JASDAQ平均は反発、幕間つなぎの物色向かうも上げ幅は限定的
[22/01/26]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
JASDAQ市況
[JASDAQ市況]
JASDAQ平均 3,629.24 +21.74/出来高 4965万株/売買代金 430億円
J-Stock Index 3,225.29 +27.25
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはそろって反発、JASDAQ-TOP20は大幅に反発した。値上がり銘柄数は344(スタンダード323、グロース21)、値下り銘柄数は213(スタンダード202、グロース11)、変わらずは71(スタンダード68、グロース3)。
本日のJASDAQ市場は堅調な展開となった。前日25日の米株式市場のダウ平均は反落。ウクライナを巡る緊張に加え、結果公表を控える連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感から売りが続いた。ナスダック総合指数も大幅に下落し、主要株価指数がそろって下落した米株市場を横目に、本日のJASDAQ平均は上昇してスタートした。前場中ごろまでは上値の重い展開が続いていたが、その後はじりじりと上げ幅を拡げる展開となった。大引けにかけて上げ幅を縮小する動きを見せたが、終日プラス圏での推移となった。本日FOMCの結果公表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が控えており大型株を手掛けにくいなか、日経平均や東証株価指数(TOPIX)は軟調だったが、幕間つなぎの物色が新興市場に向かってJASDAQ平均とマザーズ指数は上昇した。ただ、個別銘柄に対する押し目買いも見られたが、JASDAQ平均は前日下落分の半値戻しも達成できず、直近の下落に対する自律反発の域を出なかった。また、時価総額上位銘柄が小幅な値動きで推移するなか、JASDAQ市場の出来高や売買代金は乏しく、FOMCの結果発表を前に積極的な売買は手掛けにくかったようだ。代表銘柄で構成されるJASDAQ-TOP20は1.29%高と大幅に反発した。
個別では、押し目買いが優勢となったアミタホールディングス<2195>が21%高のストップ高で値上がり率トップに、22年3月期第3四半期決算が好感されたテセック<6337>が6%高となった。また、ロケットベンチャーのインターステラテクノロジズに出資すると発表したIMV<7760>が4%高、時価総額上位銘柄では、東映アニメ<4816>やユニバーサル<6425>が堅調に推移した。値上がり率上位には、アピリッツ<4174>、アイビー<4918>などが顔を出した。
一方、前日まで大幅に上昇していた佐渡汽船<9176>が利食い売り優勢から9%安で値下がり率トップに、ウクライナ情勢の緊迫化で防衛関連銘柄の一角として物色が向かっていた細谷火工<4274>も本日は売りが優勢から7%安となった。時価総額上位銘柄では、セリア<2782>が2%安、ハーモニック<6324>やアンビス<7071>などが冴えなかった。値下り率上位には、藤田エンジ<1770>、ムラキ<7477>などが顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、田中化学研究所<4080>、東洋合成工業<4970>、クルーズ<2138>
などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2195|アミタHD | 1671| 300| 21.88|
2| 4174|アピリッツ | 839| 79| 10.39|
3| 4918|アイビー | 730| 64| 9.61|
4| 4080|田中化研 | 2097| 173| 8.99|
5| 8256|プロルート | 137| 11| 8.73|
6| 3997|トレードワークス | 868| 69| 8.64|
7| 2134|サンキャピタル | 29| 2| 7.41|
8| 6337|テセック | 2005| 125| 6.65|
9| 2437|Shinwa | 316| 19| 6.40|
10| 3189|ANAP | 407| 24| 6.27|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9176|佐渡汽 | 200| -21| -9.50|
2| 4274|細谷火 | 1113| -87| -7.25|
3| 1770|藤田エンジ | 751| -58| -7.17|
4| 7477|ムラキ | 1152| -78| -6.34|
5| 9691|両毛シス | 1640| -101| -5.80|
6| 3439|三ツ知 | 1064| -55| -4.92|
7| 5212|不二硝 | 1185| -60| -4.82|
8| 9978|文教堂HD | 40| -2| -4.76|
9| 2667|イメージワン | 719| -31| -4.13|
10| 5542|報国鉄 | 1101| -44| -3.84|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4080|田中化研 | 2097| 173| 8.99|
2| 6337|テセック | 2005| 125| 6.65|
3| 7777|3Dマトリクス | 458| 26| 6.02|
4| 4816|東映アニメ | 8470| 450| 5.61|
5| 4499|Speee | 4370| 230| 5.56|
6| 7760|IMV | 528| 24| 4.76|
7| 4837|シダックス | 421| 19| 4.73|
8| 2484|出前館 | 756| 33| 4.56|
9| 4970|東洋合成 | 12270| 530| 4.51|
10| 4582|シンバイオ | 1035| 44| 4.44|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2782|セリア | 2867| -84| -2.85|
2| 9436|沖縄セルラー | 4980| -90| -1.78|
3| 6890|フェローテク | 2870| -49| -1.68|
4| 7774|J・TEC | 505| -8| -1.56|
5| 3857|ラック | 738| -11| -1.47|
6| 7748|ホロン | 3405| -50| -1.45|
7| 6145|NITTOKU | 3120| -45| -1.42|
8| 8938|グロームHD | 984| -12| -1.20|
