JASDAQ平均は小反発、主力株につられ乱高下の末プラス転換
[21/07/09]
提供元:株式会社フィスコ
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JASDAQ市況
[JASDAQ市況]
JASDAQ平均 3953.28 +2.69/出来高 9435万株/売買代金 670億円
J-Stock Index 3939.92 +13.83
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはそろって反発した。値上がり銘柄数は274(スタンダード254、グロース20)、値下り銘柄数は305(スタンダード292、グロース13)、変わらずは63(スタンダード59、グロース4)。
本日のJASDAQ市場は地合いに引きずられ値動きの荒い展開となったが、結局小幅反発となった。前日8日の米株式市場でのNYダウは反落。東京五輪について1都3県の会場全てで無観客とすることが決まるなど、新型コロナのデルタ変異株の拡大が世界経済の回復を遅らせるとの懸念が強まった。金利低下を支えに好調だったナスダックも利益確定売りに押された。米主要株価3指数が揃って大きく下落したリスクオフムードの高まりを受け、東京市場全体が軟調スタートとなるなか、日経JASDAQ平均も続落して始まった。前場は日経平均が急落するなど主力株の売りが嵩むなか、JASDAQ平均も下げ幅を拡げる動きが続いた。しかし、後場に入ってからは、突っ込み警戒感から市場全体で買い戻しが見られたほか、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れや年金基金の買いが入ったとの観測報道が伝わったことで、日経平均など主力株が急速に下げ渋ると、投資家心理も改善し、JASDAQ市場も持ち直しはじめた。結局、後場は断続的な買い戻しが続き、引け間際には前日比でプラス圏に浮上する展開となった。来週は、本日引けにかけて持ち直した流れに乗って、25日移動平均線上への復帰に期待したいところだ。
個別では、国内証券が新規にカバレッジを開始し、これが材料視されたウエストHD<
1407>が10%高と大幅に上昇した。株式報酬制度の導入に伴う第三者割当による自己株式の処分を発表したアルバイトタイムス<2341>は4%高、東京への緊急事態宣言決定で見直し買いが向かった出前館<2484>が2%高となった。値上がり率上位にはプロルート丸光<8256>、テクノホライゾン<6629>、アイスコ<7698>などが顔を出した。そのほか、半導体関連のフェローテク<6890>が5%高と大幅に反発、新株予約権の行使完了で希薄化懸念払拭された3Dマトリクス<7777>も上昇した。
一方、前日に急騰したトレードワークス<3997>が利食い売り優勢で12%安、22年5月期は増収増益見込むも材料出尽くし感から売り優勢の展開となったドーン<2303>が9%
安と下落。また、直近IPOのアルマード<4932>やHCSホールディングス<4200>も軟調推移となり、時価総額上位では、マクドナルド<2702>やワークマン<7564>などが冴えなかった。そのほか、メディアリンクス<6659>、キタック<4707>が値下がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、ウエストHD、フェローテク、ベクター<2656>などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 8256|プロルート | 340| 80| 30.77|
2| 6629|テクノHR | 1800| 222| 14.07|
3| 1407|ウエストHD | 4120| 405| 10.90|
4| 7698|J−アイスコ | 2207| 132| 6.36|
5| 3791|IGポート | 1865| 102| 5.79|
6| 5381|Mipox | 719| 39| 5.74|
7| 6890|フェローテク | 3065| 162| 5.58|
8| 9973|小僧寿し | 58| 3| 5.45|
9| 2341|アルバイトタイ | 171| 8| 4.91|
10| 9327|J−イー・ロジット | 1625| 73| 4.70|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9941|太洋物 | 630| -100| -13.70|
2| 3997|トレードワークス | 888| -129| -12.68|
3| 6659|メディアGL | 547| -74| -11.92|
4| 2303|ドーン | 2607| -264| -9.20|
5| 4707|キタック | 413| -33| -7.40|
6| 3390|INEST | 107| -7| -6.14|
7| 4355|ロングライフ | 324| -16| -4.71|
8| 1981|協和日成 | 1201| -57| -4.53|
9| 3083|シーズメン | 348| -16| -4.40|
10| 7809|壽屋 | 2091| -92| -4.21|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6629|テクノHR | 1800| 222| 14.07|
2| 1407|ウエストHD | 4120| 405| 10.90|
3| 3791|IGポート | 1865| 102| 5.79|
4| 6890|フェローテク | 3065| 162| 5.58|
5| 2162|nmsHD | 434| 19| 4.58|
6| 4764|NexusBank | 145| 6| 4.32|
7| 6626|SEMITEC | 5550| 180| 3.35|
8| 6565|ABホテル | 1262| 38| 3.10|
9| 2484|出前館 | 1478| 40| 2.78|
10| 3798|ULS−G | 4650| 125| 2.76|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6425|ユニバーサル | 2360| -47| -1.95|
2| 4293|セプテーニHD | 469| -9| -1.88|
3| 6324|ハーモニック | 5990| -110| -1.80|
4| 4972|綜研化学 | 1935| -35| -1.78|
5| 6957|芝浦電子 | 5260| -80| -1.50|
6| 3733|ソフトウェアS | 10650| -140| -1.30|
7| 6312|フロイント | 851| -11| -1.28|
8| 4816|東映アニメ | 13430| -170| -1.25|
9| 6149|小田原 | 2267| -28| -1.22|
10| 6281|前田製 | 545| -6| -1.09|
