JASDAQ平均は反発、買い一巡後はこう着感の強い展開
[21/06/07]
提供元:株式会社フィスコ
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JASDAQ市況
[JASDAQ市況]
JASDAQ平均 3924.08 +12.75/出来高 1億2296万株/売買代金 963億円
J-Stock Index 3890.09 +11.82
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはそろって反発、JASDAQ-TOP20は続伸した。値上がり銘柄数は342(スタンダード317、グロース25)、値下がり銘柄数は244(スタンダード234、グロース10)、変わらずは、64(スタンダード63、グロース1)。
本日のJASDAQ市場は堅調な展開となった。前週末4日の米株式市場でのNYダウは179.35ドル高(+0.52%)と反発。5月の米雇用統計は強弱混在する内容であったが、連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和の縮小を急ぐほどの内容ではないと受け止められ、米長期金利が低下するなかハイテク株中心に買いが向かい、ナスダックは1.47%高と大幅に反発した。米ハイテク株高を追い風に、週明けの東京市場は全般堅調なスタートを切り、日経JASDAQ平均もこれにもれず反発して寄り付いた。ただ、その後はこう着感の強い動きが継続し、引けにかけては上げ幅を縮小する動きも見られた。米雇用統計を通過したとはいえ、FRBによる金融緩和縮小の議論開始は時間の問題との懸念は依然根強いようす。そうした中、今週には、5月米消費者物価指数(CPI)が、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えているだけに、積極的に持ち高を一方向に傾ける向きは少なかった。マザーズ指数も反発したとはいえ、戻りの鈍さは否めず、個人投資家の慎重な姿勢がJASDAQ市場でも表れたようだ。物色の特色としては、前週に続きシキノハイテック<6614>や東洋合成工業<4970>など、半導体関連の一角が賑わいをみせていた。
個別では、米キメリックスがFDAからBCVの錠剤及び経口剤の承認取得したことを受けて買い材料視されたシンバイオ製薬<4582>が14%高となった。グループ会社が「IoT温度監視システム」をサンプル出荷したことを発表し、これを好感されたザインエレクトロニクス<6769>は4%高、愛知県の自動運転社会実装モデル構築事業に参画することを発表したアイサンテクノロジー<4667>が3%高となった。また、極冷ロジボックスの販売開始に伴って代理店として販売すると発表したGFA<8783>も3%高、時価総額上位銘柄ではワークマン<7564>や東映アニメ<4816>が堅調に推移した。そのほか、山大<7426>、オービス<7827>、マリオン<3494>、などが値上がり率上位に顔を出した。
一方で、前週末堅調に推移していたまぐまぐ<4059>は利食い売りが優勢から11%
安、信用取引の規制措置強化をネガティブ視されたアクセスグループ<7042>が9%安となった。時価総額上位では、日本マクドナルドホールディングス<2702>やハーモニック<6324>などが冴えなかった。そのほか、ネオマーケティング<4196>、グローバルインフォメーション<4171>、ヒーハイスト<6433>が値下がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、ザインエレクトロニクス、アイサンテクノロジー、東洋合成工業、などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7426|山大 | 1353| 300| 28.49|
2| 9812|テーオーHD | 438| 80| 22.35|
3| 4582|シンバイオ | 2250| 290| 14.80|
4| 7827|オービス | 1161| 115| 10.99|
5| 3494|マリオン | 1255| 95| 8.19|
6| 4193|J−ファブリカ | 7650| 570| 8.05|
7| 7760|IMV | 645| 46| 7.68|
8| 6614|シキノハイテック | 2788| 190| 7.31|
9| 4920|日本色材 | 1400| 89| 6.79|
10| 4673|川崎地質 | 2858| 168| 6.25|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4196|ネオマーケティング | 2921| -694| -19.20|
2| 4059|まぐまぐ | 1460| -190| -11.52|
3| 7042|アクセスGHD | 1459| -157| -9.72|
4| 4171|J−グローバルI | 1828| -179| -8.92|
5| 6433|ヒーハイスト | 491| -32| -6.12|
6| 2373|ケア21 | 926| -59| -5.99|
7| 3326|ランシステム | 616| -37| -5.67|
8| 6898|トミタ電機 | 1465| -75| -4.87|
9| 6659|メディアGL | 516| -25| -4.62|
10| 9734|精養軒 | 883| -42| -4.54|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4582|シンバイオ | 2250| 290| 14.80|
2| 3776|ブロバンタワ | 242| 10| 4.31|
3| 6625|JALCOHD | 188| 7| 3.87|
4| 4667|アイサンテクノ | 1755| 65| 3.85|
5| 4348|インフォコム | 3085| 110| 3.70|
6| 4595|ミズホメディ | 2709| 95| 3.63|
7| 6629|テクノHR | 1813| 63| 3.60|
8| 6565|ABホテル | 1465| 49| 3.46|
9| 6918|アバール | 3665| 110| 3.09|
10| 2146|UTGROUP | 2928| 71| 2.49|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6337|テセック | 3095| -140| -4.33|
2| 2484|出前館 | 1792| -74| -3.97|
3| 3798|ULS−G | 4085| -150| -3.54|
4| 3150|グリムス | 1781| -51| -2.78|
5| 3733|ソフトウェアS | 10720| -250| -2.28|
6| 3891|高度紙 | 3765| -80| -2.08|
7| 9820|MTジェネック | 2665| -47| -1.73|
8| 7624|NaITO | 174| -3| -1.69|
9| 6787|メイコー | 2859| -45| -1.55|
10| 6149|小田原 | 2785| -35| -1.24|
