象印、藤田観光、ワタミなど
[15/11/24]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<6988> 日東電工 8788 +442大幅反発。肝硬変治療薬について米FDAから優先承認審査制度の指定を受けたと発表している。潜在市場などは大きいとみられるなか、現状では肝硬変を完治するための特効薬はないため、市場の期待値も高いものと見られる。2018年の上市を目指す計画には、より実現性が高まる格好ともなり、事業領域の広がりを期待する動きに。
<3681> ブイキューブ 1823 +116大幅続伸。ドローンを利用した映像サービスを2016年春以降に始めると伝わっている。ドローンとウェブ会議サービスを組み合わせて、撮影した映像を現場から離れた場所で確認できるようにするもの。今週は米国市場が感謝祭の休日を挟むなど様子見ムードが強まりやすい中、「1億総活躍社会」の対策取りまとめなどが予定されており、政策期待関連銘柄には関心が高まりやすい状況とみられる。
<6474> 不二越 583 -17売り優勢。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げしている。目標株価も780円から700円に引き下げへ。想定以上の固定費増、中国向けベアリングや油圧機器、産業機械の需要減速など織り込んで、業績予想を下方修正しているもよう。業績けん引のドライバーがなく、カタリスト不足の状態が継続するとみている。
<6753> シャープ 150 +18続伸。先週末は貸借取引申し込み停止措置が実施されたことで、買戻しが優勢の展開となっていたが、本日もショートカバーが継続する格好と見られる。革新機構が経営再建を支援するのであれば、主力取引銀行であるみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行が債権放棄に踏み切る案が浮上と一部で伝わっている。財務体質の改善を思惑視する動きが強まっているようだ。
<7965> 象印 1981 +184大幅高。ゴールドマン・サックス証券(GS)では投資判断を新規に「買い」でコンビクション・リストに採用、目標株価を2500円としている。株価には、中国市場における拡大が十分に織り込まれていないと指摘。中国では、まずチャネルの整備を完了、足元は販促による拡販を行っているところであるが、今後持続的安定成長への道をたどると推定しているもよう。中国現地での売上は15.11期の90億円から、21.11期には4倍以上となる376億円までの成長を予想しているようだ。
<9722> 藤田観光 597 +49連日の急伸。先週末に、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を570円から720円に引き上げていることが引き続き材料視されている。改装効果やインバウンド需要により平均室料が上昇、箱根などリゾート事業も回復傾向にあり、業績予想を増額修正しているようだ。本日はインバウンド関連の一角が堅調な動きになっていることも支援に。
<5727> 東邦チタニウム 1308 -89下げ目立つ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、単価下落がマイナス材料と捉えているもよう。従来1 本だった「航空機向け」価格が、「エンジン向け」と、競合が激しくディスカウントされた「機体向け」の2本立てとなることで、実質的に平均単価は下落することが不可避と指摘している。また、寡占市場における競争激化によって、最悪シナリオは勝者なき消耗戦となることも考えられ、フル稼働後の利益成長は限定的の可能性とも。なお、本日は大阪チタニウム<5726>の下げ幅も大きくなっている。
<7522> ワタミ 906 +47後場入り後は買い優勢の展開に。期末配当金予想を従来の無配から10円にすると発表している。介護事業の売却に伴う財務状況の改善が見込まれることを背景としている。2期ぶりの復配となる。収益水準の改善などには依然として不透明感も残るが、大幅に売り長の需給状況にもあるため、買戻しの動きが先行する格好になっているようだ。
<7238> 曙ブレーキ 320 -11売り優勢。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価を440円から300円に引き下げている。業績悪化から株価のアップサイドは極めて小さいと考えているもよう。17.3期は北米拠点における種々の改善施策から営業黒字転換を期待するが、金融収支悪化や税金費用などを考慮すると、純損益は引き続き40億円程度の赤字が予想されるとしている。
<XH>
<3681> ブイキューブ 1823 +116大幅続伸。ドローンを利用した映像サービスを2016年春以降に始めると伝わっている。ドローンとウェブ会議サービスを組み合わせて、撮影した映像を現場から離れた場所で確認できるようにするもの。今週は米国市場が感謝祭の休日を挟むなど様子見ムードが強まりやすい中、「1億総活躍社会」の対策取りまとめなどが予定されており、政策期待関連銘柄には関心が高まりやすい状況とみられる。
<6474> 不二越 583 -17売り優勢。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げしている。目標株価も780円から700円に引き下げへ。想定以上の固定費増、中国向けベアリングや油圧機器、産業機械の需要減速など織り込んで、業績予想を下方修正しているもよう。業績けん引のドライバーがなく、カタリスト不足の状態が継続するとみている。
<6753> シャープ 150 +18続伸。先週末は貸借取引申し込み停止措置が実施されたことで、買戻しが優勢の展開となっていたが、本日もショートカバーが継続する格好と見られる。革新機構が経営再建を支援するのであれば、主力取引銀行であるみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行が債権放棄に踏み切る案が浮上と一部で伝わっている。財務体質の改善を思惑視する動きが強まっているようだ。
<7965> 象印 1981 +184大幅高。ゴールドマン・サックス証券(GS)では投資判断を新規に「買い」でコンビクション・リストに採用、目標株価を2500円としている。株価には、中国市場における拡大が十分に織り込まれていないと指摘。中国では、まずチャネルの整備を完了、足元は販促による拡販を行っているところであるが、今後持続的安定成長への道をたどると推定しているもよう。中国現地での売上は15.11期の90億円から、21.11期には4倍以上となる376億円までの成長を予想しているようだ。
<9722> 藤田観光 597 +49連日の急伸。先週末に、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を570円から720円に引き上げていることが引き続き材料視されている。改装効果やインバウンド需要により平均室料が上昇、箱根などリゾート事業も回復傾向にあり、業績予想を増額修正しているようだ。本日はインバウンド関連の一角が堅調な動きになっていることも支援に。
<5727> 東邦チタニウム 1308 -89下げ目立つ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、単価下落がマイナス材料と捉えているもよう。従来1 本だった「航空機向け」価格が、「エンジン向け」と、競合が激しくディスカウントされた「機体向け」の2本立てとなることで、実質的に平均単価は下落することが不可避と指摘している。また、寡占市場における競争激化によって、最悪シナリオは勝者なき消耗戦となることも考えられ、フル稼働後の利益成長は限定的の可能性とも。なお、本日は大阪チタニウム<5726>の下げ幅も大きくなっている。
<7522> ワタミ 906 +47後場入り後は買い優勢の展開に。期末配当金予想を従来の無配から10円にすると発表している。介護事業の売却に伴う財務状況の改善が見込まれることを背景としている。2期ぶりの復配となる。収益水準の改善などには依然として不透明感も残るが、大幅に売り長の需給状況にもあるため、買戻しの動きが先行する格好になっているようだ。
<7238> 曙ブレーキ 320 -11売り優勢。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価を440円から300円に引き下げている。業績悪化から株価のアップサイドは極めて小さいと考えているもよう。17.3期は北米拠点における種々の改善施策から営業黒字転換を期待するが、金融収支悪化や税金費用などを考慮すると、純損益は引き続き40億円程度の赤字が予想されるとしている。
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