スルガ銀、KDDI、日本郵政など
[19/04/10]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<8358> スルガ銀 601 +84急反騰。ノジマ<7419>、りそなHD<8308>、SBI<8473>、新生銀行<8303>など4陣営と支援の交渉に入ったことが分かったと報じられている。ノジマは同行の株式を5%弱取得したもようであるほか、SBIとは出資を視野に、りそな銀行とは業務提携を軸に交渉しているようだ。交渉は長期化する可能性があるともされているが、不正融資で失った信頼回復に向けた動きの本格化を評価する流れが先行へ。
<6093> エスクローAJ 291 +20急伸。前日に前2月期の決算を発表、営業利益は3.8億円で前期比45.6%減益、2月の下方修正数値をやや上回る水準での着地となった。また、今期は5.9億円で同53.0%増益と大幅増益に転じる見通しとなっている。今期の収益回復見通しに加えて、自社株買いの発表も評価材料に。発行済み株式数の4.72%に当たる200万株、5億円を上限としており、取得期間は4月10日から6月21日までとしている。
<3086> Jフロント 1302 +43大幅反発。前日に前2月期決算を発表。営業益は409億円で前期比17.5%減、2月末に下方修正した数値396億円をやや上回る着地に。今期は485億円で同18.6%増の見通し、市場予想を30億円程度上回っている。IFRS適用に伴う押し上げ効果が約35億円の上値乗せ要因となるもよう。決算サプライズは乏しいものの、説明会では中計目標達成に向けた強い意志なども表明されており、評価が高まる要因に。
<9433> KDDI 2384.0 -28.5続落。JPモルガン証券では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も3200円から2400円に引き下げている。2019年に通信業界は2つのネガティブイベントを控えており、業績予想を下方修正しているもようだ。NTTドコモ<9437>による通信料金の引き下げと、楽天モバイルのMNO事業参入などを懸念視している。
<6178> 日本郵政 1249 -37大幅続落。政府では保有する同社株を売却し、出資比率を現在の約6割から、郵政民営化法で決まっている下限水準の「3分の1超」にまで引き下げる方針を固めたと報じられている。今秋にも売却する見通しのようだ。方向性は織り込まれていたとみられるものの、短期的な需給悪化局面の到来を意識する動きが強まっている。なお、同社ではかんぽ生命保険<7181>の売出を予定している。
<8273> イズミ 5110 +290急反発。前日に前2月期決算を発表、営業益は353億円で前期比8.3%減、ほぼ想定通りの水準での着地。一方、今2月期は374億円で同6.0%増に転じる見通し。2月に5ヵ月ぶりプラスに転じた既存店売上だが、3月には一段と増収率も高めており、こうした流れも反映し、想定以上の増益見通しと捉えられている。なお、21.2期の中期計画では、営業収益を9,000億円から8,200億円に引き下げた。
<6432> 竹内製作所 2076 -52反落。前日に前2月期の決算を発表、営業益は154億円で前期比9.0%増、従来予想の138億円を上回って増益を確保した。ただ、第3四半期までは2ケタ増で推移していたため、業績上振れは想定線とみられている。また、今2月期は年間配当金を45円から50円に増配見通しであるものの、営業利益は140億円で同9.2%減益予想。中国景気の底打ち期待がたかまっていたなか、減益予想をマイナス視する動きに。
<8905> イオンモール 1816 +27反発。前日に前2月期の決算を発表、営業利益は530億円で前期比7.7%増益となった。ほぼ従来予想水準での着地となり、4期連続での増益を達成している。また、今2月期は620億円で同17.0%増益予想。増益率の高まり、38円から40円に年間配当金の引き上げ予想などを評価する動きが先行している。なお、今2月期からIFRSを適用するため、50億円程度の押し上げ効果も反映されている。
<3376> オンリー 885 -132急落で年初来安値。前日に業績予想の下方修正を発表。上半期営業益は5億円から3.4億円に、通期では10.5億円から7.4億円に減額。気温が高く推移したことで秋冬商品の売上が低迷したこと、上半期末のオーダースーツの未出荷が想定よりも多かったことなどが業績下振れの背景。年間配当金も41円から35円に引き下げた。第1四半期は大幅増益決算であったことから、ネガティブなインパクトが強まる形に。