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JASDAQ平均 3924.08 +12.75/出来高 1億2296万株/売買代金 963億円
J-Stock Index 3890.09 +11.82
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはそろって反発、JASDAQ-TOP20は続伸した。値上がり銘柄数は342(スタンダード317、グロース25)、値下がり銘柄数は244(スタンダード234、グロース10)、変わらずは、64(スタンダード63、グロース1)。
本日のJASDAQ市場は堅調な展開となった。前週末4日の米株式市場でのNYダウは179.35ドル高(+0.52%)と反発。5月の米雇用統計は強弱混在する内容であったが、連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和の縮小を急ぐほどの内容ではないと受け止められ、米長期金利が低下するなかハイテク株中心に買いが向かい、ナスダックは1.47%高と大幅に反発した。米ハイテク株高を追い風に、週明けの東京市場は全般堅調なスタートを切り、日経JASDAQ平均もこれにもれず反発して寄り付いた。ただ、その後はこう着感の強い動きが継続し、引けにかけては上げ幅を縮小する動きも見られた。米雇用統計を通過したとはいえ、FRBによる金融緩和縮小の議論開始は時間の問題との懸念は依然根強いようす。そうした中、今週には、5月米消費者物価指数(CPI)が、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えているだけに、積極的に持ち高を一方向に傾ける向きは少なかった。マザーズ指数も反発したとはいえ、戻りの鈍さは否めず、個人投資家の慎重な姿勢がJASDAQ市場でも表れたようだ。物色の特色としては、前週に続きシキノハイテック<6614>や東洋合成工業<4970>など、半導体関連の一角が賑わいをみせていた。
個別では、米キメリックスがFDAからBCVの錠剤及び経口剤の承認取得したことを受けて買い材料視されたシンバイオ製薬<4582>が14%高となった。グループ会社が「IoT温度監視システム」をサンプル出荷したことを発表し、これを好感されたザインエレクトロニクス<6769>は4%高、愛知県の自動運転社会実装モデル構築事業に参画することを発表したアイサンテクノロジー<4667>が3%高となった。また、極冷ロジボックスの販売開始に伴って代理店として販売すると発表したGFA<8783>も3%高、時価総額上位銘柄ではワークマン<7564>や東映アニメ<4816>が堅調に推移した。そのほか、山大<7426>、オービス<7827>、マリオン<3494>、などが値上がり率上位に顔を出した。
一方で、前週末堅調に推移していたまぐまぐ<4059>は利食い売りが優勢から11%
安、信用取引の規制措置強化をネガティブ視されたアクセスグループ<7042>が9%安となった。時価総額上位では、日本マクドナルドホールディングス<2702>やハーモニック<6324>などが冴えなかった。そのほか、ネオマーケティング<4196>、グローバルインフォメーション<4171>、ヒーハイスト<6433>が値下がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、ザインエレクトロニクス、アイサンテクノロジー、東洋合成工業、などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7426|山大 | 1353| 300| 28.49|
2| 9812|テーオーHD | 438| 80| 22.35|
3| 4582|シンバイオ | 2250| 290| 14.80|
4| 7827|オービス | 1161| 115| 10.99|
5| 3494|マリオン | 1255| 95| 8.19|
6| 4193|J−ファブリカ | 7650| 570| 8.05|
7| 7760|IMV | 645| 46| 7.68|
8| 6614|シキノハイテック | 2788| 190| 7.31|
9| 4920|日本色材 | 1400| 89| 6.79|
10| 4673|川崎地質 | 2858| 168| 6.25|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4196|ネオマーケティング | 2921| -694| -19.20|
2| 4059|まぐまぐ | 1460| -190| -11.52|
3| 7042|アクセスGHD | 1459| -157| -9.72|
4| 4171|J−グローバルI | 1828| -179| -8.92|
5| 6433|ヒーハイスト | 491| -32| -6.12|
6| 2373|ケア21 | 926| -59| -5.99|
7| 3326|ランシステム | 616| -37| -5.67|
8| 6898|トミタ電機 | 1465| -75| -4.87|
9| 6659|メディアGL | 516| -25| -4.62|
10| 9734|精養軒 | 883| -42| -4.54|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4582|シンバイオ | 2250| 290| 14.80|
2| 3776|ブロバンタワ | 242| 10| 4.31|
3| 6625|JALCOHD | 188| 7| 3.87|
4| 4667|アイサンテクノ | 1755| 65| 3.85|
5| 4348|インフォコム | 3085| 110| 3.70|
6| 4595|ミズホメディ | 2709| 95| 3.63|
7| 6629|テクノHR | 1813| 63| 3.60|
8| 6565|ABホテル | 1465| 49| 3.46|
9| 6918|アバール | 3665| 110| 3.09|
10| 2146|UTGROUP | 2928| 71| 2.49|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6337|テセック | 3095| -140| -4.33|
2| 2484|出前館 | 1792| -74| -3.97|
3| 3798|ULS−G | 4085| -150| -3.54|
4| 3150|グリムス | 1781| -51| -2.78|
5| 3733|ソフトウェアS | 10720| -250| -2.28|
6| 3891|高度紙 | 3765| -80| -2.08|
7| 9820|MTジェネック | 2665| -47| -1.73|
8| 7624|NaITO | 174| -3| -1.69|
9| 6787|メイコー | 2859| -45| -1.55|
10| 6149|小田原 | 2785| -35| -1.24|
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