JDI 、松屋、さが美など
[16/09/27]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<6740> JDI 155 +4反発。有機ELパネルが足踏みとの一部報道が伝わっている。中国スマホメーカーのオッポが全機種に有機ELを搭載する方針を撤回して液晶パネルを大量発注、スマホメーカーの中で液晶を再評価する声も強まっていると。オッポでは販売計画を達成するため、高性能の液晶パネルを大量に供給できる同社に頼ったとされている。銀行団への融資要請が警戒視されて前日に下落した反動も。
<8237> 松屋 705 -27続落。前日に業績予想の下方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の11億円から2.5億円に、通期では27億円から11億円に下方修正。通期では前期比59%の大幅減益となる見通しに。インバウンド消費の伸び悩みが下振れの背景、とりわけ高額消費の落ち込みが響いたもよう。第1四半期も大幅減益であったが、想定以上の収益回復の遅れが意識される形にも。
<7240> NOK 2205 +143大幅反発。メリルリンチ日本証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も1850円から2650円に引き上げている。iPhoneの出荷台数見通し引き上げに伴い、フレキシブル・プリント配線板の出荷増による業績予想の上方修正を行っている。17.3期営業利益は従来予想の365億円から405億円に引き上げ、370億円レベルのコンセンサスを上回ると予想している。
<8201> さが美 157 +50連日のストップ高。現在、投資ファンドのアスパラントグループによるTOB実施中であるが、前日にはニューホライズンキャピタルが対抗的な買収を提案と報じられている。アスパラントのTOB価格56円に対してニューホライズンでは70円での買収を提案。現値はTOB価格を大きく上回る株価水準となっているが、今後の買収価格引き上げ合戦への発展などを思惑視する動きが優勢に。
<4506> 大日本住友薬 1960 +92急伸スタートで一時は年初来高値を更新。2017年度にガンの再発や転移の原因とされる「がん幹細胞」を治療する新薬を発売すると報じられている。日米で最終的な臨床試験を進めているが、承認取得の際には大型新薬になる見通しと。ラツーダ特許切れ後の成長ドライバーと従来から位置づけられているが、ADHD薬の良好な試験結果が伝わった後だけに、今後の展開に対する期待感がより高まる。
<4183> 三井化学 501 +34大幅反発。クレディ・スイス証券が投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も400円から660円に引き上げていることが買い材料視されている。構造改革を経て成長3領域へのシフトが加速、事業ポートフォリオが大幅に改善していることを評価のもよう。成長3分野の売上高成長で、営業利益率は16.3期の5.3%から19.3期に7.9%まで向上の見通しと。
<6502> 東芝 328.8 +18.1大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も360円から420円に引き上げている。不適切会計処理を端緒とした抜本的な企業再編・改革後の収益改善に目途が付きつつあること、NAND事業が収益ドライバーとなる可能性が高いこと、新経営陣が企業体質改善・構造改革を着実に進捗させていることなどを評価ししているもよう。
メガバンク総じて売り先行。昨日も黒田日銀総裁講演を受けて、引けにかけて軟化していたが、本日はドイツ銀行の株価急落が売り材料視されている。メルケル首相がドイツ銀行に対する政府支援の可能性を排除したと報じられたことで、ドイツ銀は7.5%安と急落している。ドイツ銀行の株安がきっかけとなって、欧米株式市場では金融株が売り込まれており、東京市場にもこうした流れが波及へ。
<FA>
<8237> 松屋 705 -27続落。前日に業績予想の下方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の11億円から2.5億円に、通期では27億円から11億円に下方修正。通期では前期比59%の大幅減益となる見通しに。インバウンド消費の伸び悩みが下振れの背景、とりわけ高額消費の落ち込みが響いたもよう。第1四半期も大幅減益であったが、想定以上の収益回復の遅れが意識される形にも。
<7240> NOK 2205 +143大幅反発。メリルリンチ日本証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も1850円から2650円に引き上げている。iPhoneの出荷台数見通し引き上げに伴い、フレキシブル・プリント配線板の出荷増による業績予想の上方修正を行っている。17.3期営業利益は従来予想の365億円から405億円に引き上げ、370億円レベルのコンセンサスを上回ると予想している。
<8201> さが美 157 +50連日のストップ高。現在、投資ファンドのアスパラントグループによるTOB実施中であるが、前日にはニューホライズンキャピタルが対抗的な買収を提案と報じられている。アスパラントのTOB価格56円に対してニューホライズンでは70円での買収を提案。現値はTOB価格を大きく上回る株価水準となっているが、今後の買収価格引き上げ合戦への発展などを思惑視する動きが優勢に。
<4506> 大日本住友薬 1960 +92急伸スタートで一時は年初来高値を更新。2017年度にガンの再発や転移の原因とされる「がん幹細胞」を治療する新薬を発売すると報じられている。日米で最終的な臨床試験を進めているが、承認取得の際には大型新薬になる見通しと。ラツーダ特許切れ後の成長ドライバーと従来から位置づけられているが、ADHD薬の良好な試験結果が伝わった後だけに、今後の展開に対する期待感がより高まる。
<4183> 三井化学 501 +34大幅反発。クレディ・スイス証券が投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も400円から660円に引き上げていることが買い材料視されている。構造改革を経て成長3領域へのシフトが加速、事業ポートフォリオが大幅に改善していることを評価のもよう。成長3分野の売上高成長で、営業利益率は16.3期の5.3%から19.3期に7.9%まで向上の見通しと。
<6502> 東芝 328.8 +18.1大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も360円から420円に引き上げている。不適切会計処理を端緒とした抜本的な企業再編・改革後の収益改善に目途が付きつつあること、NAND事業が収益ドライバーとなる可能性が高いこと、新経営陣が企業体質改善・構造改革を着実に進捗させていることなどを評価ししているもよう。
メガバンク総じて売り先行。昨日も黒田日銀総裁講演を受けて、引けにかけて軟化していたが、本日はドイツ銀行の株価急落が売り材料視されている。メルケル首相がドイツ銀行に対する政府支援の可能性を排除したと報じられたことで、ドイツ銀は7.5%安と急落している。ドイツ銀行の株安がきっかけとなって、欧米株式市場では金融株が売り込まれており、東京市場にもこうした流れが波及へ。
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