コマツ、東レ、国際帝石など
[16/08/17]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<3408> サカイオーベ 170 +17急伸で上昇率3位。東レがスペースX向けに炭素繊維を供給と報じられていることで、炭素繊維の市場拡大期待が一段と高まる状況となり、関連の材料株として短期資金の連想買いが向かう格好になっている。これまでも、東レがボーイングから大量受注したとの報道、独BMWに炭素繊維を供給との報道を受けて急伸してきた経緯がある。
<7717> Vテク 12090 +30反発。好決算発表を受けていったん上昇後は、目先の出尽し感が強まる状況にもなっていたが、前日には大型受注を発表しており、押し目買いの動きが強まる格好に。海外大手FPDメーカーから検査装置を約60億円で受注と発表している。前期売上実績の約6分の1の水準であり、業績インパクトは大きいといった見方にも。
<5401> 新日鐵住金 2070 +134大幅反発。ジェフリーズ証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「バイ」に格上げしている。目標株価は1800円から2400円に引き上げているようだ。軟調な第1四半期決算とトヨタとの価格交渉という2つの悪材料が出尽くすことで、投資家の注目は「キレイな」マージンに移っていくとみているもよう。トヨタとの価格交渉は数日以内に決定する見込みと。
<6301> コマツ 2303 +106.5買い優勢。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1750円から2600円にまで引き上げ。足元で中国の建機稼働時間や建機販売が前年同期比増加へ転じ、鉱山機械や一般建機需要の来期底入れへつながると見ているもよう。18.3期は為替影響を除くベースで12.3期以来の増益となる可能性が高まっていると指摘。
<3402> 東レ 979.8 +26.4大幅反発。米宇宙開発ベンチャーのスペースX向けに炭素繊維を長期供給することで基本合意と報じられている。契約は複数年で2000-3000億円規模になる見通しとされ、契約金額のレベルは、現状の炭素繊維事業売上との比較でインパクトも強い。耐久性や軽量性に対する信頼感の高まりにもつながっていくと見られることから、自動車向けなどの市場に対する展開力への期待にもつながる形に。
<1605> 国際帝石 891.6 +54.1大幅反発。原油相場の連日の上昇を受けて、原油高メリット銘柄の代表格として買いが先行している。前日のNY原油相場は前営業日比+1.8%の46.58ドル、5週間ぶりの高値となる。9月のOPEC非公式協議への期待感などが背景に。原油市況は8月3日の直近安値水準から19%の上昇となっている。
<7915> 日本写真印刷 2426 +98大幅続伸。前日はクレディ・スイス証券(CS)の投資判断格上げが材料視されたが、本日は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が買い推奨に投資判断を格上げしている。目標株価は1960円から3280円にまで引き上げへ。ディスプレイのOLED採用拡大に伴いセンサーフィルムに需要が再度生じており、来期以降の業績予想を上方修正。18.3期営業利益は108億円を予想している。
<1808> 長谷工 983 -36大幅続落。前日に発表されている7月の首都圏マンション販売動向がマイナス材料視されている。発売戸数は前年同月比30.7%の減少、8ヶ月連続で前年実績を下回っている。また、契約率も好不調の目安となる7割を2ヶ月連続で割り込み、販売価格も前年同月比5%下落へ。今後のマンション建設需要の低下が意識される格好にもなっているようだ。
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<7717> Vテク 12090 +30反発。好決算発表を受けていったん上昇後は、目先の出尽し感が強まる状況にもなっていたが、前日には大型受注を発表しており、押し目買いの動きが強まる格好に。海外大手FPDメーカーから検査装置を約60億円で受注と発表している。前期売上実績の約6分の1の水準であり、業績インパクトは大きいといった見方にも。
<5401> 新日鐵住金 2070 +134大幅反発。ジェフリーズ証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「バイ」に格上げしている。目標株価は1800円から2400円に引き上げているようだ。軟調な第1四半期決算とトヨタとの価格交渉という2つの悪材料が出尽くすことで、投資家の注目は「キレイな」マージンに移っていくとみているもよう。トヨタとの価格交渉は数日以内に決定する見込みと。
<6301> コマツ 2303 +106.5買い優勢。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1750円から2600円にまで引き上げ。足元で中国の建機稼働時間や建機販売が前年同期比増加へ転じ、鉱山機械や一般建機需要の来期底入れへつながると見ているもよう。18.3期は為替影響を除くベースで12.3期以来の増益となる可能性が高まっていると指摘。
<3402> 東レ 979.8 +26.4大幅反発。米宇宙開発ベンチャーのスペースX向けに炭素繊維を長期供給することで基本合意と報じられている。契約は複数年で2000-3000億円規模になる見通しとされ、契約金額のレベルは、現状の炭素繊維事業売上との比較でインパクトも強い。耐久性や軽量性に対する信頼感の高まりにもつながっていくと見られることから、自動車向けなどの市場に対する展開力への期待にもつながる形に。
<1605> 国際帝石 891.6 +54.1大幅反発。原油相場の連日の上昇を受けて、原油高メリット銘柄の代表格として買いが先行している。前日のNY原油相場は前営業日比+1.8%の46.58ドル、5週間ぶりの高値となる。9月のOPEC非公式協議への期待感などが背景に。原油市況は8月3日の直近安値水準から19%の上昇となっている。
<7915> 日本写真印刷 2426 +98大幅続伸。前日はクレディ・スイス証券(CS)の投資判断格上げが材料視されたが、本日は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が買い推奨に投資判断を格上げしている。目標株価は1960円から3280円にまで引き上げへ。ディスプレイのOLED採用拡大に伴いセンサーフィルムに需要が再度生じており、来期以降の業績予想を上方修正。18.3期営業利益は108億円を予想している。
<1808> 長谷工 983 -36大幅続落。前日に発表されている7月の首都圏マンション販売動向がマイナス材料視されている。発売戸数は前年同月比30.7%の減少、8ヶ月連続で前年実績を下回っている。また、契約率も好不調の目安となる7割を2ヶ月連続で割り込み、販売価格も前年同月比5%下落へ。今後のマンション建設需要の低下が意識される格好にもなっているようだ。
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