三菱自、東芝、三越伊勢丹など
[17/05/10]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<7211> 三菱自 773 +66急伸。17年3月期営業利益は前期比96.3%減の51億円で、1月に修正した予想(10億円)、事前観測(30億円程度)を上回ったことが好感された。なお、燃費不正問題関連で1655億円を特損計上したこと等から、最終損益は1985億円の赤字(前期は725億円の黒字)となった。18年3月期の通期営業利益見通しは700億円で、コンセンサス(940億円程度)を下回るも、計画は保守的との見方が優勢のようだ。
<2157> コシダカHD 2428 -279急落。公募増資、自己株式の処分、売り出しを発表。公募増資100万株、公募による自己株式の処分100万株、売り出し50万株に加え上限37万5000株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。手取概算額合計は約60億円で、カラオケ事業に係る設備投資を目的とした連結子会社に対する投融資資金などに充当するもよう。希薄化や需給懸念が先行する展開となった。
<5301> 東海カーボ 590 +74急騰。17年12月期の第1四半期の営業利益は前年同期比約3.2倍の17.81億円で着地。これを受けて、17年12月期の上期及び通期業績予想の上方修正も発表。営業利益は上期が18億円から31億円、通期で52億円から67億円にそれぞれ大幅に引き上げている。カーボンブラックにおける販売量増加及び価格の上昇による増収効果の他、黒鉛電極のコスト削減等が寄与するようだ。
<6502> 東芝 269 +17.3大幅続伸。米WDに反論書簡を送っていたと報じられた。半導体メモリー事業を巡って入札手続き停止を要求しているWDに対し、同社側は売却権利を主張したようだ。サンディスク買収時にWDは同社との合弁契約にサインしていないとし、15日までに入札に関する「妨害行為」を停止しなければ、共同運営する四日市工場からWDの技術者を閉め出すと警告したもようで、強気姿勢による再建計画の進展期待が高まる展開となった。
<4680> ラウンドワン 1071 +113一時ストップ高。17年3月期の通期決算を発表。最終利益は前期比約6倍の27.35億円となり、従来予想(15億円)を上回って着地。18年3月期の最終利益は同31.6%増の36.00億円を見込んでおり、コンセンサス(40億円程度)を下回った。しかし、同時に発表した4月の既存店売上高が前年同月比4.8%増と、5ヶ月連続で前年同月を上回ったことが業績期待を高める一因となったようだ。
<6927> ヘリオステクノ 751 +100ストップ高。17年3月期の通期決算を発表。営業利益は前期比17.3%増の13.86億円で、3月30日に修正した予想(13.90億円)に沿った着地となり安心感に繋がったようだ。また、18年3月期の通期営業利益見通しが同29.8%増の18.00億円で、2桁成長の継続を見込んでいる点も好感された。その他、今期の配当予想についても、前期実績の20円から5円増額した年間25円としたことも支援材料に。
<6479> ミネベア 1738 +118急反発。17年3月期の営業利益は前期比4.7%減の490億円で、従来予想(480億円)を上回った。18年3月期の通期営業利益予想については同14.2%増の560億円とし、コンセンサス
(565億円程度)を若干下回ったが、保守的との指摘もあり買い優勢の展開となった。なお、同時に中計を開示し、最終年度(20年3月期)で売上高8000億円、営業利益800億円を目標に掲げている。
<5201> 旭硝子 939 -54大幅続落。17年12月期第1四半期の営業利益は前年同期比33.0%増の222億円と、コンセンサス(223億円程度)に沿った着地で想定内との見方が優勢のようだ。また、上期計画に対する進捗率は49.4%と過去3年平均の46%を上回ったものの、従来予想を据え置いたこともあり利益確定売りの展開に。なお、業績期待を背景に株価は直近で年初来高値(1009円)
をつけていた。
<3099> 三越伊勢丹 1158 -101後場に急落し年初来安値を更新。17年3月期の通期決算を発表している。営業利益は前期比27.7%減の239億円で、従来予想(240億円)に沿った着地となった。ただし、同時に開示した18年3月期の通期営業利益は同24.8%減の180億円で、コンセンサス(270億円)を大幅に下回る見通しが嫌気された。本日の急落で株価は一気に25日線を割り込んでいる。
