル 1919 -106下げ目立つ。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げしている。LOHACOの立ち上がりが想定よりも鈍く、800億円程度と推定される黒字化に必要な売上到達が後倒しになったため、今5月期以降の業績予想を下方修正、15.5期営業利益は70億円から57億円に、16.5期は97億円から75億円に引き下げている。
<6498> キッツ 538 +53寄り付きから急伸。特に材料は観測されていないが、燃料電池関連銘柄の人気化が続いており、関連の出遅れとして関心が高まる状況とみられる。とりわけ、同社のほか、宮入バルブ<6495>、ハマイ<6497>など、バルブメーカーの株価上昇が目立っている。他製品と比べて水素の充電時間を短縮できるバルブを開発など、関連分野では相対的に先行しているとの見方もあるもよう。
<3197> すかいらーく 1321 +72買い優勢で上場来の高値を更新。来12月期純利益は前期推定比48%増の140億円程度になりそうだとの観測報道が伝わっている。前回上場していた99.12期の最高益にほぼ並ぶ見通しと。市場コンセンサスは150億円程度であり、サプライズは限定的と見られるが、好業績のディフェンシブ銘柄に関心が集まりやすい中、短期的な買い安心感が相対的に強まる状況となっている。
<4042> 東ソー 611 +30しっかり。三菱UFJでは投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を560円から670円に引き上げている。今期営業利益は470億円から535億円に、来期は530億円から610億円にそれぞれ上方修正。円安や原燃料安が追い風で、来期は9期ぶりに最高益更新を予想している。今後はコンセンサス予想の切り上がりが想定されると。
<9024> 西武HD 2850 +139強い動き。メリルリンチ(ML)では目標株価を2300円から2750円に引き上げている。来期EBITDAが前期比5%前後増加すること、17年5月竣工予定の「東京ガーデンテラス」の工事進捗に伴うDCF価値の増加などを要因としている。なお、第3四半期営業利益は前年同期比10%増の426億円前後を予想しているようだ。
<9069> センコー 619 +28上げ目立つ。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も530円から730円に引き上げている。低収益業務を中心に運賃転嫁が加速すると予想されること、ランテックの業績寄与を増額したことなどを背景に業績予想を上方修正、来期営業利益は2割強の営業増益を予想しているようだ。
<9603> HIS 3755 +155買い優勢。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断「オーバーウェイト」を継続で、目標株価を4000円から4500円に引き上げている。原油安→燃料サーチャージ低下→国際線旅客需要の喚起といった流れを想定して、業績予想をコンセンサスの上限値並み水準にまで上方修正しているもよう。また、インバウンド関連として、明日の来日外国人数発表なども期待材料視へ。
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