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アイフル、キーエンス、 三晃金属など

本日の注目個別銘柄
<8515> アイフル 442 +17しっかり。先週末に8月の月次データが発表されている。無担保ローン残高は堅調に推移しているほか、4-8月累計で利息返還請求件数は前年同期比4%の減少となっているもよう。業界全体の傾向どおりであるが、あらためて業界環境の改善が確認される状況となっていることを評価する動きにも。

<4023> クレハ 413 -26さえない。東海東京証券では投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げしている。医薬品、農薬の減速に加え、機能製品の増益モメンタムを従来比緩やかに見直したことで、今期営業利益の減益幅は会社計画並に拡大すると予想しているようだ。今期営業利益は従来予想の165億円から130億円に、来期は202億円から152億円にそれぞれ下方修正へ。

<1979> 大氣社 2720 +131上げ目立つ。大和証券では投資判断を「3」から「2」に格上げしており、本日の買い手掛かり材料につながっている。良好な受注環境に加え、採算管理の徹底や資材のグローバル調達の推進など企業努力の成果によって、収益力は着実に高まっていると評価。今期営業利益は110億円で前期比27%増を予想、従来比7億円上方修正しているもよう。上方修正に加えて足元の株価調整でPERが低下、株価には割安感が浮上と判断している。

<3333> あさひ 1344 +89買い優勢。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は33.1億円で前年同期比17.5%増益となり、従来予想の30.7億円を上振れる着地になっている。第1四半期が同7.8%の減益決算であったことから、計画比上振れ着地にはポジティブなインパクトが強まる格好に。業績の季節性は高いものの、上半期営業利益は通期計画値を上回る水準にもなっている。

<6861> キーエンス 53330 +600堅調。シティグループ証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価は63000円を継続としている。中国経済の減速に加え、日米製造業軟化を示すデータが相次ぐなか、長期的な成長ドライバーや自助努力重視の経営理念を有する優良銘柄を選好すべきとの判断のようだ。サイクルを通して高い売上成長を達成してきた実績、高水準のROICなどが同社の評価対象と捉えている。

<1802> 大林組 1014 +14買い優勢。クレディ・スイス証券では建設セクターの第2四半期プレビューレポートをリリースしている。建設セクターの第2四半期決算では、通期計画の上方修正も相次ぐと予想しているが、全般的に堅調な業績が株価に織り込まれているなか、ポジティブサプライズを提供する企業は長谷工や同社になると予想している。資本政策の拡充の示唆なども想定しているようだ。なお、本日は建設株が全般的に買い先行となっている。

<5453> 東洋鋼鈑 358 -61下落率トップ。先週末に業績予想、並びに、配当予想の下方修正を発表しており、ネガティブなインパクトにつながっている。営業利益は上期計画を41億円から29億円に、通期計画を82億円から65億円に下方修正。鋼板関連事業における缶用材料・電池材、機能材料の販売数量が想定を下回る見通しとなったことが背景。また、上半期末配当金は従来予想の6円から5円に引き下げ。

<1514> 住石HD 108 +10急伸。先週末に業績上方修正を発表しており、買い手掛かり材料につながっているようだ。上方修正は、豪州の炭鉱会社発行のBクラス株式について、第2四半期末における受取配当金が4億円と確定したことに伴うもの。通期最終損益は従来予想の4.6億円から8.6億円に上方修正、EPS増加に伴う配当金引き上げ期待なども思惑視へ。

<1972> 三晃金属 248 +42急伸。先週末に発表した業績予想の上方修正が買い材料視されている。上半期営業利益は従来予想の5.1億円から8億円に、通期では14.8億円から24.5億円にまで上方修正、一転して増益予想としている。期末配当金予想も5円から7.5円、前期実績水準にまで引き上げている。原価管理強化に伴う完成工事総利益の想定以上の拡大が業績上振れの背景となったようだ。

<FA>

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