JASDAQ平均は小幅に5日続伸、買い一巡後は上値の重い展開に
[21/05/24]
提供元:株式会社フィスコ
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JASDAQ市況
[JASDAQ市況]
JASDAQ平均 3,856.54 +1.58/出来高 8116万株/売買代金 739億円
J-Stock Index 3,825.14 -42.77
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は続伸、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20はそろって下落した。値上がり銘柄数は278(スタンダード270、グロース8)、値下り銘柄数は312(スタンダード286、グロース26)、変わらずは、61(スタンダード59、グロース2)。
本日のJASDAQ市場はまちまちとなった。前週末21日の米株式市場はまちまち。良好な経済指標や、バイデン政権によるインフラ計画の進展を下支えに、NYダウは概ね堅調に推移(123.69ドル高、+0.36%)。一方、暗号資産相場の再度の急落や住宅価格の上昇を受けたインフレ懸念から、ナスダック総合指数は引けにかけて下落に転じた
(−0.47%)。こうした、まちまちな米株市場の動きを受けた後ではあったが、週明けのJASDAQ平均は堅調なスタートを切った。24日未明まで軟調だった暗号資産相場が朝方に反発していたことや、波乱があるなかでも前週末のナスダックの下落率が相対的に軽微だったことなどを背景に、個人投資家心理も大きくは後退しなかったようだ。
また、朝方小安く寄り付いた日経平均が切り返して直後に28500円を超える水準にまで一時大幅上昇したこともマインド改善に寄与したもよう。そのほか、根強いインフレ懸念を背景にマザーズ指数が軟調推移だったことも、相対的に安定感のあるJASDAQ市場への物色を促したようだ。ただ、JASDAQ平均がプラスで推移する一方、JASDAQ TOP-20は終日軟調推移となり、JASDAQ市場での物色も一部の銘柄に限られた。また、積極的に買い上がる材料も見当たらないなか、日経平均が急失速して上げ幅を縮小していったことも重しとなり、JASDAQ平均も結局、前週末終値とほぼ同水準で終えた。
個別では、AOKIホールディングス<8214>の店舗に自社の無人化システムを導入することを発表したランシステム<3326>が19%高のストップ高比例配分で取引を終えた。22年2月期の営業損益が黒字転換見通しとなったアルバイトタイムス<2341>は12%高、24年3月期売上高目標350億円とする中計がポジティブ視された芝浦電子<6957>は9%高となった。また、自社株買いや特別配当の実施をポジティブ視された日本一ソフトウェア<3851>が5%高。そのほか、不二硝子<5212>、フジタコーポレーション<3370>、ファブリカコミュニケーションズ<4193>などが値上がり率上位に顔を出した。
一方、前週末大幅反発した幼児活動研究会<2152>は利食い売りが優勢となり12%安で値下がり率トップに、同じく前週末に大幅高となった、夢みつけ隊<2673>も売りに押され4%安となった。時価総額上位では、ワークマン<7564>やハーモニック<6324>などが冴えなかった。そのほか、テセック<6337>、植松商会<9914>、スーパーバリュー<
3094>が値下がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、シノケングループ<8909>、フェローテク<6890>、セリア<2782>
などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 5212|不二硝 | 2071| 400| 23.94|
2| 3326|ランシステム | 498| 80| 19.14|
3| 6628|オンキヨー | 7| 1| 16.67|
4| 2341|アルバイトタイ | 155| 17| 12.32|
5| 3370|フジタコーポ | 430| 46| 11.98|
6| 4193|J−ファブリカ | 7440| 750| 11.21|
7| 6400|不二精機 | 729| 72| 10.96|
8| 6957|芝浦電子 | 4860| 430| 9.71|
9| 3070|アマガサ | 320| 28| 9.59|
10| 6063|EAJ | 1757| 137| 8.46|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2152|幼児活動 | 1182| -162| -12.05|
2| 6337|テセック | 2715| -235| -7.97|
3| 9914|植松商 | 695| -60| -7.95|
4| 3094|スーパーV | 651| -43| -6.20|
5| 3777|FHTHD | 16| -1| -5.88|
6| 4347|ブロメディア | 80| -5| -5.88|
7| 7217|テイン | 1315| -75| -5.40|
8| 8886|ウッドフレンス | 2556| -144| -5.33|
9| 2667|イメージワン | 720| -40| -5.26|
10| 8746|第一商品 | 243| -13| -5.08|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6628|オンキヨー | 7| 1| 16.67|
2| 6957|芝浦電子 | 4860| 430| 9.71|
3| 7826|フルヤ金属 | 7490| 380| 5.34|
4| 7713|シグマ光機 | 1739| 63| 3.76|
5| 4235|UFHD | 1519| 51| 3.47|
6| 6145|NITTOKU | 3610| 120| 3.44|
7| 3798|ULS−G | 3860| 105| 2.80|
8| 8844|コスモスイニ | 456| 10| 2.24|
9| 3733|ソフトウェアS | 10740| 220| 2.09|
10| 6918|アバール | 3455| 70| 2.07|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6337|テセック | 2715| -235| -7.97|
2| 4582|シンバイオ | 1510| -77| -4.85|
3| 3857|ラック | 992| -45| -4.34|
4| 4764|NexusBank | 165| -7| -4.07|
5| 2146|UTGROUP | 3110| -130| -4.01|
6| 6324|ハーモニック | 5910| -240| -3.90|
7| 2315|CAICA | 227| -9| -3.81|
8| 2138|クルーズ | 2186| -76| -3.36|
9| 7564|ワークマン | 7440| -240| -3.13|
