JASDAQ平均は3日続伸、円安などを背景に投資家心理改善し、中小型株買い続く
[18/05/21]
提供元:株式会社フィスコ
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JASDAQ市況
[JASDAQ市況]
JASDAQ平均 3989.12 +33.98/出来高 9789万株/売買代金 585億円
J-Stock Index 3622.95 +26.46
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはともに3営業日続伸し、JASDAQ-TOP20は5営業日ぶりに反発した。値上がり銘柄数は450(スタンダード423、グロース27)、値下がり銘柄数は196(スタンダード185、グロース11)、変わらずは53(スタンダード51、グロース2)。
円相場が1ドル=111円前後と円安が進んだことを背景に日経平均株価が2月2日以来約3か月半ぶりに節目の2万3000円を上回って推移したことから投資家心理が改善。中小型株中心の新興市場にも買い安心感が広がり、JASDAQ平均は3営業日続伸した。また、ムニューシン米財務長官が20日、米メディアとのインタビューで、米中貿易戦争をいったん保留にすると述べ、時間外取引で米株価指数先物が値上がりしていることも支援材料につながったとみられる。ただ、開催にやや不透明感が広がっている米朝首脳会談やラマダン入りしている中東情勢など不確定要素も残っており、積極的に買い上がる雰囲気にはつながっておらず、売買代金も585億円と低水準で買い戻しの域を抜け出ていないとの見方もある。一方で、日経平均が今後も2万3000円台を維持し、堅調展開をたどるなら、投資マインドの一段の改善から今後は主力の東証1部市場に比べ出遅れている新興市場の見直し機運につながるとの声も聞かれた。
個別では、ブロックチェーン関連銘柄として本日午後に入り人気化したクロスキャット<
2307>が前営業日比221円(+17.98%)高の1450円と大幅に反発し、今期大幅な営業増益見通しのチヨダウーテ<5387>が前週末比80円(+16.26%)高の572円とストップ高まで買い進まれ、極楽湯HD<2340>は96円(+13.73%)高の795円と大幅高を演じた。また、5日線を上回った応用技術<4356>は前週末比144円(+12.90%)高の1260円と3日続伸し、値動きの軽さからSシャワー<4838>が94円(+11.26%)高の929円と大幅上昇、25日線を上抜けたアイレックス<6944>も36円(+10.78%)高の370円と3日続伸した。このほか、HABA<4925>、五洋インテ<7519>、KeyH<4712>などが値上がり率上位にランクインした。
一方、今期営業増益率が小幅にとどまる見通しが嫌気されたアンドール<4640>は前週末比57円(-7.79%)安の675円と4日ぶりに反落し、国内証券による格下げが嫌気されたニューフレア<6256>は前週末比490円(-5.67%)安の8150円と大幅に続落した。また、一本調子の上昇に対する警戒感から利益確定売りが増えたイメージワン<2667>は前週末比36円(-4.70%)安の730円と6日ぶりに反落し、5日線を下抜けたやまねメディ<2144>は前週末比17円(-4.44%)安の366円と続落した。このほか、フルヤ金属<7826>、平山<7781>、大木ヘルスHD<3417>などが値下がり率上位になった。
JASDAQ-TOP20では、フェローテク<6890>、ハーモニック<6324>、田中化研<4080>などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2307|クロスキャット | 1450| 221| 17.98|
2| 5387|チヨダウーテ | 572| 80| 16.26|
3| 2340|極楽湯HD | 795| 96| 13.73|
4| 4356|応用技術 | 1260| 144| 12.90|
5| 4838|Sシャワー | 929| 94| 11.26|
6| 6944|アイレックス | 370| 36| 10.78|
7| 4925|HABA | 10160| 960| 10.43|
8| 7519|五洋インテ | 301| 27| 9.85|
9| 4712|KeyHolder | 127| 11| 9.48|
10| 3189|ANAP | 1528| 128| 9.14|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4640|アンドール | 675| -57| -7.79|
2| 6256|ニューフレア | 8150| -490| -5.67|
3| 6488|ヨシタケ | 1271| -76| -5.64|
4| 3803|イメージ情報開発 | 1132| -61| -5.11|
5| 2667|イメージワン | 730| -36| -4.70|
6| 2144|やまねM | 366| -17| -4.44|
7| 1736|オーテック | 1882| -78| -3.98|
8| 2436|共同PR | 2800| -109| -3.75|
9| 8072|出版貿 | 1862| -68| -3.52|
10| 5199|不二ラテ | 3055| -105| -3.32|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 3857|ラック | 1619| 90| 5.89|
2| 4576|DWTI | 602| 29| 5.06|
3| 6628|オンキヨー | 129| 6| 4.88|
4| 2162|nms | 756| 33| 4.56|
5| 3916|DIT | 1314| 57| 4.53|
6| 4763|クリーク&リバ | 1182| 49| 4.32|
7| 4572|カルナバイオ | 1421| 57| 4.18|
8| 4783|日ダイナミク | 1490| 59| 4.12|
9| 4847|インテリW | 695| 27| 4.04|
10| 3625|テックファーム | 1740| 63| 3.76|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6256|ニューフレア | 8150| -490| -5.67|
2| 3221|ヨシックス | 3390| -85| -2.45|
3| 2157|コシダカHD | 6680| -150| -2.20|
4| 4849|エンJPN | 5690| -120| -2.07|
5| 6871|マイクロニクス | 1250| -25| -1.96|
6| 2138|クルーズ | 2108| -22| -1.03|
7| 7624|NaITO | 300| -2| -0.66|
8| 7932|ニッピ | 4200| -25| -0.59|
9| 3444|菊池製作 | 791| -4| -0.50|