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<2157> コシダカHD 2428 -279急落。公募増資、自己株式の処分、売り出しを発表。公募増資100万株、公募による自己株式の処分100万株、売り出し50万株に加え上限37万5000株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。手取概算額合計は約60億円で、カラオケ事業に係る設備投資を目的とした連結子会社に対する投融資資金などに充当するもよう。希薄化や需給懸念が先行する展開となった。
<5301> 東海カーボ 590 +74急騰。17年12月期の第1四半期の営業利益は前年同期比約3.2倍の17.81億円で着地。これを受けて、17年12月期の上期及び通期業績予想の上方修正も発表。営業利益は上期が18億円から31億円、通期で52億円から67億円にそれぞれ大幅に引き上げている。カーボンブラックにおける販売量増加及び価格の上昇による増収効果の他、黒鉛電極のコスト削減等が寄与するようだ。
<6502> 東芝 269 +17.3大幅続伸。米WDに反論書簡を送っていたと報じられた。半導体メモリー事業を巡って入札手続き停止を要求しているWDに対し、同社側は売却権利を主張したようだ。サンディスク買収時にWDは同社との合弁契約にサインしていないとし、15日までに入札に関する「妨害行為」を停止しなければ、共同運営する四日市工場からWDの技術者を閉め出すと警告したもようで、強気姿勢による再建計画の進展期待が高まる展開となった。
<4680> ラウンドワン 1071 +113一時ストップ高。17年3月期の通期決算を発表。最終利益は前期比約6倍の27.35億円となり、従来予想(15億円)を上回って着地。18年3月期の最終利益は同31.6%増の36.00億円を見込んでおり、コンセンサス(40億円程度)を下回った。しかし、同時に発表した4月の既存店売上高が前年同月比4.8%増と、5ヶ月連続で前年同月を上回ったことが業績期待を高める一因となったようだ。
<6927> ヘリオステクノ 751 +100ストップ高。17年3月期の通期決算を発表。営業利益は前期比17.3%増の13.86億円で、3月30日に修正した予想(13.90億円)に沿った着地となり安心感に繋がったようだ。また、18年3月期の通期営業利益見通しが同29.8%増の18.00億円で、2桁成長の継続を見込んでいる点も好感された。その他、今期の配当予想についても、前期実績の20円から5円増額した年間25円としたことも支援材料に。
<6479> ミネベア 1738 +118急反発。17年3月期の営業利益は前期比4.7%減の490億円で、従来予想(480億円)を上回った。18年3月期の通期営業利益予想については同14.2%増の560億円とし、コンセンサス
(565億円程度)を若干下回ったが、保守的との指摘もあり買い優勢の展開となった。なお、同時に中計を開示し、最終年度(20年3月期)で売上高8000億円、営業利益800億円を目標に掲げている。
<5201> 旭硝子 939 -54大幅続落。17年12月期第1四半期の営業利益は前年同期比33.0%増の222億円と、コンセンサス(223億円程度)に沿った着地で想定内との見方が優勢のようだ。また、上期計画に対する進捗率は49.4%と過去3年平均の46%を上回ったものの、従来予想を据え置いたこともあり利益確定売りの展開に。なお、業績期待を背景に株価は直近で年初来高値(1009円)
をつけていた。
<3099> 三越伊勢丹 1158 -101後場に急落し年初来安値を更新。17年3月期の通期決算を発表している。営業利益は前期比27.7%減の239億円で、従来予想(240億円)に沿った着地となった。ただし、同時に開示した18年3月期の通期営業利益は同24.8%減の180億円で、コンセンサス(270億円)を大幅に下回る見通しが嫌気された。本日の急落で株価は一気に25日線を割り込んでいる。
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