Jフロント、東芝、神戸物産など
[16/12/28]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<7751> キヤノン 3302 -114大幅続落。本日は12月末の配当権利落ち日となっている。12月末配当金は75円の予想となっているが、本日は権利落ち分を大きく上回る下げ幅に。前日の終値をベースにすると、配当利回りは4.4%と高水準、業績が苦戦傾向にある中、これまで高利回り水準が株価の下支えにつながっていた。権利落ちのタイミングでは、利回り妙味に支えられていた状況の反動が強まりやすいようだ。
<6581> 日立工機 1456 +203急伸。米投資ファンドのKKRが買収する方向で最終調整に入ったと報じられている。買収額は1500億円を超える見通しとなっているもよう。KKRはTOBを実施して全株取得を目指している。KKRでは11月にカルソニックカンセイの買収を発表、この際も買収プレミアムは市場想定を上回るものとなっていただけに、思惑期待が先行する状況のようだ。
<3086> Jフロント 1599 -86大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は268億円で前年同期比13%減益となっている。9-11月期では78億円で同15%減益、上半期と比較して減益幅は拡大の方向になっている。通期計画450億円、前期比6%減益の達成確度は低下との見方にもつながっているようだ。株価が比較的高値圏にあったこともあり、利食い売りのきっかけ材料にもされている。
<4974> タカラバイオ 1547 +112大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げしている。
目標株価も1630円から1740円に引き上げへ。次世代シーケンサー関連のRubicon社子会社化に伴う遺伝子加工技術の競争力強化、腫瘍溶解ウイルスHF10 の国内開発・販売権の大塚製薬への導出などを評価のようだ。18.3期営業利益は従来予想の40.5億円から48.1億円に上方修正している。
<6502> 東芝 311.6 -80ストップ安。米国の原発事業で数千億円規模の減損損失が出る可能性があると正式に発表している。前日の報道でも数千億円の損失計上の可能性が指摘され株価は大きく売られたが、資本増強に伴う大幅な希薄化への警戒感に加え、半導体事業においても、資本不足によって必要とされる投資の実行が難しくなる公算があり、先行きの不透明感も強まる状況に。あらためて処分売りが急がれる形にもなっている。
<3038> 神戸物産 4165 +315大幅反発。前日に発表した月次動向が買い材料視されているようだ。業務スーパー店舗への出荷実績において、直轄エリアの11月既存店売上高は前年同月比8.0%増となっている。10月は前10月期で初めてのマイナスに転じていたが、一転して11月は昨年1年間を併せても最大の伸び率となっており、ポジティブなインパクトにつながっている。
<8233> 高島屋 972 -56大幅続落で後場に入って下げ幅を広げる展開に。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は205億円で前年同期比3%減益、9-11月期では68億円で同9%減益になっている。通期予想340億円、前期比3%増益に対して、やや低調な推移との見方が優勢になっているもよう。なお、SMBC日興証券では、第4四半期に分譲マンション完売による実現利益計上見込みのため、サプライズはないと指摘。
<3050> DCMHD 1073 +51大幅続伸。前日に発表した第3四半期決算が買い材料視されている。累計営業利益は175億円で前年同期比8%増益、9-11月期では46億円で同6%増益となっている。6四半期連続での増益となっている。既存店売上高は落ち込んだものの、粗利益率が想定以上に改善する状況のようだ。みずほ証券では「買い」推奨継続で、目標株価を1200円から1300円に引き上げている。
<XH>
<6581> 日立工機 1456 +203急伸。米投資ファンドのKKRが買収する方向で最終調整に入ったと報じられている。買収額は1500億円を超える見通しとなっているもよう。KKRはTOBを実施して全株取得を目指している。KKRでは11月にカルソニックカンセイの買収を発表、この際も買収プレミアムは市場想定を上回るものとなっていただけに、思惑期待が先行する状況のようだ。
<3086> Jフロント 1599 -86大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は268億円で前年同期比13%減益となっている。9-11月期では78億円で同15%減益、上半期と比較して減益幅は拡大の方向になっている。通期計画450億円、前期比6%減益の達成確度は低下との見方にもつながっているようだ。株価が比較的高値圏にあったこともあり、利食い売りのきっかけ材料にもされている。
<4974> タカラバイオ 1547 +112大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げしている。
目標株価も1630円から1740円に引き上げへ。次世代シーケンサー関連のRubicon社子会社化に伴う遺伝子加工技術の競争力強化、腫瘍溶解ウイルスHF10 の国内開発・販売権の大塚製薬への導出などを評価のようだ。18.3期営業利益は従来予想の40.5億円から48.1億円に上方修正している。
<6502> 東芝 311.6 -80ストップ安。米国の原発事業で数千億円規模の減損損失が出る可能性があると正式に発表している。前日の報道でも数千億円の損失計上の可能性が指摘され株価は大きく売られたが、資本増強に伴う大幅な希薄化への警戒感に加え、半導体事業においても、資本不足によって必要とされる投資の実行が難しくなる公算があり、先行きの不透明感も強まる状況に。あらためて処分売りが急がれる形にもなっている。
<3038> 神戸物産 4165 +315大幅反発。前日に発表した月次動向が買い材料視されているようだ。業務スーパー店舗への出荷実績において、直轄エリアの11月既存店売上高は前年同月比8.0%増となっている。10月は前10月期で初めてのマイナスに転じていたが、一転して11月は昨年1年間を併せても最大の伸び率となっており、ポジティブなインパクトにつながっている。
<8233> 高島屋 972 -56大幅続落で後場に入って下げ幅を広げる展開に。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は205億円で前年同期比3%減益、9-11月期では68億円で同9%減益になっている。通期予想340億円、前期比3%増益に対して、やや低調な推移との見方が優勢になっているもよう。なお、SMBC日興証券では、第4四半期に分譲マンション完売による実現利益計上見込みのため、サプライズはないと指摘。
<3050> DCMHD 1073 +51大幅続伸。前日に発表した第3四半期決算が買い材料視されている。累計営業利益は175億円で前年同期比8%増益、9-11月期では46億円で同6%増益となっている。6四半期連続での増益となっている。既存店売上高は落ち込んだものの、粗利益率が想定以上に改善する状況のようだ。みずほ証券では「買い」推奨継続で、目標株価を1200円から1300円に引き上げている。
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