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三菱自、エアウォーター、YEデジタルなど

本日の注目個別銘柄
<3475> グッドコムA 2146 +257急騰。前日に19年10月期の決算を発表している。営業利益は17.6億円で前期比4.6%増益、従来予想の17億円をやや上回る着地となっている。第3四半期累計では前年同期比20.0%減益であったため、8-10月期は収益が急回復する格好になっている。また、販売戸数の増加を要因に、20年10月期は23.4億円で前期比33.1%増と大幅増益の見通し。収益増によって年間配当金も前期の47円から61円への増配を見込んでいる。

<9692> シーイーシー 2181 -104大幅反落。前日に第3四半期決算を発表している。累計営業利益は44.4億円で前年同期比20.1%増益、11月15日に訂正した上半期実績は28.7億円で同13.1%増益、やや増益率は高まる形になっている。ただ、IoT関連として業績期待は高く、11月以降はリバウンド基調を強めていた。通期業績上方修正の期待もあったとみられ、予想据え置きを受けていったん出尽くしムードも強まる展開とみられる。

<7211> 三菱自 473 -9続落。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」へ格下げ、目標株価も780円から550円に引き下げている。同社の主戦場においては、インドネシア市場の低迷が長引いているほか、タイ市場もピークアウトが本格化と指摘。主力モデルが業績ドライバーにはなりにくいフェーズを迎えたと考えているもよう。20年3月期営業利益は従来予想の900億円から市場コンセンサスを下回る340億円に下方修正している。

<2354> YEデジタル 557 +14反発。西日本鉄道子会社の西鉄エム・テックと、バス停を情報媒体として活用する
「スマートバス停」事業の全国展開で業務提携したと発表している。今後は両社間の資本提携についても協議を進めるようだ。液晶パネルや電子ペーパーを使い手作業での時刻表の更新をなくし、事故情報や広告の配信でバス停の利便性や収益性を高めていく。今後の収益寄与、並びに、企業体質の強化につながっていくとの見方が優勢に。

<4088> エアウォーター 1635 +25続伸。本日は公募・売出株の受渡期日となっている。11月25日のファイナンス発表からは一時22%の株価急落で、下落率は最大希薄化を大きく上回る水準となっていた。
売られ過ぎ感も強かったことで、当面の需給最悪期通過による今後のリバウンドを期待する動きが優勢になっているもようだ。なお、調達資金はインドの産業ガス事業の買収に伴う借入金の返済や新規の買収資金などに充てるとしている。

<3393> スターティアH 700 +66急伸で年初来高値を更新。米アップルCEOのインタビュー報道が伝わった。注目する分野としてARを挙げており、「次のコンピュータープラットフォームになる」などとコメントしている。これを受けて、ARコンテンツ制作サービス「COCOAR」を手掛けている同社などには、先行きの期待感が高まる形になった。同社のほか、サイバネット<4312>やサン電子<6736>などもAR関連銘柄として買い優勢の展開に。

<2655> MV東北 1433 -76大幅安。70%の株式を保有する親会社のイオン<8267>が、株式交換によって完全子会社化すると前日発表。割当比率は1:0.65、前日のイオンの終値を基にすると理論価格は1450円程度。株式交換は来年3月1日付で実施予定、同社株は2月27日付で上場廃止となる見通し。親子上場解消に向けたグループ再編への思惑もあったとみられるが、ここまでの株価推移からすると、プレミアム付与への期待は高かったようだ。

<7296> FCC 2417 -3反落。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価も2440円から3150円に引き上げた。業績への期待値が既に低下しているなか、21年3月期以降、フォードやトヨタ<7203>などホンダ<7267>以外への販売増加が見込まれるほか、能力増強投資が一巡してコスト負担増がピークアウトするため、利益水準が高まると分析する。
ただ、朝高後は直近高値水準を前に利食い売りが増加する展開に。


<1433> ベステラ 1236 -83急落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業益は1.4億円で前年同期比35.4%減益となった。また、通期予想は従来の5.2億円から1.2億円にまで大幅下方修正、11-1月期は赤字となる見込み。受注・着工予定だった大型解体工事が計画の延長などで遅延しており、来年度にずれ込み見通しとなったことが業績下振れの背景。なお、同時に、3Dスキャン・モデリング事業を譲受し、新規事業を開始すると発表している。





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