JASDAQ平均は小幅続伸、手掛かり材料難のなか積極的な買いは手控えられる
[21/06/01]
提供元:株式会社フィスコ
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JASDAQ市況
[JASDAQ市況]
JASDAQ平均 3896.76 +5.99/出来高 1億1958万株/売買代金 849億円
J-Stock Index 3892.21 +1.34
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはそろって続伸、JASDAQ-TOP20は反落となった。値上がり銘柄数は295(スタンダード274、グロース21)、値下り銘柄数は267(スタンダード253、グロース14)、変わらずは、87(スタンダード86、グロース1)。
本日のJASDAQ市場はまちまちとなった。前日5月31日の米株式市場はメモリアルデーの祝日で休場だった。手掛かり材料に乏しいなか、月末の持ち高調整目的の売り一巡に期待する向きなどがあり、本日の日経JASDAQ平均は続伸してスタート。その後上げ幅を縮小する場面も見られたが、大引けまで大きく値を崩すことはなく終日堅調に推移した。日経平均は朝方上昇する場面もあったが、前場中ごろを過ぎると一転大きく下落、その後は方向感に乏しく上値の重い展開を強いられていた。日経平均に限らず、JASDAQ市場ではJASDAQ平均がプラスで推移する一方、JASDAQ-TOP20はマイナス圏での推移となるなど、全体的に方向感がつかみづらかった印象を受け、材料株やテーマ株の物色が中心となっていたようだ。日経JASDAQ平均の日足チャートでは短いローソク足が続いており、こう着感の強さが窺えるが、それでも着実に下値を切り上げてきている。また、5日移動平均線は25日線に続いて75日線を上抜けたほか、週足では13週線をまもなく捉えそうな水準にまで上昇してきた。チャート形状の改善傾向はポジティブに捉えたい。
個別では、感染対策対応型の会場運営パッケージサービスの提供を開始したと発表したアクセスグループ<7042>が18%高のストップ高比例配分で取引を終えた。前日に大和証券と顧客紹介に関して業務提携したと発表し、引き続き買い材料視されたニチリョク<7578>が17%高、ライトアップ<6580>と業務提携契約を締結することを買い材料視されたジオコード<7357>は5%高となった。また、21年7月期第3四半期の決算を発表し、業績の拡大が好感されたゼネパッカー<6267>は3%高、時価総額上位銘柄では東映アニメ<4816>やフェローテク<6890>が堅調に推移した。そのほか、シキノハイテック<6614>、ANAP<3189>、GFA<8783>などが値上がり率上位に顔を出した。
一方、21年6月期の営業損失予想を発表し、業績の悪化が嫌気されたランシステム<3326>が13%安、信用取引の規制措置強化が発表され売買意欲の低下が懸念された、夢みつけ隊<2673>は6%安となった。時価総額上位では、ワークマン<7564>やセリア<2782>が冴えなかった。そのほか、第一商品<8746>、カイノス<4556>、日本エス・エイチ・エル<4327>が値下がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、フェローテク、クルーズ<2138>、アイサンテクノロジー<4667>
などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7042|アクセスGHD | 982| 150| 18.03|
2| 7578|ニチリョク | 271| 40| 17.32|
3| 6628|オンキヨー | 7| 1| 16.67|
4| 6614|シキノハイテック | 2140| 215| 11.17|
5| 3189|ANAP | 548| 46| 9.16|
6| 8783|GFA | 213| 17| 8.67|
7| 9816|ストライダーズ | 313| 24| 8.30|
8| 4582|シンバイオ | 2043| 144| 7.58|
9| 8938|グロームHD | 1823| 125| 7.36|
10| 6694|ズーム | 3320| 215| 6.92|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 8746|第一商品 | 240| -38| -13.67|
2| 3326|ランシステム | 694| -109| -13.57|
3| 4556|カイノス | 1387| -120| -7.96|
4| 2673|夢隊 | 181| -12| -6.22|
5| 4327|日本SHL | 3205| -175| -5.18|
6| 5542|報国鉄 | 1238| -67| -5.13|
7| 4499|Speee | 3735| -195| -4.96|
8| 4970|東洋合成 | 11070| -570| -4.90|
9| 1418|インターライフ | 226| -11| -4.64|
10| 3441|山王 | 1347| -63| -4.47|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6628|オンキヨー | 7| 1| 16.67|
2| 4348|インフォコム | 2848| 307| 12.08|
3| 4582|シンバイオ | 2043| 144| 7.58|
4| 6337|テセック | 3290| 185| 5.96|
5| 7713|シグマ光機 | 1769| 64| 3.75|
6| 6890|フェローテク | 2745| 89| 3.35|
7| 4572|カルナバイオ | 1257| 39| 3.20|
8| 9908|日電計 | 1728| 47| 2.80|
9| 4792|山田コンサル | 1203| 31| 2.65|
10| 6565|ABホテル | 1369| 35| 2.62|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4235|UFHD | 1498| -49| -3.17|
2| 7777|3Dマトリクス | 279| -9| -3.13|
3| 4764|NexusBank | 141| -4| -2.76|
4| 3356|テリロジー | 529| -14| -2.58|
5| 1407|ウエストHD | 3460| -80| -2.26|
6| 2162|nmsHD | 380| -8| -2.06|
7| 6626|SEMITEC | 4535| -85| -1.84|
8| 2782|セリア | 3910| -70| -1.76|
9| 4978|リプロセル | 406| -6| -1.46|
