住友商事、東祥、ドコモなど
[16/01/14]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<3688> VOYAGE 1586 +191一時ストップ高。フィンテック領域の研究開発を行う「FinTech Lab」を新設したと発表している。これまでも、ポイントを活用したマーケティングソリューション事業などを展開してきたが、今後、フィンテック領域に関する事例研究や関連企業・団体などとの接点を拡げていくほか、関連ベンチャー企業に対する積極投資なども行っていくようだ。依然として、株式市場ではフィンテック関連の材料には敏感に反応する状況に。
<4528> 小野薬品 18640 -1700大幅反落。バークレイズ証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げ。目標株価は16200円としている。国内での肺がんファーストラインへの期待値が高過ぎると見られること、胃がんでは米メルクが先行する可能性があることなどから、オプジーボへの期待は徐々にピークアウトしていくと考えているもようだ。
<3048> ビックカメラ 1065 +50逆行高。前日に第1四半期の決算を発表、ポジティブに捉えられているようだ。営業利益は32億円で前年同期比36%増益、上半期は9%増益予想であり、順調な進捗とみられている。デジタル商品や暖房機器は苦戦で売上高は減収となったが、粗利益率の上昇が収益向上につながった。12-1月にかけての販売モメンタム改善、子会社コジマの立ち直りの兆しなども評価材料とされる形に。
<8053> 住友商事 1123.5 -68.5下げ目立つ。アンバトビーニッケル事業に関して、約770億円の減損損失が発生すると発表している。足元でのニッケル価格の下落を反映しているようだ。株式市場で懸念されていた案件であるが、資源価格の低迷も続く状況下、悪材料出尽くしとは捉えられていない。前期に続く大型の減損計上となっていること、下方修正したニッケル市況の前提が現在の水準より依然として高いことなども、引き続き警戒感が拭えない背景ともなっている。
<2168> パソナグループ 725 -84急落。前日に発表した上半期決算内容が嫌気されている。営業利益は10.7億円で前年同期比10%減益、従来予想13億円を大きく下回る形になっている。第1四半期は増益決算であったため、想定以上の伸び悩みと受け止められている。販売管理費の増加などが影響したもようだが、通期の大幅増益見通し達成には不透明感との見方も。
<2337> いちごHD 377 +26大幅続伸。前日に発表した第3四半期の好決算が好感されている。累計営業利益は前年同期比3倍強の136億円、通期営業利益は140億円から148億円に上方修正している。今期2度目の上方修正となる格好に。不動産再生事業における予想に織り込んでいなかった不動産案件の売却に加え、保有不動産の賃貸収益やグリーンエネルギー事業における売電収入の上振れが業績上振れの背景に。
<8086> ニプロ 1140 -99売り優勢。海外市場でCB250億円を発行すると発表している。調達資金は普通社債の償還に充当するようだ。転換価額は1462円、前日終値比でのアップ率は18%となっている。潜在株式数の比率は10.03%になる見込みのようだ。潜在的な希薄化を懸念視するほか、短期的な需給要因などに対する警戒感なども強まる状況に。
<8920> 東祥 3395 +175逆行高。ドイツ証券では投資判断を新規に「バイ」、目標株価3900円としてカバレッジを開始している。今後もスポーツクラブやホテルを中心に新規開発を進めることで、さらなる成長が期待できるとしている。今後5年間における営業利益平均成長率を21%と予想している。アナリストカバレッジが少ない銘柄でもあり、インパクトは強まる方向でもあるようだ。
<9437> ドコモ 2440.5 -4.5相対的に底堅い動き。JPモルガン証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に、一気に2段階格上げしている。目標株価は1900円から3200円に引き上げへ。ネットワーク品質劣後を理由としたシェア低下には歯止めがかかったと見られる一方、今後は、端末販売キャッシュバック抑制によって、ユーザ数の維持・拡大には既存顧客基盤の活用が鍵となるとみられ、競争優位性が高まると予想している。なお、クレディ・スイス証券でも、限界利益改善に増収が重なる局面が来るとして、投資判断を「アウトパフォーム」に格上げしている。
<XH>
<4528> 小野薬品 18640 -1700大幅反落。バークレイズ証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げ。目標株価は16200円としている。国内での肺がんファーストラインへの期待値が高過ぎると見られること、胃がんでは米メルクが先行する可能性があることなどから、オプジーボへの期待は徐々にピークアウトしていくと考えているもようだ。
<3048> ビックカメラ 1065 +50逆行高。前日に第1四半期の決算を発表、ポジティブに捉えられているようだ。営業利益は32億円で前年同期比36%増益、上半期は9%増益予想であり、順調な進捗とみられている。デジタル商品や暖房機器は苦戦で売上高は減収となったが、粗利益率の上昇が収益向上につながった。12-1月にかけての販売モメンタム改善、子会社コジマの立ち直りの兆しなども評価材料とされる形に。
<8053> 住友商事 1123.5 -68.5下げ目立つ。アンバトビーニッケル事業に関して、約770億円の減損損失が発生すると発表している。足元でのニッケル価格の下落を反映しているようだ。株式市場で懸念されていた案件であるが、資源価格の低迷も続く状況下、悪材料出尽くしとは捉えられていない。前期に続く大型の減損計上となっていること、下方修正したニッケル市況の前提が現在の水準より依然として高いことなども、引き続き警戒感が拭えない背景ともなっている。
<2168> パソナグループ 725 -84急落。前日に発表した上半期決算内容が嫌気されている。営業利益は10.7億円で前年同期比10%減益、従来予想13億円を大きく下回る形になっている。第1四半期は増益決算であったため、想定以上の伸び悩みと受け止められている。販売管理費の増加などが影響したもようだが、通期の大幅増益見通し達成には不透明感との見方も。
<2337> いちごHD 377 +26大幅続伸。前日に発表した第3四半期の好決算が好感されている。累計営業利益は前年同期比3倍強の136億円、通期営業利益は140億円から148億円に上方修正している。今期2度目の上方修正となる格好に。不動産再生事業における予想に織り込んでいなかった不動産案件の売却に加え、保有不動産の賃貸収益やグリーンエネルギー事業における売電収入の上振れが業績上振れの背景に。
<8086> ニプロ 1140 -99売り優勢。海外市場でCB250億円を発行すると発表している。調達資金は普通社債の償還に充当するようだ。転換価額は1462円、前日終値比でのアップ率は18%となっている。潜在株式数の比率は10.03%になる見込みのようだ。潜在的な希薄化を懸念視するほか、短期的な需給要因などに対する警戒感なども強まる状況に。
<8920> 東祥 3395 +175逆行高。ドイツ証券では投資判断を新規に「バイ」、目標株価3900円としてカバレッジを開始している。今後もスポーツクラブやホテルを中心に新規開発を進めることで、さらなる成長が期待できるとしている。今後5年間における営業利益平均成長率を21%と予想している。アナリストカバレッジが少ない銘柄でもあり、インパクトは強まる方向でもあるようだ。
<9437> ドコモ 2440.5 -4.5相対的に底堅い動き。JPモルガン証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に、一気に2段階格上げしている。目標株価は1900円から3200円に引き上げへ。ネットワーク品質劣後を理由としたシェア低下には歯止めがかかったと見られる一方、今後は、端末販売キャッシュバック抑制によって、ユーザ数の維持・拡大には既存顧客基盤の活用が鍵となるとみられ、競争優位性が高まると予想している。なお、クレディ・スイス証券でも、限界利益改善に増収が重なる局面が来るとして、投資判断を「アウトパフォーム」に格上げしている。
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