10| 1407|ウエストHD | 792| -4| -0.50|
<FA>
JASDAQ平均 3989.12 +33.98/出来高 9789万株/売買代金 585億円
J-Stock Index 3622.95 +26.46
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはともに3営業日続伸し、JASDAQ-TOP20は5営業日ぶりに反発した。値上がり銘柄数は450(スタンダード423、グロース27)、値下がり銘柄数は196(スタンダード185、グロース11)、変わらずは53(スタンダード51、グロース2)。
円相場が1ドル=111円前後と円安が進んだことを背景に日経平均株価が2月2日以来約3か月半ぶりに節目の2万3000円を上回って推移したことから投資家心理が改善。中小型株中心の新興市場にも買い安心感が広がり、JASDAQ平均は3営業日続伸した。また、ムニューシン米財務長官が20日、米メディアとのインタビューで、米中貿易戦争をいったん保留にすると述べ、時間外取引で米株価指数先物が値上がりしていることも支援材料につながったとみられる。ただ、開催にやや不透明感が広がっている米朝首脳会談やラマダン入りしている中東情勢など不確定要素も残っており、積極的に買い上がる雰囲気にはつながっておらず、売買代金も585億円と低水準で買い戻しの域を抜け出ていないとの見方もある。一方で、日経平均が今後も2万3000円台を維持し、堅調展開をたどるなら、投資マインドの一段の改善から今後は主力の東証1部市場に比べ出遅れている新興市場の見直し機運につながるとの声も聞かれた。
個別では、ブロックチェーン関連銘柄として本日午後に入り人気化したクロスキャット<
2307>が前営業日比221円(+17.98%)高の1450円と大幅に反発し、今期大幅な営業増益見通しのチヨダウーテ<5387>が前週末比80円(+16.26%)高の572円とストップ高まで買い進まれ、極楽湯HD<2340>は96円(+13.73%)高の795円と大幅高を演じた。また、5日線を上回った応用技術<4356>は前週末比144円(+12.90%)高の1260円と3日続伸し、値動きの軽さからSシャワー<4838>が94円(+11.26%)高の929円と大幅上昇、25日線を上抜けたアイレックス<6944>も36円(+10.78%)高の370円と3日続伸した。このほか、HABA<4925>、五洋インテ<7519>、KeyH<4712>などが値上がり率上位にランクインした。
一方、今期営業増益率が小幅にとどまる見通しが嫌気されたアンドール<4640>は前週末比57円(-7.79%)安の675円と4日ぶりに反落し、国内証券による格下げが嫌気されたニューフレア<6256>は前週末比490円(-5.67%)安の8150円と大幅に続落した。また、一本調子の上昇に対する警戒感から利益確定売りが増えたイメージワン<2667>は前週末比36円(-4.70%)安の730円と6日ぶりに反落し、5日線を下抜けたやまねメディ<2144>は前週末比17円(-4.44%)安の366円と続落した。このほか、フルヤ金属<7826>、平山<7781>、大木ヘルスHD<3417>などが値下がり率上位になった。
JASDAQ-TOP20では、フェローテク<6890>、ハーモニック<6324>、田中化研<4080>などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2307|クロスキャット | 1450| 221| 17.98|
2| 5387|チヨダウーテ | 572| 80| 16.26|
3| 2340|極楽湯HD | 795| 96| 13.73|
4| 4356|応用技術 | 1260| 144| 12.90|
5| 4838|Sシャワー | 929| 94| 11.26|
6| 6944|アイレックス | 370| 36| 10.78|
7| 4925|HABA | 10160| 960| 10.43|
8| 7519|五洋インテ | 301| 27| 9.85|
9| 4712|KeyHolder | 127| 11| 9.48|
10| 3189|ANAP | 1528| 128| 9.14|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4640|アンドール | 675| -57| -7.79|
2| 6256|ニューフレア | 8150| -490| -5.67|
3| 6488|ヨシタケ | 1271| -76| -5.64|
4| 3803|イメージ情報開発 | 1132| -61| -5.11|
5| 2667|イメージワン | 730| -36| -4.70|
6| 2144|やまねM | 366| -17| -4.44|
7| 1736|オーテック | 1882| -78| -3.98|
8| 2436|共同PR | 2800| -109| -3.75|
9| 8072|出版貿 | 1862| -68| -3.52|
10| 5199|不二ラテ | 3055| -105| -3.32|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 3857|ラック | 1619| 90| 5.89|
2| 4576|DWTI | 602| 29| 5.06|
3| 6628|オンキヨー | 129| 6| 4.88|
4| 2162|nms | 756| 33| 4.56|
5| 3916|DIT | 1314| 57| 4.53|
6| 4763|クリーク&リバ | 1182| 49| 4.32|
7| 4572|カルナバイオ | 1421| 57| 4.18|
8| 4783|日ダイナミク | 1490| 59| 4.12|
9| 4847|インテリW | 695| 27| 4.04|
10| 3625|テックファーム | 1740| 63| 3.76|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6256|ニューフレア | 8150| -490| -5.67|
2| 3221|ヨシックス | 3390| -85| -2.45|
3| 2157|コシダカHD | 6680| -150| -2.20|
4| 4849|エンJPN | 5690| -120| -2.07|
5| 6871|マイクロニクス | 1250| -25| -1.96|
6| 2138|クルーズ | 2108| -22| -1.03|
7| 7624|NaITO | 300| -2| -0.66|
8| 7932|ニッピ | 4200| -25| -0.59|
9| 3444|菊池製作 | 791| -4| -0.50|
10| 1407|ウエストHD | 792| -4| -0.50|
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