10| 4579|ラクオリア | 1038| -15| -1.42|
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JASDAQ平均 3896.76 +5.99/出来高 1億1958万株/売買代金 849億円
J-Stock Index 3892.21 +1.34
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはそろって続伸、JASDAQ-TOP20は反落となった。値上がり銘柄数は295(スタンダード274、グロース21)、値下り銘柄数は267(スタンダード253、グロース14)、変わらずは、87(スタンダード86、グロース1)。
本日のJASDAQ市場はまちまちとなった。前日5月31日の米株式市場はメモリアルデーの祝日で休場だった。手掛かり材料に乏しいなか、月末の持ち高調整目的の売り一巡に期待する向きなどがあり、本日の日経JASDAQ平均は続伸してスタート。その後上げ幅を縮小する場面も見られたが、大引けまで大きく値を崩すことはなく終日堅調に推移した。日経平均は朝方上昇する場面もあったが、前場中ごろを過ぎると一転大きく下落、その後は方向感に乏しく上値の重い展開を強いられていた。日経平均に限らず、JASDAQ市場ではJASDAQ平均がプラスで推移する一方、JASDAQ-TOP20はマイナス圏での推移となるなど、全体的に方向感がつかみづらかった印象を受け、材料株やテーマ株の物色が中心となっていたようだ。日経JASDAQ平均の日足チャートでは短いローソク足が続いており、こう着感の強さが窺えるが、それでも着実に下値を切り上げてきている。また、5日移動平均線は25日線に続いて75日線を上抜けたほか、週足では13週線をまもなく捉えそうな水準にまで上昇してきた。チャート形状の改善傾向はポジティブに捉えたい。
個別では、感染対策対応型の会場運営パッケージサービスの提供を開始したと発表したアクセスグループ<7042>が18%高のストップ高比例配分で取引を終えた。前日に大和証券と顧客紹介に関して業務提携したと発表し、引き続き買い材料視されたニチリョク<7578>が17%高、ライトアップ<6580>と業務提携契約を締結することを買い材料視されたジオコード<7357>は5%高となった。また、21年7月期第3四半期の決算を発表し、業績の拡大が好感されたゼネパッカー<6267>は3%高、時価総額上位銘柄では東映アニメ<4816>やフェローテク<6890>が堅調に推移した。そのほか、シキノハイテック<6614>、ANAP<3189>、GFA<8783>などが値上がり率上位に顔を出した。
一方、21年6月期の営業損失予想を発表し、業績の悪化が嫌気されたランシステム<3326>が13%安、信用取引の規制措置強化が発表され売買意欲の低下が懸念された、夢みつけ隊<2673>は6%安となった。時価総額上位では、ワークマン<7564>やセリア<2782>が冴えなかった。そのほか、第一商品<8746>、カイノス<4556>、日本エス・エイチ・エル<4327>が値下がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、フェローテク、クルーズ<2138>、アイサンテクノロジー<4667>
などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7042|アクセスGHD | 982| 150| 18.03|
2| 7578|ニチリョク | 271| 40| 17.32|
3| 6628|オンキヨー | 7| 1| 16.67|
4| 6614|シキノハイテック | 2140| 215| 11.17|
5| 3189|ANAP | 548| 46| 9.16|
6| 8783|GFA | 213| 17| 8.67|
7| 9816|ストライダーズ | 313| 24| 8.30|
8| 4582|シンバイオ | 2043| 144| 7.58|
9| 8938|グロームHD | 1823| 125| 7.36|
10| 6694|ズーム | 3320| 215| 6.92|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 8746|第一商品 | 240| -38| -13.67|
2| 3326|ランシステム | 694| -109| -13.57|
3| 4556|カイノス | 1387| -120| -7.96|
4| 2673|夢隊 | 181| -12| -6.22|
5| 4327|日本SHL | 3205| -175| -5.18|
6| 5542|報国鉄 | 1238| -67| -5.13|
7| 4499|Speee | 3735| -195| -4.96|
8| 4970|東洋合成 | 11070| -570| -4.90|
9| 1418|インターライフ | 226| -11| -4.64|
10| 3441|山王 | 1347| -63| -4.47|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6628|オンキヨー | 7| 1| 16.67|
2| 4348|インフォコム | 2848| 307| 12.08|
3| 4582|シンバイオ | 2043| 144| 7.58|
4| 6337|テセック | 3290| 185| 5.96|
5| 7713|シグマ光機 | 1769| 64| 3.75|
6| 6890|フェローテク | 2745| 89| 3.35|
7| 4572|カルナバイオ | 1257| 39| 3.20|
8| 9908|日電計 | 1728| 47| 2.80|
9| 4792|山田コンサル | 1203| 31| 2.65|
10| 6565|ABホテル | 1369| 35| 2.62|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4235|UFHD | 1498| -49| -3.17|
2| 7777|3Dマトリクス | 279| -9| -3.13|
3| 4764|NexusBank | 141| -4| -2.76|
4| 3356|テリロジー | 529| -14| -2.58|
5| 1407|ウエストHD | 3460| -80| -2.26|
6| 2162|nmsHD | 380| -8| -2.06|
7| 6626|SEMITEC | 4535| -85| -1.84|
8| 2782|セリア | 3910| -70| -1.76|
9| 4978|リプロセル | 406| -6| -1.46|
10| 4579|ラクオリア | 1038| -15| -1.42|
<YN>