ギリシャ債務協議は継続、26日までに合意形成は可能か?
[15/06/25]
提供元:株式会社フィスコ
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報道によると、ユーロ圏財務相は25日午後1時(現地時間))にユーロ・グループの協議を再開することが決まった。ギリシャ債務協議は24日までに合意に達するとの期待が浮上していたが、ドイツ財務省筋などは24日中の合意形成は難しいと語っており、残念ながら合意には至らず、協議は継続される。
関係者によると、ギリシャ政府と債権団の協議では、年金改革や付加価値税などが争点となっているようだ。国際通貨基金(IMF)はギリシャが提示した改革案に対して最も否定的であり、このままでは合意形成は極めて困難との声が聞かれている。
IMFはのラガルド専務理事は30日に融資返済が行われることについて楽観的な見方を示しているが、ギリシャ政府側が大幅に譲歩しない場合、6月30日の期限までにギリシャがIMFに対する一部融資の返済が実行できない可能性は排除できないとの指摘もある。
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関係者によると、ギリシャ政府と債権団の協議では、年金改革や付加価値税などが争点となっているようだ。国際通貨基金(IMF)はギリシャが提示した改革案に対して最も否定的であり、このままでは合意形成は極めて困難との声が聞かれている。
IMFはのラガルド専務理事は30日に融資返済が行われることについて楽観的な見方を示しているが、ギリシャ政府側が大幅に譲歩しない場合、6月30日の期限までにギリシャがIMFに対する一部融資の返済が実行できない可能性は排除できないとの指摘もある。
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