三井住友、オープンハウス、スルガ銀など
[18/11/15]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<6178> 日本郵政 1371 +10続伸。前日に上半期の決算を発表、純利益は2237億円で前年同期比24.2%増益となり、通期予想は3300億円から3800億円に、市場コンセンサス水準に上方修正している。日本郵便、かんぽ生命の見通しを引き上げている。とりわけ、ゆうパック・ゆうパケットの取扱量拡大などに伴う、日本郵便の業績改善がポジティブに受け止められる形のようだ。
<3197> すかいらーく 1720 -26続落。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は84.8億円で前年同期比16.4%減益、市場予想を20億円近く下回った。売上伸び悩みや想定以上のコスト増などが想定比下振れの要因。会社側では通期予想を従来の287億円から240億円に、増益予想から一転して2ケタ減益に下方修正している。株主優待引当金の増加なども響くようだ。
<3397> トリドール 1815 -241急落で年初来安値更新。前日に上半期の決算を発表、営業利益は41.2億円で前年同期比6.8%減益、丸亀製麺業態の既存店売上が低迷したことで、従来予想の59.3億円を大幅に下振れた。通期予想は98.7億円から47.1億円に下方修正、既存店売上の前提を引き下げているもよう。みずほ証券では、投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価も3000円から1500円に引き下げた。
<9517> イーレックス 765 -150ストップ安比例配分。前日に上半期決算を発表、営業利益は18.5億円で前年同期比24.7%
減益、第1四半期増益決算から減益に転落した。通期予想は従来の69.3億円から43.8億円に下方修正、想定を上回る価格競争によって、販売単価が計画を下回っていることが背景。
業績成長期待の高い銘柄だけに、一転しての減益見通しにネガティブインパクトが強まっているもよう。
<6113> アマダHD 1197 +123急反発。前日に上半期の決算を発表、営業利益は203億円で前年同期比14.2%増となった。
通期計画を従来の405億円から430億円に上方修正、市場予想並みの水準となっているが、下期の為替前提は105円としており、さらなる上振れも想定される状況に。また、発行済み株式数の2.73%に当たる1000万株を上限とした自社株買いを発表しているほか、年間配当金の引き上げにより利回り妙味も一段と高まっている。
<3920> アイビーシー 1492 +300ストップ高。前日に前9月期の決算を発表、営業利益は2億円で前期比8.2%増益、ほぼ想定線での着地となった。今期は連結決算に移行するが、通期では2.8億円で前期単独比37.1%
増益と大幅増益見通し。社内システムの性能監視ソフトが伸びるほか、iChain社の子会社化も寄与する。また、発行済み株式数の3.86%にあたる22万株を上限に「ToSTNeT-3」での自社株買いを実施している。
<6407> CKD 1045 -138大幅反落。前日に上半期決算を発表、通期予想を下方修正しており、マイナス視されている。上半期営業利益は29.8億円で前年同期比49.0%減益、11月9日に発表した下方修正水準での着地となった。通期予想は140億円から67億円に下方修正、下振れは想定線だが、修正幅は予想以上との見方が強まっているもよう。半導体メモリー設備投資の減速や中国での自動化投資減少の影響などが響くもよう。
<3288> オープンハウス 3735 -675
年初来安値。前日に前9月期の決算を発表、営業利益は473億円で前期比25.8%増益となり、従来計画475億円に近い水準での着地となる。一方、今期は540億円で同14.2%増益の見通し。新規子会社の寄与などで戸建関連事業が売り上げ増をけん引する一方、収益不動産事業などは減収を見込む。2ケタ増益見通しではあるものの、市場の期待水準にまでは達しておらず、見切り売りが優勢となる展開に。
<8358> スルガ銀 589 +51大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、純損益は986億円の赤字となり、事前の観測報道値水準での着地となった。通期予想は従来の250億円の黒字から975億円の赤字に下方修正、見通しが示されたこともあって、目先の悪材料出尽くしと受け止める動きが先行のもよう。与信費用の計画は上半期の1196億円に対して、通期予想は1340億円としている。引き当ての妥当性などには依然不透明感も残るとの見方はあるようだ。