10| 4712|KeyH | 1026| -26| -2.47|
<TY>
JASDAQ平均 3,856.54 +1.58/出来高 8116万株/売買代金 739億円
J-Stock Index 3,825.14 -42.77
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は続伸、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20はそろって下落した。値上がり銘柄数は278(スタンダード270、グロース8)、値下り銘柄数は312(スタンダード286、グロース26)、変わらずは、61(スタンダード59、グロース2)。
本日のJASDAQ市場はまちまちとなった。前週末21日の米株式市場はまちまち。良好な経済指標や、バイデン政権によるインフラ計画の進展を下支えに、NYダウは概ね堅調に推移(123.69ドル高、+0.36%)。一方、暗号資産相場の再度の急落や住宅価格の上昇を受けたインフレ懸念から、ナスダック総合指数は引けにかけて下落に転じた
(−0.47%)。こうした、まちまちな米株市場の動きを受けた後ではあったが、週明けのJASDAQ平均は堅調なスタートを切った。24日未明まで軟調だった暗号資産相場が朝方に反発していたことや、波乱があるなかでも前週末のナスダックの下落率が相対的に軽微だったことなどを背景に、個人投資家心理も大きくは後退しなかったようだ。
また、朝方小安く寄り付いた日経平均が切り返して直後に28500円を超える水準にまで一時大幅上昇したこともマインド改善に寄与したもよう。そのほか、根強いインフレ懸念を背景にマザーズ指数が軟調推移だったことも、相対的に安定感のあるJASDAQ市場への物色を促したようだ。ただ、JASDAQ平均がプラスで推移する一方、JASDAQ TOP-20は終日軟調推移となり、JASDAQ市場での物色も一部の銘柄に限られた。また、積極的に買い上がる材料も見当たらないなか、日経平均が急失速して上げ幅を縮小していったことも重しとなり、JASDAQ平均も結局、前週末終値とほぼ同水準で終えた。
個別では、AOKIホールディングス<8214>の店舗に自社の無人化システムを導入することを発表したランシステム<3326>が19%高のストップ高比例配分で取引を終えた。22年2月期の営業損益が黒字転換見通しとなったアルバイトタイムス<2341>は12%高、24年3月期売上高目標350億円とする中計がポジティブ視された芝浦電子<6957>は9%高となった。また、自社株買いや特別配当の実施をポジティブ視された日本一ソフトウェア<3851>が5%高。そのほか、不二硝子<5212>、フジタコーポレーション<3370>、ファブリカコミュニケーションズ<4193>などが値上がり率上位に顔を出した。
一方、前週末大幅反発した幼児活動研究会<2152>は利食い売りが優勢となり12%安で値下がり率トップに、同じく前週末に大幅高となった、夢みつけ隊<2673>も売りに押され4%安となった。時価総額上位では、ワークマン<7564>やハーモニック<6324>などが冴えなかった。そのほか、テセック<6337>、植松商会<9914>、スーパーバリュー<
3094>が値下がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、シノケングループ<8909>、フェローテク<6890>、セリア<2782>
などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 5212|不二硝 | 2071| 400| 23.94|
2| 3326|ランシステム | 498| 80| 19.14|
3| 6628|オンキヨー | 7| 1| 16.67|
4| 2341|アルバイトタイ | 155| 17| 12.32|
5| 3370|フジタコーポ | 430| 46| 11.98|
6| 4193|J−ファブリカ | 7440| 750| 11.21|
7| 6400|不二精機 | 729| 72| 10.96|
8| 6957|芝浦電子 | 4860| 430| 9.71|
9| 3070|アマガサ | 320| 28| 9.59|
10| 6063|EAJ | 1757| 137| 8.46|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2152|幼児活動 | 1182| -162| -12.05|
2| 6337|テセック | 2715| -235| -7.97|
3| 9914|植松商 | 695| -60| -7.95|
4| 3094|スーパーV | 651| -43| -6.20|
5| 3777|FHTHD | 16| -1| -5.88|
6| 4347|ブロメディア | 80| -5| -5.88|
7| 7217|テイン | 1315| -75| -5.40|
8| 8886|ウッドフレンス | 2556| -144| -5.33|
9| 2667|イメージワン | 720| -40| -5.26|
10| 8746|第一商品 | 243| -13| -5.08|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6628|オンキヨー | 7| 1| 16.67|
2| 6957|芝浦電子 | 4860| 430| 9.71|
3| 7826|フルヤ金属 | 7490| 380| 5.34|
4| 7713|シグマ光機 | 1739| 63| 3.76|
5| 4235|UFHD | 1519| 51| 3.47|
6| 6145|NITTOKU | 3610| 120| 3.44|
7| 3798|ULS−G | 3860| 105| 2.80|
8| 8844|コスモスイニ | 456| 10| 2.24|
9| 3733|ソフトウェアS | 10740| 220| 2.09|
10| 6918|アバール | 3455| 70| 2.07|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6337|テセック | 2715| -235| -7.97|
2| 4582|シンバイオ | 1510| -77| -4.85|
3| 3857|ラック | 992| -45| -4.34|
4| 4764|NexusBank | 165| -7| -4.07|
5| 2146|UTGROUP | 3110| -130| -4.01|
6| 6324|ハーモニック | 5910| -240| -3.90|
7| 2315|CAICA | 227| -9| -3.81|
8| 2138|クルーズ | 2186| -76| -3.36|
9| 7564|ワークマン | 7440| -240| -3.13|
10| 4712|KeyH | 1026| -26| -2.47|
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