JASDAQ平均は反発、東証1部軟調で新興市場に物色向かう
[21/07/16]
提供元:株式会社フィスコ
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JASDAQ市況
[JASDAQ市況]
JASDAQ平均 3,991.38 +10.16/出来高 8022万株/売買代金 534億円
J-Stock Index 3,989.34 -5.01
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は反発、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20はそろって続落した。値上がり銘柄数は301(スタンダード282、グロース19)、値下り銘柄数は270(スタンダード259、グロース11)、変わらずは74(スタンダード67、グロース7)。
本日のJASDAQ市場はまちまちとなった。前日15日の米株式市場でのNYダウは続伸。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が上院銀行委員会の証言で、緩和縮小の条件達成は程遠いとの見解を繰り返し終日底堅い展開に。一方、ハイテク株は半導体関連株を中心に利益確定売りが継続し、ナスダックは3日続落した。東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が連日1000人を超えるなど感染再拡大が警戒されるなか、本日の東京市場は全般売り優勢でスタート、日経JASDAQ平均も続落して始まった。ただ、JASDAQ平均は直後に下げ幅を縮小しプラス圏に浮上すると、大引けまでじり高基調が続いた。フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の大幅下落を受けた東エレク<8035>など半導体関連株のほか、業績修正が嫌気されたファーストリテ<9983>など、東証1部の主力値がさ株が総崩れするなか、相対的に新興市場の中小型株に物色が向かいやすかったようだ。JASDAQ市場でもフェローテク<6890>など半導体関連株は軟調だったが、直近IPOのアルマード<4932>への買いは引き続き旺盛で、ワークマン<7564>、東映アニメ<4816>、出前館<2484>などの時価総額上位も堅調だった。
個別では、子会社がDCMホールディングス<3050>傘下のDCMと資本・業務提携したと発表したテーオーHD<9812>が21%高でストップ高、第1四半期の営業利益が大幅増益となった幸和製作所<7807>も16%高でストップ高となった。また、22年2月期第1四半期決算を発表し、これが好材料視された買取王国<3181>が12%高で、信用取引規制の解除が発表され、これが買い材料視されたシキノハイテック<6614>が10%高となった。
時価総額上位では、ワークマンや東映アニメなどが堅調だった。そのほか、値上がり率上位にこころネット<6060>、ゲンダイエージェンシー<2411>などが顔を出した。
一方、21年5月期決算を発表し、9日に発表した業績予想通りの着地となり、短期的な材料出尽くしで売られたテンダ<4198>が10%安で値下がり率トップとなった。前日から売り優勢の展開となっている大阪油化工業<4124>が6%安、業績予想の下方修正を発表したリベルタ<4935>が3%安となった。時価総額上位では、マクドナルド<2702>やハーモニック<6324>が冴えなかった。そのほか、ジオコード<7357>、室町ケミカル<4885>が値下がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、田中化学研究所<4080>、セプテーニHD<4293>、ワークマンなどが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6628|オンキヨー | 3| 1| 50.00|
2| 9812|テーオーHD | 453| 80| 21.45|
3| 7807|幸和製作所 | 1070| 150| 16.30|
4| 8256|プロルート | 366| 45| 14.02|
5| 3181|買取王国 | 744| 80| 12.05|
6| 4193|シキノハイテック | 4450| 430| 10.70|
7| 6060|こころNT | 997| 82| 8.96|
8| 2411|ゲンダイAG | 320| 26| 8.84|
9| 6149|小田原 | 2599| 206| 8.61|
10| 9909|愛光電 | 1790| 127| 7.64|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4198|J−テンダ | 3790| -435| -10.30|
2| 7519|五洋インテ | 11| -1| -8.33|
3| 4124|大阪油化 | 2542| -181| -6.65|
4| 7357|ジオコード | 1317| -84| -6.00|
5| 4885|J−室町ケミカル | 1374| -87| -5.95|
6| 5939|大谷工業 | 5110| -270| -5.02|
7| 8886|ウッドフレンス | 3760| -190| -4.81|
8| 9941|太洋物 | 585| -29| -4.72|
9| 2667|イメージワン | 748| -35| -4.47|
10| 2388|ウェッジHD | 119| -5| -4.03|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6628|オンキヨー | 3| 1| 50.00|
2| 6149|小田原 | 2599| 206| 8.61|
3| 7777|3Dマトリクス | 350| 14| 4.17|
4| 6626|SEMITEC | 5710| 220| 4.01|
5| 6158|和井田 | 1365| 51| 3.88|
6| 4764|NexusBank | 150| 5| 3.45|
7| 2162|nmsHD | 407| 13| 3.30|
8| 2471|エスプール | 970| 29| 3.08|
9| 7177|GMOHD | 854| 24| 2.89|
10| 4080|田中化研 | 903| 20| 2.27|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4582|シンバイオ | 2000| -80| -3.85|
2| 6324|ハーモニック | 6150| -200| -3.15|
3| 1407|ウエストHD | 4265| -125| -2.85|
4| 3264|アスコット | 211| -5| -2.31|
5| 2454|オールアバウト | 809| -18| -2.18|
6| 9263|ビジョナリーHD | 332| -7| -2.06|
7| 6629|テクノHR | 2150| -30| -1.38|
8| 6565|ABホテル | 1173| -15| -1.26|
9| 6312|フロイント | 832| -10| -1.19|
10| 7624|NaITO | 181| -2| -1.09|
