平和堂、スター精密、ソフバンテクなど
[16/09/30]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<7105> ニチユ三菱 669 +28大幅に7日続伸。同じ三菱重工業グループであるユニキャリアを完全子会社化すると発表している。現在の保有比率は35%であり、追加取得額は約768億円となるもよう。ユニキャリアの前期営業利益は60億円弱の水準であり、業容拡大につながっていく格好に。また、今後のシナジー効果の示現などにも期待がかかることになる。なお、取得資金は三菱重工からの借入で賄う予定。
<4726> ソフバンテク 3075 +270連日の急伸。前日に英ARM傘下企業とパートナー契約を締結と発表している。契約締結によって、同社が提供する組込みOS、電子認証とその他IoT向けのセキュリティ、アプリケーションの開発、及びビッグデータ分析などの技術と、ARM mbedプラットフォームを連携させたIoTビジネスの開発を目指すとしている。業容拡大へ直結するとの期待が先行しているようだ。
<6755> 富士通ゼネ 2180 +37買い優勢。野村證券では投資判断を「バイ」、目標株価を2700円として新規カバレッジを開始している。空調機器の市場拡大を追い風に、中期的な業績拡大ポテンシャルが高いと評価している。グローバルな販売網を有していることで、拡大余地の大きい北米やインドの市場成長を取り込むことが可能とみている。今後は、M&Aや株主還元の強化などにも注目できると指摘。
<7718> スター精密 1257 +14逆行高。前日の引け後に上半期の決算を発表、実績営業利益は従来計画を上回る着地となったが、通期予想は45億円から33億円に下方修正している。想定以上の下振れであるが、円高ユーロ安の進行で、下振れ自体は想定線であった。発行済み株式数の2.62%を上限とする自社株買いも発表していることで、短期的な悪材料出尽しと受け止められる格好にも。
メガバンク売り先行。ドイツ銀行の一部顧客が同行へのエクスポージャーを減らしていると一部で報じられ、ドイツ銀行はNY市場で大きく下げる展開になっている。米金融株などにも悪影響が波及する形となっており、東京市場の金融関連株にも警戒感が先行する格好に。なお、シティグループ証券では、銀行セクター判断、並びにメガバンク各行の投資判断を中立に引き上げているが、好反応は限定的に。
<8276> 平和堂 1964 -190大幅反落。大和証券が投資判断を「1」から「2」に格下げしていることが弱材料視されているもよう。目標株価は3300円から2500円に引き下げのようだ。単体業績は収益性改善に相応の時間を要するとの見方、17.2期は小幅ながら、7年ぶりの営業減益に転じる見通しと予想している。上半期下振れ決算発表後も堅調な動きとなっていたが、戻り売り圧力強まる格好に。
<2678> アスクル 3815 +200大幅反発。前日に9月の月次動向を発表、ポジティブに捉えられているようだ。9月の単体売上高は前年同月比9.0%増の254億円となっている。前年比伸び率は前月に3.3%増まで落ち込んだが再度高まる格好になり、安心感が強まっているもよう。主力分野のBtoB事業は4.7%増、成長分野のLOHACOは47.9%増となり、ともに計画に対して順調な推移となっている。
<3863> 日本製紙 1841 -34反落。上半期営業利益は前年同期比3割増の110億円強にとどまりそうだとの観測報道が伝わっている。従来予想の140億円は下回るようだ。国内洋紙販売の伸び悩み、相次ぐ工場の操業トラブルなどが背景。通期業績予想も下方修正の公算とされている。ただ、第1四半期決算からはサプライズ乏しく、通期コンセンサスも会社計画未達となっているため、大きな反応はみられていない。
<XH>
<4726> ソフバンテク 3075 +270連日の急伸。前日に英ARM傘下企業とパートナー契約を締結と発表している。契約締結によって、同社が提供する組込みOS、電子認証とその他IoT向けのセキュリティ、アプリケーションの開発、及びビッグデータ分析などの技術と、ARM mbedプラットフォームを連携させたIoTビジネスの開発を目指すとしている。業容拡大へ直結するとの期待が先行しているようだ。
<6755> 富士通ゼネ 2180 +37買い優勢。野村證券では投資判断を「バイ」、目標株価を2700円として新規カバレッジを開始している。空調機器の市場拡大を追い風に、中期的な業績拡大ポテンシャルが高いと評価している。グローバルな販売網を有していることで、拡大余地の大きい北米やインドの市場成長を取り込むことが可能とみている。今後は、M&Aや株主還元の強化などにも注目できると指摘。
<7718> スター精密 1257 +14逆行高。前日の引け後に上半期の決算を発表、実績営業利益は従来計画を上回る着地となったが、通期予想は45億円から33億円に下方修正している。想定以上の下振れであるが、円高ユーロ安の進行で、下振れ自体は想定線であった。発行済み株式数の2.62%を上限とする自社株買いも発表していることで、短期的な悪材料出尽しと受け止められる格好にも。
メガバンク売り先行。ドイツ銀行の一部顧客が同行へのエクスポージャーを減らしていると一部で報じられ、ドイツ銀行はNY市場で大きく下げる展開になっている。米金融株などにも悪影響が波及する形となっており、東京市場の金融関連株にも警戒感が先行する格好に。なお、シティグループ証券では、銀行セクター判断、並びにメガバンク各行の投資判断を中立に引き上げているが、好反応は限定的に。
<8276> 平和堂 1964 -190大幅反落。大和証券が投資判断を「1」から「2」に格下げしていることが弱材料視されているもよう。目標株価は3300円から2500円に引き下げのようだ。単体業績は収益性改善に相応の時間を要するとの見方、17.2期は小幅ながら、7年ぶりの営業減益に転じる見通しと予想している。上半期下振れ決算発表後も堅調な動きとなっていたが、戻り売り圧力強まる格好に。
<2678> アスクル 3815 +200大幅反発。前日に9月の月次動向を発表、ポジティブに捉えられているようだ。9月の単体売上高は前年同月比9.0%増の254億円となっている。前年比伸び率は前月に3.3%増まで落ち込んだが再度高まる格好になり、安心感が強まっているもよう。主力分野のBtoB事業は4.7%増、成長分野のLOHACOは47.9%増となり、ともに計画に対して順調な推移となっている。
<3863> 日本製紙 1841 -34反落。上半期営業利益は前年同期比3割増の110億円強にとどまりそうだとの観測報道が伝わっている。従来予想の140億円は下回るようだ。国内洋紙販売の伸び悩み、相次ぐ工場の操業トラブルなどが背景。通期業績予想も下方修正の公算とされている。ただ、第1四半期決算からはサプライズ乏しく、通期コンセンサスも会社計画未達となっているため、大きな反応はみられていない。
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