9| 8699|澤田HD | 1143| -13| -1.12|
10| 4972|綜研化学 | 1653| -17| -1.02|
<TY>
JASDAQ平均 3,629.24 +21.74/出来高 4965万株/売買代金 430億円
J-Stock Index 3,225.29 +27.25
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはそろって反発、JASDAQ-TOP20は大幅に反発した。値上がり銘柄数は344(スタンダード323、グロース21)、値下り銘柄数は213(スタンダード202、グロース11)、変わらずは71(スタンダード68、グロース3)。
本日のJASDAQ市場は堅調な展開となった。前日25日の米株式市場のダウ平均は反落。ウクライナを巡る緊張に加え、結果公表を控える連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感から売りが続いた。ナスダック総合指数も大幅に下落し、主要株価指数がそろって下落した米株市場を横目に、本日のJASDAQ平均は上昇してスタートした。前場中ごろまでは上値の重い展開が続いていたが、その後はじりじりと上げ幅を拡げる展開となった。大引けにかけて上げ幅を縮小する動きを見せたが、終日プラス圏での推移となった。本日FOMCの結果公表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が控えており大型株を手掛けにくいなか、日経平均や東証株価指数(TOPIX)は軟調だったが、幕間つなぎの物色が新興市場に向かってJASDAQ平均とマザーズ指数は上昇した。ただ、個別銘柄に対する押し目買いも見られたが、JASDAQ平均は前日下落分の半値戻しも達成できず、直近の下落に対する自律反発の域を出なかった。また、時価総額上位銘柄が小幅な値動きで推移するなか、JASDAQ市場の出来高や売買代金は乏しく、FOMCの結果発表を前に積極的な売買は手掛けにくかったようだ。代表銘柄で構成されるJASDAQ-TOP20は1.29%高と大幅に反発した。
個別では、押し目買いが優勢となったアミタホールディングス<2195>が21%高のストップ高で値上がり率トップに、22年3月期第3四半期決算が好感されたテセック<6337>が6%高となった。また、ロケットベンチャーのインターステラテクノロジズに出資すると発表したIMV<7760>が4%高、時価総額上位銘柄では、東映アニメ<4816>やユニバーサル<6425>が堅調に推移した。値上がり率上位には、アピリッツ<4174>、アイビー<4918>などが顔を出した。
一方、前日まで大幅に上昇していた佐渡汽船<9176>が利食い売り優勢から9%安で値下がり率トップに、ウクライナ情勢の緊迫化で防衛関連銘柄の一角として物色が向かっていた細谷火工<4274>も本日は売りが優勢から7%安となった。時価総額上位銘柄では、セリア<2782>が2%安、ハーモニック<6324>やアンビス<7071>などが冴えなかった。値下り率上位には、藤田エンジ<1770>、ムラキ<7477>などが顔を出した。
JASDAQ-TOP20では、田中化学研究所<4080>、東洋合成工業<4970>、クルーズ<2138>
などが上昇した。
[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2195|アミタHD | 1671| 300| 21.88|
2| 4174|アピリッツ | 839| 79| 10.39|
3| 4918|アイビー | 730| 64| 9.61|
4| 4080|田中化研 | 2097| 173| 8.99|
5| 8256|プロルート | 137| 11| 8.73|
6| 3997|トレードワークス | 868| 69| 8.64|
7| 2134|サンキャピタル | 29| 2| 7.41|
8| 6337|テセック | 2005| 125| 6.65|
9| 2437|Shinwa | 316| 19| 6.40|
10| 3189|ANAP | 407| 24| 6.27|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9176|佐渡汽 | 200| -21| -9.50|
2| 4274|細谷火 | 1113| -87| -7.25|
3| 1770|藤田エンジ | 751| -58| -7.17|
4| 7477|ムラキ | 1152| -78| -6.34|
5| 9691|両毛シス | 1640| -101| -5.80|
6| 3439|三ツ知 | 1064| -55| -4.92|
7| 5212|不二硝 | 1185| -60| -4.82|
8| 9978|文教堂HD | 40| -2| -4.76|
9| 2667|イメージワン | 719| -31| -4.13|
10| 5542|報国鉄 | 1101| -44| -3.84|
[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4080|田中化研 | 2097| 173| 8.99|
2| 6337|テセック | 2005| 125| 6.65|
3| 7777|3Dマトリクス | 458| 26| 6.02|
4| 4816|東映アニメ | 8470| 450| 5.61|
5| 4499|Speee | 4370| 230| 5.56|
6| 7760|IMV | 528| 24| 4.76|
7| 4837|シダックス | 421| 19| 4.73|
8| 2484|出前館 | 756| 33| 4.56|
9| 4970|東洋合成 | 12270| 530| 4.51|
10| 4582|シンバイオ | 1035| 44| 4.44|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2782|セリア | 2867| -84| -2.85|
2| 9436|沖縄セルラー | 4980| -90| -1.78|
3| 6890|フェローテク | 2870| -49| -1.68|
4| 7774|J・TEC | 505| -8| -1.56|
5| 3857|ラック | 738| -11| -1.47|
6| 7748|ホロン | 3405| -50| -1.45|
7| 6145|NITTOKU | 3120| -45| -1.42|
8| 8938|グロームHD | 984| -12| -1.20|
9| 8699|澤田HD | 1143| -13| -1.12|
10| 4972|綜研化学 | 1653| -17| -1.02|
<TY>