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HOYA、三井金属、新日鉄住金など

本日の注目個別銘柄
<2432> DeNA 2080 -365急速に伸び悩む。任天堂<7974>ではスマートゲームのサービス開始を来年3月に延期と発表しているようだ。任天堂は今年3月にスマホゲームへの参入を発表、資本・業務提携先の同社と準備を行っており、本日に詳細開示と伝わっていたなかで、期待感なども先行していた。年内の配信開始に向けて、具体的な内容の発表を予想する声は多かったとみられる。

<6301> コマツ 2011 +34.5しっかり。前日に上半期の決算を発表、下方修正の可能性が高いと見られていた通期予想は据置としており、想定以上に底堅い決算と評価されているようだ。上半期実績はコンセンサスを下振れているが想定の範囲内との見方、会社計画線上でもあるようだ。なお、下半期には、期初計画に含まれていなかった土地の売却益計上などは織り込んでいるようである。

<6923> スタンレー 2324 -380下落率2位。前日に発表した決算内容が嫌気されている。上半期営業利益は155億円で前年同期比14%減益、従来予想の184億円を大きく下回った。また、通期予想は430億円から388億円に下方修正している。実績値はアナリスト予想を40億円近く下振れたと見られる。通期でも会社計画並みであった市場予想を下振れる形になっている。中国自動車生産の減少などによる自動車機器事業の利益率低下が背景。

<8604> 野村HD 764 -23売り先行。前日に第2四半期の決算を発表している。最終利益は上振れ、上半期の配当金の水準もポジティブに捉えられるが、税前利益は市場予想を大きく下振れており、マイナス材料視されているようだ。最終利益の上振れは税金費用の減少が寄与した。税前利益の下振れは投資持分証券の評価損や経費の上ぶれが主因のようだ。また、第2四半期は海外事業が赤字、引き続き課題として残る状況にもなっている。

<6103> オークマ 962 +81急伸。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は98.8億円で前年同期比倍増、従来予想の90億円を上回る着地に。通期予想は190億円から210億円に上方修正している。通期の市場コンセンサス200億円を上回る増額となる格好に。先行きの受注減速懸念は拭えないものの、予想を上回る上方修正、年間配当金の引き上げなどを受けて、買戻しの動きが先行する格好にも。

<5706> 三井金属 233 -21急落。前日に発表した業績下方修正が嫌気されている。上半期経常利益は120億円の従来予想から61億円に、通期では360億円から180億円に下方修正。下振れは想定されていたものの、通期のコンセンサス予想は250億円レベルであり、予想以上の修正幅となる格好に。上半期は第1四半期決算発表時に続く下方修正。インジウム価格の一段の下落、マレーシアリンギット安の進行などが背景に。

<7741> HOYA 4856 +313上げ幅広げる。上半期決算と同時に発表した自己株式の取得が買い材料視されている。発行済み株式数の3.37%に当たる1400万株を上限としており、明日から来年の1月28日までを取得期限としている。取得した自己株式は消却を予定と。需給面での下支えにつながるとの期待感が先行。なお、上半期の税前利益は従来予想を上回る着地となり、コンセンサス予想もやや上振れと見られる。

<6807> 航空電子 2143 -64大幅安。前日に発表した上半期の決算がネガティブに捉えられている。上半期営業利益は124.4億円で前年同期比17.1%増益、従来計画通りの水準で着地した。7-9月期は市場予想を10億円強下回っており、前四半期比では減益の格好にも。コネクタ事業の収益性悪化が想定比下振れの背景のようだ。通期業績の上振れ期待などが後退する形に。

<5401> 新日鉄住金 2457.5 -26さえない。ゴールドマン・サックス証券(GS)では投資判断を「買い」から「中立」に格下げしている。従来はコンビクション・リストにも採用していたようだ。アジアの鋼材価格が長期的に低位で推移するとみられること、鋼材価格の国内プレミアム低下で国内市場の利ざやが縮小すること、為替前提の円高方向での見直しなどを織り込み、中期的な収益予想を下方修正のもよう。目先は自社株買い実施の可能性も低いとみている。

<6098> リクルート 3835 -20後場も一段高になる場面。本日の引けでTOPIXリバランスが実施される予定となっている。浮動株比率の変更に伴って、同社には買い需要が発生すると見込まれている。一部の試算では220億円程度の買い需要とされているようだ。売買インパクトは約3日分となる。同社のほか、ガンホー<3765>、武田薬品<4502>、丸紅<8002>などが相対的に大きいインパクトと試算されている。先回り買いの反動もあって、大引けは売りが優勢となった。

<XH>

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