JASDAQ平均は続伸、目線は東証1部で新興市場は蚊帳の外
[21/05/28]
提供元:株式会社フィスコ
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JASDAQ市況
[JASDAQ市況]
JASDAQ平均 3882.65 +10.05/出来高 1億3077万株/売買代金 838億円
J-Stock Index 3882.52 +39.42
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20はそろって続伸となった。値上がり銘柄数は343(スタンダード326、グロース17)、値下り銘柄数は232
(スタンダード216、グロース16)、変わらずは、60(スタンダード57、グロース3)。
本日のJASDAQ市場は堅調な展開となった。27日の米株式市場でNYダウは続伸し、141ドル高となった。労働市場の回復が好感されたほか、28日公表のバイデン大統領による予算案に関する報道を背景に、景気敏感株を中心に買いが入った。一方、長期金利の上昇によりナスダック総合指数は小幅に下落した。まちまちな米国市場を横目に、本日の東京市場では、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)指数構成銘柄見直しに伴うリバランス売りを通過したあく抜け感から、日経平均やTOPIX(東証株価指数)が急反発する展開となった。朝方から日経平均が優に500円を超える値幅で29000円を回復するなど、東証1部の値がさ株を中心とした相場展開となった。一方、前日まで物色が旺盛だった新興市場は一転して蚊帳の外となり、物色は限定的となった。JASDAQ市場は、利益確定売りが強まったマザーズ市場に比べれば影響は相対的に限定的だったが、JASDAQ平均の上昇率は0.26%と小幅な伸びにとどまった。それでも、JASDAQ平均は本日の上昇により、25日、75日の移動平均線を終値ベースで超えてきた。テクニカル的には好転してきており、来週以降の動きに注目したい。
個別では、中国版「ZOZO」で商品の販売を開始したANAP<3189>が23%高のストップ高比例配分で値上がり率トップとなった。前日に「総務省が携帯大手に回線利用料の開示求める制度検討」報道で思惑買いが集まった日本テレホン<9425>に引き続き買いが集まり8%高、在京主要大学12校が主催する「2021東京12大学フェア」で首都圏会場の運営業務を受託したと発表したアクセスグループ<7042>は4%高となった。また、緊急事態宣言の延長によって、巣ごもり需要が続くとみられたのか関連銘柄である出前館<2484>が4%高、時価総額上位銘柄ではハーモニック<6324>や東映アニメ<4816>が堅調に推移した。そのほか、第一商品<8746>、メイコー<6787>、ナガオカ<6239>などが値上がり率上位に顔を出した。
一方、買い一巡後売り優勢の展開となったランシステム<3326>が8%安、前日まで堅調に推移していた内外テック<3374>が、利食い売りが優勢から7%安となった。また、信用取引の規制強化を嫌気されたカイノス<4556>が5%安、時価総額上位では、セリア
<2782>が冴えなかった。そのほか、夢みつけ隊<2673>、ウッドフレンズ<8886>、イー
サポートリンク<2493>が値下がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、メイコー、ハーモニック、ナカニシ<7716>などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 3189|ANAP | 422| 80| 23.39|
2| 2667|イメージワン | 860| 150| 21.13|
3| 1418|インターライフ | 244| 23| 10.41|
4| 4657|環境管理 | 673| 57| 9.25|
5| 9425|日本テレホン | 528| 42| 8.64|
6| 8746|第一商品 | 285| 20| 7.55|
7| 6787|メイコー | 2985| 192| 6.87|
8| 2191|テラ | 231| 14| 6.45|
9| 6239|ナガオカ | 958| 55| 6.09|
10| 3777|FHTHD | 18| 1| 5.88|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2673|夢隊 | 180| -19| -9.55|
2| 3326|ランシステム | 710| -68| -8.74|
3| 8886|ウッドフレンス | 2310| -205| -8.15|
4| 2493|イーサポート | 932| -79| -7.81|
5| 3374|内外テック | 3110| -260| -7.72|
6| 3297|東武住販 | 1120| -84| -6.98|
7| 7434|オータケ | 1627| -113| -6.49|
8| 4556|カイノス | 1580| -98| -5.84|
9| 7367|J−セルム | 1023| -58| -5.37|
10| 7217|テイン | 1544| -80| -4.93|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6787|メイコー | 2985| 192| 6.87|
2| 2484|出前館 | 1779| 76| 4.46|
3| 3891|高度紙 | 3470| 130| 3.89|
4| 8890|レーサム | 815| 30| 3.82|
5| 6145|NITTOKU | 3555| 130| 3.80|
6| 4816|東映アニメ | 12180| 420| 3.57|
7| 7826|フルヤ金属 | 7450| 250| 3.47|
8| 6625|JALCOHD | 183| 6| 3.39|
9| 3733|ソフトウェアS | 11300| 350| 3.20|
10| 2146|UTGROUP | 3015| 86| 2.94|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6957|芝浦電子 | 4785| -145| -2.94|
2| 7774|J・TEC | 710| -18| -2.47|
3| 3150|グリムス | 1864| -46| -2.41|
4| 4287|ジャストプラ | 392| -8| -2.00|
5| 3641|パピレス | 1699| -32| -1.85|
6| 3758|アエリア | 573| -9| -1.55|
7| 4348|インフォコム | 2590| -37| -1.41|
8| 3776|ブロバンタワ | 237| -3| -1.25|
9| 3323|レカム | 101| -1| -0.98|
10| 6312|フロイント | 798| -6| -0.75|