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JASDAQ平均 3953.28 +2.69/出来高 9435万株/売買代金 670億円
J-Stock Index 3939.92 +13.83
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはそろって反発した。値上がり銘柄数は274(スタンダード254、グロース20)、値下り銘柄数は305(スタンダード292、グロース13)、変わらずは63(スタンダード59、グロース4)。
本日のJASDAQ市場は地合いに引きずられ値動きの荒い展開となったが、結局小幅反発となった。前日8日の米株式市場でのNYダウは反落。東京五輪について1都3県の会場全てで無観客とすることが決まるなど、新型コロナのデルタ変異株の拡大が世界経済の回復を遅らせるとの懸念が強まった。金利低下を支えに好調だったナスダックも利益確定売りに押された。米主要株価3指数が揃って大きく下落したリスクオフムードの高まりを受け、東京市場全体が軟調スタートとなるなか、日経JASDAQ平均も続落して始まった。前場は日経平均が急落するなど主力株の売りが嵩むなか、JASDAQ平均も下げ幅を拡げる動きが続いた。しかし、後場に入ってからは、突っ込み警戒感から市場全体で買い戻しが見られたほか、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れや年金基金の買いが入ったとの観測報道が伝わったことで、日経平均など主力株が急速に下げ渋ると、投資家心理も改善し、JASDAQ市場も持ち直しはじめた。結局、後場は断続的な買い戻しが続き、引け間際には前日比でプラス圏に浮上する展開となった。来週は、本日引けにかけて持ち直した流れに乗って、25日移動平均線上への復帰に期待したいところだ。
個別では、国内証券が新規にカバレッジを開始し、これが材料視されたウエストHD<
1407>が10%高と大幅に上昇した。株式報酬制度の導入に伴う第三者割当による自己株式の処分を発表したアルバイトタイムス<2341>は4%高、東京への緊急事態宣言決定で見直し買いが向かった出前館<2484>が2%高となった。値上がり率上位にはプロルート丸光<8256>、テクノホライゾン<6629>、アイスコ<7698>などが顔を出した。そのほか、半導体関連のフェローテク<6890>が5%高と大幅に反発、新株予約権の行使完了で希薄化懸念払拭された3Dマトリクス<7777>も上昇した。
一方、前日に急騰したトレードワークス<3997>が利食い売り優勢で12%安、22年5月期は増収増益見込むも材料出尽くし感から売り優勢の展開となったドーン<2303>が9%
安と下落。また、直近IPOのアルマード<4932>やHCSホールディングス<4200>も軟調推移となり、時価総額上位では、マクドナルド<2702>やワークマン<7564>などが冴えなかった。そのほか、メディアリンクス<6659>、キタック<4707>が値下がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、ウエストHD、フェローテク、ベクター<2656>などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 8256|プロルート | 340| 80| 30.77|
2| 6629|テクノHR | 1800| 222| 14.07|
3| 1407|ウエストHD | 4120| 405| 10.90|
4| 7698|J−アイスコ | 2207| 132| 6.36|
5| 3791|IGポート | 1865| 102| 5.79|
6| 5381|Mipox | 719| 39| 5.74|
7| 6890|フェローテク | 3065| 162| 5.58|
8| 9973|小僧寿し | 58| 3| 5.45|
9| 2341|アルバイトタイ | 171| 8| 4.91|
10| 9327|J−イー・ロジット | 1625| 73| 4.70|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9941|太洋物 | 630| -100| -13.70|
2| 3997|トレードワークス | 888| -129| -12.68|
3| 6659|メディアGL | 547| -74| -11.92|
4| 2303|ドーン | 2607| -264| -9.20|
5| 4707|キタック | 413| -33| -7.40|
6| 3390|INEST | 107| -7| -6.14|
7| 4355|ロングライフ | 324| -16| -4.71|
8| 1981|協和日成 | 1201| -57| -4.53|
9| 3083|シーズメン | 348| -16| -4.40|
10| 7809|壽屋 | 2091| -92| -4.21|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6629|テクノHR | 1800| 222| 14.07|
2| 1407|ウエストHD | 4120| 405| 10.90|
3| 3791|IGポート | 1865| 102| 5.79|
4| 6890|フェローテク | 3065| 162| 5.58|
5| 2162|nmsHD | 434| 19| 4.58|
6| 4764|NexusBank | 145| 6| 4.32|
7| 6626|SEMITEC | 5550| 180| 3.35|
8| 6565|ABホテル | 1262| 38| 3.10|
9| 2484|出前館 | 1478| 40| 2.78|
10| 3798|ULS−G | 4650| 125| 2.76|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6425|ユニバーサル | 2360| -47| -1.95|
2| 4293|セプテーニHD | 469| -9| -1.88|
3| 6324|ハーモニック | 5990| -110| -1.80|
4| 4972|綜研化学 | 1935| -35| -1.78|
5| 6957|芝浦電子 | 5260| -80| -1.50|
6| 3733|ソフトウェアS | 10650| -140| -1.30|
7| 6312|フロイント | 851| -11| -1.28|
8| 4816|東映アニメ | 13430| -170| -1.25|
9| 6149|小田原 | 2267| -28| -1.22|
10| 6281|前田製 | 545| -6| -1.09|
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