ディップ、黒田電気、久光製薬など
[15/07/13]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<6502> 東芝 372.5 -4.7売り優勢。証券取引等監視委員会では、第三者委員会の報告書を待って、不適切会計の本格的な調査に入ると報じられている。第三者委員会ではトップが関与していたと判断ともされている。東証では今後、「特設注意市場銘柄」に指定の見通しとも。事態の長期化を嫌気するほか、問題のさらなる深刻化に対する警戒感なども強まる状況となっているようだ。一部での楽観的な見方などもやや後退する方向に。
<8020> 兼松 220 +17買い優勢。大和では投資判断を新規に「2」、目標株価は280円と設定している。今後の業績は堅実な拡大傾向が予想されるとしているほか、PBR水準には割安感が強いと見ているもよう。堅実な利益成長と資本政策の自由度の高さを考えれば、中期にわたってROE10%以上を維持する可能性が高いとしているほか、事業絞込みと得意分野に特化した経営戦略も高く評価できると判断。
<3826> SI 713 +100ストップ高。先週末に第1四半期の決算を発表、営業損益は1.5億円の黒字となり、前年同期比では4.9億円の改善となっている。つれて、上期営業利益は1.3億円から2億円に上方修正している。前年度赤字決算からの収益回復傾向が確認できたことで、買い安心感が強まる状況となっている。なお、前期の収益悪化は大規模不採算案件の発生が背景となっている。
<2379> ディップ 13440 +1270大幅上昇。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は18億円で前年同期比倍増、上半期予想は19.1億円から24.2億円に上方修正している。修正値に対しても高い進捗率となっており、さらなる上振れ期待が高まる状況のようだ。同社は前期も4度の業績上方修正を行っている。また、1:5の株式分割実施も発表、最低売買単位の低下によって、流動性の向上なども期待されているようだ。
<7517> 黒田電気 2446 +204大幅反発。株主還元方針の策定、並びに、今期配当予想の上方修正を発表している。配当性向を40-65%の水準に設定する方針とし、今期年間配当金は従来の36円から94円にまで大幅に増配の計画。先週末の終値をベースとすると、配当利回りは4.2%程度の高水準になる。なお、投資ファンドのC&Iが請求していた村上氏ら4人の社外取締役選任提案には反対すると決議しているもよう。
<6432> 竹内製作 7620 +620大幅続伸。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は45.5億円で前年同期比51.6%増益となった。上半期計画78億円に対する進捗率は58%に達している。他の建設機械大手が中国向けなどを中心に苦戦する中、相対的な好業績を評価する動きが強まってもいるようだ。また、1:3の株式分割実施も発表、分割前をベースにすると年間配当金は36円から42円に実質6円の増配ともなる。
<4530> 久光製薬 4500 -250下げ目立つ。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は57.4億円で前年同期比25.0%増益、上半期計画127億円、同22.6%増益に対して順調な進捗となっている。ただ、第1四半期の市場予想は65億円前後であったとみられ、期待値には達していない状況のようだ。主力品である消炎鎮痛剤モーラステープの売上が伸び悩む格好に。
<8515> アイフル 379 +12買い先行。先週末、金融支援の対象債権に関わる債務の完済を発表している。借換え手続きであり、短期的な業績への影響は軽微とみられるが、資金調達環境の改善の表れなどとして、ポジティブな見方も強まっているようだ。みずほ証券では、調達環境の改善を通じて、長期的な無担保ローン貸付残高の拡大や調達コスト低減の可能性が高まってきたと指摘している。
<3048> ビックカメラ 1370 -49さえない。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は138.7億円で前年同期比19.3%減益、3-5月期では同45.8%の大幅減益となっている。インバウンド需要による業績上振れ期待もあったとみられるなか、失望感が先行する格好とみられる。また、天候不順によるエアコンの不振などで、6月の月次売上高が鈍化していることなども弱材料視へ。