<2726> パルHD 3150 +115大幅続伸。前日に前2月期の決算を発表、営業利益は79.3億円で前期比12.6%増益、従来予想の89.9億円は下回ったものの、第3四半期累計と比較して増益率は高まり、2ケタ増益を確保している。衣料事業が好調だったもよう。また、年間配当金も従来予想の75円から85円に引き上げている。今2月期営業利益は91.9億円で同15.8%増益の見通し。3期連続での2ケタ増益見通しを評価する動きが先行へ。
<US>
<6093> エスクローAJ 291 +20急伸。前日に前2月期の決算を発表、営業利益は3.8億円で前期比45.6%減益、2月の下方修正数値をやや上回る水準での着地となった。また、今期は5.9億円で同53.0%増益と大幅増益に転じる見通しとなっている。今期の収益回復見通しに加えて、自社株買いの発表も評価材料に。発行済み株式数の4.72%に当たる200万株、5億円を上限としており、取得期間は4月10日から6月21日までとしている。
<3086> Jフロント 1302 +43大幅反発。前日に前2月期決算を発表。営業益は409億円で前期比17.5%減、2月末に下方修正した数値396億円をやや上回る着地に。今期は485億円で同18.6%増の見通し、市場予想を30億円程度上回っている。IFRS適用に伴う押し上げ効果が約35億円の上値乗せ要因となるもよう。決算サプライズは乏しいものの、説明会では中計目標達成に向けた強い意志なども表明されており、評価が高まる要因に。
<9433> KDDI 2384.0 -28.5続落。JPモルガン証券では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も3200円から2400円に引き下げている。2019年に通信業界は2つのネガティブイベントを控えており、業績予想を下方修正しているもようだ。NTTドコモ<9437>による通信料金の引き下げと、楽天モバイルのMNO事業参入などを懸念視している。
<6178> 日本郵政 1249 -37大幅続落。政府では保有する同社株を売却し、出資比率を現在の約6割から、郵政民営化法で決まっている下限水準の「3分の1超」にまで引き下げる方針を固めたと報じられている。今秋にも売却する見通しのようだ。方向性は織り込まれていたとみられるものの、短期的な需給悪化局面の到来を意識する動きが強まっている。なお、同社ではかんぽ生命保険<7181>の売出を予定している。
<8273> イズミ 5110 +290急反発。前日に前2月期決算を発表、営業益は353億円で前期比8.3%減、ほぼ想定通りの水準での着地。一方、今2月期は374億円で同6.0%増に転じる見通し。2月に5ヵ月ぶりプラスに転じた既存店売上だが、3月には一段と増収率も高めており、こうした流れも反映し、想定以上の増益見通しと捉えられている。なお、21.2期の中期計画では、営業収益を9,000億円から8,200億円に引き下げた。
<6432> 竹内製作所 2076 -52反落。前日に前2月期の決算を発表、営業益は154億円で前期比9.0%増、従来予想の138億円を上回って増益を確保した。ただ、第3四半期までは2ケタ増で推移していたため、業績上振れは想定線とみられている。また、今2月期は年間配当金を45円から50円に増配見通しであるものの、営業利益は140億円で同9.2%減益予想。中国景気の底打ち期待がたかまっていたなか、減益予想をマイナス視する動きに。
<8905> イオンモール 1816 +27反発。前日に前2月期の決算を発表、営業利益は530億円で前期比7.7%増益となった。ほぼ従来予想水準での着地となり、4期連続での増益を達成している。また、今2月期は620億円で同17.0%増益予想。増益率の高まり、38円から40円に年間配当金の引き上げ予想などを評価する動きが先行している。なお、今2月期からIFRSを適用するため、50億円程度の押し上げ効果も反映されている。
<3376> オンリー 885 -132急落で年初来安値。前日に業績予想の下方修正を発表。上半期営業益は5億円から3.4億円に、通期では10.5億円から7.4億円に減額。気温が高く推移したことで秋冬商品の売上が低迷したこと、上半期末のオーダースーツの未出荷が想定よりも多かったことなどが業績下振れの背景。年間配当金も41円から35円に引き下げた。第1四半期は大幅増益決算であったことから、ネガティブなインパクトが強まる形に。
<2726> パルHD 3150 +115大幅続伸。前日に前2月期の決算を発表、営業利益は79.3億円で前期比12.6%増益、従来予想の89.9億円は下回ったものの、第3四半期累計と比較して増益率は高まり、2ケタ増益を確保している。衣料事業が好調だったもよう。また、年間配当金も従来予想の75円から85円に引き上げている。今2月期営業利益は91.9億円で同15.8%増益の見通し。3期連続での2ケタ増益見通しを評価する動きが先行へ。
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