<8316> 三井住友 4295 -135大幅反落。前日に上半期の決算を発表、純利益は4726億円で前年同期比12.5%増益、通期計画比では68%の進捗となっている。粗利益率の上昇や経費コントロールなどが奏効して順調な決算となっている。ただ、通期予想は据え置きでサプライズは乏しく、本日は米長期金利低下や全体株安などでメガバンクが総じて伸び悩んでいることもあって、売りが優勢の展開になっているようだ。
<US>
<3197> すかいらーく 1720 -26続落。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は84.8億円で前年同期比16.4%減益、市場予想を20億円近く下回った。売上伸び悩みや想定以上のコスト増などが想定比下振れの要因。会社側では通期予想を従来の287億円から240億円に、増益予想から一転して2ケタ減益に下方修正している。株主優待引当金の増加なども響くようだ。
<3397> トリドール 1815 -241急落で年初来安値更新。前日に上半期の決算を発表、営業利益は41.2億円で前年同期比6.8%減益、丸亀製麺業態の既存店売上が低迷したことで、従来予想の59.3億円を大幅に下振れた。通期予想は98.7億円から47.1億円に下方修正、既存店売上の前提を引き下げているもよう。みずほ証券では、投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価も3000円から1500円に引き下げた。
<9517> イーレックス 765 -150ストップ安比例配分。前日に上半期決算を発表、営業利益は18.5億円で前年同期比24.7%
減益、第1四半期増益決算から減益に転落した。通期予想は従来の69.3億円から43.8億円に下方修正、想定を上回る価格競争によって、販売単価が計画を下回っていることが背景。
業績成長期待の高い銘柄だけに、一転しての減益見通しにネガティブインパクトが強まっているもよう。
<6113> アマダHD 1197 +123急反発。前日に上半期の決算を発表、営業利益は203億円で前年同期比14.2%増となった。
通期計画を従来の405億円から430億円に上方修正、市場予想並みの水準となっているが、下期の為替前提は105円としており、さらなる上振れも想定される状況に。また、発行済み株式数の2.73%に当たる1000万株を上限とした自社株買いを発表しているほか、年間配当金の引き上げにより利回り妙味も一段と高まっている。
<3920> アイビーシー 1492 +300ストップ高。前日に前9月期の決算を発表、営業利益は2億円で前期比8.2%増益、ほぼ想定線での着地となった。今期は連結決算に移行するが、通期では2.8億円で前期単独比37.1%
増益と大幅増益見通し。社内システムの性能監視ソフトが伸びるほか、iChain社の子会社化も寄与する。また、発行済み株式数の3.86%にあたる22万株を上限に「ToSTNeT-3」での自社株買いを実施している。
<6407> CKD 1045 -138大幅反落。前日に上半期決算を発表、通期予想を下方修正しており、マイナス視されている。上半期営業利益は29.8億円で前年同期比49.0%減益、11月9日に発表した下方修正水準での着地となった。通期予想は140億円から67億円に下方修正、下振れは想定線だが、修正幅は予想以上との見方が強まっているもよう。半導体メモリー設備投資の減速や中国での自動化投資減少の影響などが響くもよう。
<3288> オープンハウス 3735 -675
年初来安値。前日に前9月期の決算を発表、営業利益は473億円で前期比25.8%増益となり、従来計画475億円に近い水準での着地となる。一方、今期は540億円で同14.2%増益の見通し。新規子会社の寄与などで戸建関連事業が売り上げ増をけん引する一方、収益不動産事業などは減収を見込む。2ケタ増益見通しではあるものの、市場の期待水準にまでは達しておらず、見切り売りが優勢となる展開に。
<8358> スルガ銀 589 +51大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、純損益は986億円の赤字となり、事前の観測報道値水準での着地となった。通期予想は従来の250億円の黒字から975億円の赤字に下方修正、見通しが示されたこともあって、目先の悪材料出尽くしと受け止める動きが先行のもよう。与信費用の計画は上半期の1196億円に対して、通期予想は1340億円としている。引き当ての妥当性などには依然不透明感も残るとの見方はあるようだ。
<8316> 三井住友 4295 -135大幅反落。前日に上半期の決算を発表、純利益は4726億円で前年同期比12.5%増益、通期計画比では68%の進捗となっている。粗利益率の上昇や経費コントロールなどが奏効して順調な決算となっている。ただ、通期予想は据え置きでサプライズは乏しく、本日は米長期金利低下や全体株安などでメガバンクが総じて伸び悩んでいることもあって、売りが優勢の展開になっているようだ。
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