<4523> エーザイ 8130 -193朝方からさえない動きが目立つ。先週末の米国市場ではバイオジェンの下げが目立った。同社と共同開発・共同販促で提携しているアルツハイマー新薬「BIIB037」の治験データが22日にも報告されるもようだが、一部で警戒感が指摘されたもよう。同社株にとっても目先の注目材料とされていただけに、警戒感が波及する格好のようだ。
<XH>
<8020> 兼松 220 +17買い優勢。大和では投資判断を新規に「2」、目標株価は280円と設定している。今後の業績は堅実な拡大傾向が予想されるとしているほか、PBR水準には割安感が強いと見ているもよう。堅実な利益成長と資本政策の自由度の高さを考えれば、中期にわたってROE10%以上を維持する可能性が高いとしているほか、事業絞込みと得意分野に特化した経営戦略も高く評価できると判断。
<3826> SI 713 +100ストップ高。先週末に第1四半期の決算を発表、営業損益は1.5億円の黒字となり、前年同期比では4.9億円の改善となっている。つれて、上期営業利益は1.3億円から2億円に上方修正している。前年度赤字決算からの収益回復傾向が確認できたことで、買い安心感が強まる状況となっている。なお、前期の収益悪化は大規模不採算案件の発生が背景となっている。
<2379> ディップ 13440 +1270大幅上昇。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は18億円で前年同期比倍増、上半期予想は19.1億円から24.2億円に上方修正している。修正値に対しても高い進捗率となっており、さらなる上振れ期待が高まる状況のようだ。同社は前期も4度の業績上方修正を行っている。また、1:5の株式分割実施も発表、最低売買単位の低下によって、流動性の向上なども期待されているようだ。
<7517> 黒田電気 2446 +204大幅反発。株主還元方針の策定、並びに、今期配当予想の上方修正を発表している。配当性向を40-65%の水準に設定する方針とし、今期年間配当金は従来の36円から94円にまで大幅に増配の計画。先週末の終値をベースとすると、配当利回りは4.2%程度の高水準になる。なお、投資ファンドのC&Iが請求していた村上氏ら4人の社外取締役選任提案には反対すると決議しているもよう。
<6432> 竹内製作 7620 +620大幅続伸。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は45.5億円で前年同期比51.6%増益となった。上半期計画78億円に対する進捗率は58%に達している。他の建設機械大手が中国向けなどを中心に苦戦する中、相対的な好業績を評価する動きが強まってもいるようだ。また、1:3の株式分割実施も発表、分割前をベースにすると年間配当金は36円から42円に実質6円の増配ともなる。
<4530> 久光製薬 4500 -250下げ目立つ。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は57.4億円で前年同期比25.0%増益、上半期計画127億円、同22.6%増益に対して順調な進捗となっている。ただ、第1四半期の市場予想は65億円前後であったとみられ、期待値には達していない状況のようだ。主力品である消炎鎮痛剤モーラステープの売上が伸び悩む格好に。
<8515> アイフル 379 +12買い先行。先週末、金融支援の対象債権に関わる債務の完済を発表している。借換え手続きであり、短期的な業績への影響は軽微とみられるが、資金調達環境の改善の表れなどとして、ポジティブな見方も強まっているようだ。みずほ証券では、調達環境の改善を通じて、長期的な無担保ローン貸付残高の拡大や調達コスト低減の可能性が高まってきたと指摘している。
<3048> ビックカメラ 1370 -49さえない。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は138.7億円で前年同期比19.3%減益、3-5月期では同45.8%の大幅減益となっている。インバウンド需要による業績上振れ期待もあったとみられるなか、失望感が先行する格好とみられる。また、天候不順によるエアコンの不振などで、6月の月次売上高が鈍化していることなども弱材料視へ。
<4523> エーザイ 8130 -193朝方からさえない動きが目立つ。先週末の米国市場ではバイオジェンの下げが目立った。同社と共同開発・共同販促で提携しているアルツハイマー新薬「BIIB037」の治験データが22日にも報告されるもようだが、一部で警戒感が指摘されたもよう。同社株にとっても目先の注目材料とされていただけに、警戒感が波及する格好のようだ。
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