アインHD、ディスコ、東燃ゼネなど
[15/11/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
本日の注目個別銘柄
<5232> 住友大阪セメ 477 -19さえない。前日にセメント協会では、10月のセメント販売実績を発表している。国内販売量は407万トンで前年同期比3.3%減となったもよう。中旬まではプラスだったものの、結局はマイナス着地となっている。また、11月20日までの国内販売量伸び率は一段と減少幅が広がっているようだ。国内ウェイトの高い同社にはネガティブなイメージが強まる状況のようだ。
<5713> 住友鉱 1412 +29続伸。資源価格の上昇を背景に、本日は非鉄金属セクターが業種別上昇率の3位になっている。銅市況は2%弱、ニッケル市況は3%強の上昇となった。背景として、中国が金属相場の下支えに動くといった思惑の高まりなどが挙げられるようだ。当局による貴金属の購入、業界での減産の方向性などが期待される状況に。非鉄金属大手の同社などには先行き期待も高まる形。
<3751> 日本アジアG 613 +100ストップ高比例配分。未定としていた今期の年間配当金を30円にすると発表している。第3四半期末に記念配当20円、期末に普通配当10円を実施する。前期実績は無配であった。前日終値をベースとすると、年間配当利回りは5.8%超の水準になるため、利回り妙味が一気に高まる状況となっている。
<5012> 東燃ゼネ 1189 -40売り優勢。大和証券が投資判断を「3」から「4」に格下げ、売り材料視されている。短期的に増配余地が乏しいと見込まれるほか、JXHDとの統合交渉が中長期的な配当水準の不透明感につながることを考慮すると、慎重な投資スタンスが推奨されるとしているもよう。株価を支えてきた高利回りプレミアムの剥落を警戒へ。
<3105> 日清紡 1468 -91大幅反落。前日に業績予想の下方修正を発表、通期営業利益は従来予想の200億円から140億円に減額修正している。子会社の日本無線が70億円予想から30億円に下方修正していることが主因、ソリューション・特機事業や通信機器事業の売上が下振れする格好に。また、繊維事業やブレーキ事業の海外子会社の業績も予想を下回るようだ。修正幅の大きさにはインパクトも。
<9627> アインHD 5760 -540大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は59億円で前年同期比40%増益、従来予想の53.1億円を上回っている。通期計画は前期比17%増益の134億円を据え置いている。会社計画を上回る大幅増益決算ではあるが、5-7月期の営業59%増益に対して、8-10月は27%増益にとどまっているなど、概ね想定された内容と捉えられる。来年4月の調剤報酬改定に対する警戒感は強いことから、短期的な利食い売りのきっかけ材料につながる形へ。
<6146> ディスコ 11810 +640上げ目立つ。TSMCでは、同社を含む3 社に計63.6 百万ドルの発注を行っているもよう。クレディ・スイス証券(CS)では、同社のInFO関連の受注はコンセンサス通りであるが、安心感につながるものと捉えているようだ。今後、総額で60-70億円の受注が期待できるとみているもよう。
<2749> JPHD 359 +11買い優勢。政府では前日、「一億総活躍社会」実現に向けた緊急対策を決定している。「出生率1.8の実現」に向けては、認可保育所の整備などで保育の受け皿を17年度末までに50万人分に拡大するなどとしている。現行計画の40万人分から上積みの格好に。保育園運営などの大手企業である同社には、あらためて政策メリットへの期待感が高まる状況にも。
<9031> 西日本鉄道 668 +23強い動き。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「バイ」継続、目標株価を800円から850円に引き上げている。空港経由など福岡都市圏へのアジア旅客流入、東京など沿線外のホテル展開といったインバウンド旅客が業績を牽引、業績予想を引き上げているようだ。将来的にはカタリストとなる天神再開発の寄与も想定、増益基調は続いていくと見込んでいる。
<XH>
<5713> 住友鉱 1412 +29続伸。資源価格の上昇を背景に、本日は非鉄金属セクターが業種別上昇率の3位になっている。銅市況は2%弱、ニッケル市況は3%強の上昇となった。背景として、中国が金属相場の下支えに動くといった思惑の高まりなどが挙げられるようだ。当局による貴金属の購入、業界での減産の方向性などが期待される状況に。非鉄金属大手の同社などには先行き期待も高まる形。
<3751> 日本アジアG 613 +100ストップ高比例配分。未定としていた今期の年間配当金を30円にすると発表している。第3四半期末に記念配当20円、期末に普通配当10円を実施する。前期実績は無配であった。前日終値をベースとすると、年間配当利回りは5.8%超の水準になるため、利回り妙味が一気に高まる状況となっている。
<5012> 東燃ゼネ 1189 -40売り優勢。大和証券が投資判断を「3」から「4」に格下げ、売り材料視されている。短期的に増配余地が乏しいと見込まれるほか、JXHDとの統合交渉が中長期的な配当水準の不透明感につながることを考慮すると、慎重な投資スタンスが推奨されるとしているもよう。株価を支えてきた高利回りプレミアムの剥落を警戒へ。
<3105> 日清紡 1468 -91大幅反落。前日に業績予想の下方修正を発表、通期営業利益は従来予想の200億円から140億円に減額修正している。子会社の日本無線が70億円予想から30億円に下方修正していることが主因、ソリューション・特機事業や通信機器事業の売上が下振れする格好に。また、繊維事業やブレーキ事業の海外子会社の業績も予想を下回るようだ。修正幅の大きさにはインパクトも。
<9627> アインHD 5760 -540大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は59億円で前年同期比40%増益、従来予想の53.1億円を上回っている。通期計画は前期比17%増益の134億円を据え置いている。会社計画を上回る大幅増益決算ではあるが、5-7月期の営業59%増益に対して、8-10月は27%増益にとどまっているなど、概ね想定された内容と捉えられる。来年4月の調剤報酬改定に対する警戒感は強いことから、短期的な利食い売りのきっかけ材料につながる形へ。
<6146> ディスコ 11810 +640上げ目立つ。TSMCでは、同社を含む3 社に計63.6 百万ドルの発注を行っているもよう。クレディ・スイス証券(CS)では、同社のInFO関連の受注はコンセンサス通りであるが、安心感につながるものと捉えているようだ。今後、総額で60-70億円の受注が期待できるとみているもよう。
<2749> JPHD 359 +11買い優勢。政府では前日、「一億総活躍社会」実現に向けた緊急対策を決定している。「出生率1.8の実現」に向けては、認可保育所の整備などで保育の受け皿を17年度末までに50万人分に拡大するなどとしている。現行計画の40万人分から上積みの格好に。保育園運営などの大手企業である同社には、あらためて政策メリットへの期待感が高まる状況にも。
<9031> 西日本鉄道 668 +23強い動き。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「バイ」継続、目標株価を800円から850円に引き上げている。空港経由など福岡都市圏へのアジア旅客流入、東京など沿線外のホテル展開といったインバウンド旅客が業績を牽引、業績予想を引き上げているようだ。将来的にはカタリストとなる天神再開発の寄与も想定、増益基調は続いていくと見込んでいる。
<XH>