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JASDAQ平均 3,991.38 +10.16/出来高 8022万株/売買代金 534億円
J-Stock Index 3,989.34 -5.01
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は反発、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20はそろって続落した。値上がり銘柄数は301(スタンダード282、グロース19)、値下り銘柄数は270(スタンダード259、グロース11)、変わらずは74(スタンダード67、グロース7)。
本日のJASDAQ市場はまちまちとなった。前日15日の米株式市場でのNYダウは続伸。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が上院銀行委員会の証言で、緩和縮小の条件達成は程遠いとの見解を繰り返し終日底堅い展開に。一方、ハイテク株は半導体関連株を中心に利益確定売りが継続し、ナスダックは3日続落した。東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が連日1000人を超えるなど感染再拡大が警戒されるなか、本日の東京市場は全般売り優勢でスタート、日経JASDAQ平均も続落して始まった。ただ、JASDAQ平均は直後に下げ幅を縮小しプラス圏に浮上すると、大引けまでじり高基調が続いた。フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の大幅下落を受けた東エレク<8035>など半導体関連株のほか、業績修正が嫌気されたファーストリテ<9983>など、東証1部の主力値がさ株が総崩れするなか、相対的に新興市場の中小型株に物色が向かいやすかったようだ。JASDAQ市場でもフェローテク<6890>など半導体関連株は軟調だったが、直近IPOのアルマード<4932>への買いは引き続き旺盛で、ワークマン<7564>、東映アニメ<4816>、出前館<2484>などの時価総額上位も堅調だった。
個別では、子会社がDCMホールディングス<3050>傘下のDCMと資本・業務提携したと発表したテーオーHD<9812>が21%高でストップ高、第1四半期の営業利益が大幅増益となった幸和製作所<7807>も16%高でストップ高となった。また、22年2月期第1四半期決算を発表し、これが好材料視された買取王国<3181>が12%高で、信用取引規制の解除が発表され、これが買い材料視されたシキノハイテック<6614>が10%高となった。
時価総額上位では、ワークマンや東映アニメなどが堅調だった。そのほか、値上がり率上位にこころネット<6060>、ゲンダイエージェンシー<2411>などが顔を出した。
一方、21年5月期決算を発表し、9日に発表した業績予想通りの着地となり、短期的な材料出尽くしで売られたテンダ<4198>が10%安で値下がり率トップとなった。前日から売り優勢の展開となっている大阪油化工業<4124>が6%安、業績予想の下方修正を発表したリベルタ<4935>が3%安となった。時価総額上位では、マクドナルド<2702>やハーモニック<6324>が冴えなかった。そのほか、ジオコード<7357>、室町ケミカル<4885>が値下がり率上位に顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、田中化学研究所<4080>、セプテーニHD<4293>、ワークマンなどが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6628|オンキヨー | 3| 1| 50.00|
2| 9812|テーオーHD | 453| 80| 21.45|
3| 7807|幸和製作所 | 1070| 150| 16.30|
4| 8256|プロルート | 366| 45| 14.02|
5| 3181|買取王国 | 744| 80| 12.05|
6| 4193|シキノハイテック | 4450| 430| 10.70|
7| 6060|こころNT | 997| 82| 8.96|
8| 2411|ゲンダイAG | 320| 26| 8.84|
9| 6149|小田原 | 2599| 206| 8.61|
10| 9909|愛光電 | 1790| 127| 7.64|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4198|J−テンダ | 3790| -435| -10.30|
2| 7519|五洋インテ | 11| -1| -8.33|
3| 4124|大阪油化 | 2542| -181| -6.65|
4| 7357|ジオコード | 1317| -84| -6.00|
5| 4885|J−室町ケミカル | 1374| -87| -5.95|
6| 5939|大谷工業 | 5110| -270| -5.02|
7| 8886|ウッドフレンス | 3760| -190| -4.81|
8| 9941|太洋物 | 585| -29| -4.72|
9| 2667|イメージワン | 748| -35| -4.47|
10| 2388|ウェッジHD | 119| -5| -4.03|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6628|オンキヨー | 3| 1| 50.00|
2| 6149|小田原 | 2599| 206| 8.61|
3| 7777|3Dマトリクス | 350| 14| 4.17|
4| 6626|SEMITEC | 5710| 220| 4.01|
5| 6158|和井田 | 1365| 51| 3.88|
6| 4764|NexusBank | 150| 5| 3.45|
7| 2162|nmsHD | 407| 13| 3.30|
8| 2471|エスプール | 970| 29| 3.08|
9| 7177|GMOHD | 854| 24| 2.89|
10| 4080|田中化研 | 903| 20| 2.27|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4582|シンバイオ | 2000| -80| -3.85|
2| 6324|ハーモニック | 6150| -200| -3.15|
3| 1407|ウエストHD | 4265| -125| -2.85|
4| 3264|アスコット | 211| -5| -2.31|
5| 2454|オールアバウト | 809| -18| -2.18|
6| 9263|ビジョナリーHD | 332| -7| -2.06|
7| 6629|テクノHR | 2150| -30| -1.38|
8| 6565|ABホテル | 1173| -15| -1.26|
9| 6312|フロイント | 832| -10| -1.19|
10| 7624|NaITO | 181| -2| -1.09|
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