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JASDAQ平均 3882.65 +10.05/出来高 1億3077万株/売買代金 838億円
J-Stock Index 3882.52 +39.42
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20はそろって続伸となった。値上がり銘柄数は343(スタンダード326、グロース17)、値下り銘柄数は232
(スタンダード216、グロース16)、変わらずは、60(スタンダード57、グロース3)。
本日のJASDAQ市場は堅調な展開となった。27日の米株式市場でNYダウは続伸し、141ドル高となった。労働市場の回復が好感されたほか、28日公表のバイデン大統領による予算案に関する報道を背景に、景気敏感株を中心に買いが入った。一方、長期金利の上昇によりナスダック総合指数は小幅に下落した。まちまちな米国市場を横目に、本日の東京市場では、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)指数構成銘柄見直しに伴うリバランス売りを通過したあく抜け感から、日経平均やTOPIX(東証株価指数)が急反発する展開となった。朝方から日経平均が優に500円を超える値幅で29000円を回復するなど、東証1部の値がさ株を中心とした相場展開となった。一方、前日まで物色が旺盛だった新興市場は一転して蚊帳の外となり、物色は限定的となった。JASDAQ市場は、利益確定売りが強まったマザーズ市場に比べれば影響は相対的に限定的だったが、JASDAQ平均の上昇率は0.26%と小幅な伸びにとどまった。それでも、JASDAQ平均は本日の上昇により、25日、75日の移動平均線を終値ベースで超えてきた。テクニカル的には好転してきており、来週以降の動きに注目したい。
個別では、中国版「ZOZO」で商品の販売を開始したANAP<3189>が23%高のストップ高比例配分で値上がり率トップとなった。前日に「総務省が携帯大手に回線利用料の開示求める制度検討」報道で思惑買いが集まった日本テレホン<9425>に引き続き買いが集まり8%高、在京主要大学12校が主催する「2021東京12大学フェア」で首都圏会場の運営業務を受託したと発表したアクセスグループ<7042>は4%高となった。また、緊急事態宣言の延長によって、巣ごもり需要が続くとみられたのか関連銘柄である出前館<2484>が4%高、時価総額上位銘柄ではハーモニック<6324>や東映アニメ<4816>が堅調に推移した。そのほか、第一商品<8746>、メイコー<6787>、ナガオカ<6239>などが値上がり率上位に顔を出した。
一方、買い一巡後売り優勢の展開となったランシステム<3326>が8%安、前日まで堅調に推移していた内外テック<3374>が、利食い売りが優勢から7%安となった。また、信用取引の規制強化を嫌気されたカイノス<4556>が5%安、時価総額上位では、セリア
<2782>が冴えなかった。そのほか、夢みつけ隊<2673>、ウッドフレンズ<8886>、イー
サポートリンク<2493>が値下がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、メイコー、ハーモニック、ナカニシ<7716>などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 3189|ANAP | 422| 80| 23.39|
2| 2667|イメージワン | 860| 150| 21.13|
3| 1418|インターライフ | 244| 23| 10.41|
4| 4657|環境管理 | 673| 57| 9.25|
5| 9425|日本テレホン | 528| 42| 8.64|
6| 8746|第一商品 | 285| 20| 7.55|
7| 6787|メイコー | 2985| 192| 6.87|
8| 2191|テラ | 231| 14| 6.45|
9| 6239|ナガオカ | 958| 55| 6.09|
10| 3777|FHTHD | 18| 1| 5.88|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2673|夢隊 | 180| -19| -9.55|
2| 3326|ランシステム | 710| -68| -8.74|
3| 8886|ウッドフレンス | 2310| -205| -8.15|
4| 2493|イーサポート | 932| -79| -7.81|
5| 3374|内外テック | 3110| -260| -7.72|
6| 3297|東武住販 | 1120| -84| -6.98|
7| 7434|オータケ | 1627| -113| -6.49|
8| 4556|カイノス | 1580| -98| -5.84|
9| 7367|J−セルム | 1023| -58| -5.37|
10| 7217|テイン | 1544| -80| -4.93|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6787|メイコー | 2985| 192| 6.87|
2| 2484|出前館 | 1779| 76| 4.46|
3| 3891|高度紙 | 3470| 130| 3.89|
4| 8890|レーサム | 815| 30| 3.82|
5| 6145|NITTOKU | 3555| 130| 3.80|
6| 4816|東映アニメ | 12180| 420| 3.57|
7| 7826|フルヤ金属 | 7450| 250| 3.47|
8| 6625|JALCOHD | 183| 6| 3.39|
9| 3733|ソフトウェアS | 11300| 350| 3.20|
10| 2146|UTGROUP | 3015| 86| 2.94|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6957|芝浦電子 | 4785| -145| -2.94|
2| 7774|J・TEC | 710| -18| -2.47|
3| 3150|グリムス | 1864| -46| -2.41|
4| 4287|ジャストプラ | 392| -8| -2.00|
5| 3641|パピレス | 1699| -32| -1.85|
6| 3758|アエリア | 573| -9| -1.55|
7| 4348|インフォコム | 2590| -37| -1.41|
8| 3776|ブロバンタワ | 237| -3| -1.25|
9| 3323|レカム | 101| -1| -0.98|
10| 6312|フロイント | 798| -6| -0.75|
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