9月利上げを想定してドルは堅調推移か
[16/08/31]
提供元:株式会社フィスコ
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30日の欧米市場でドルは主要通貨に対して上昇し、ドル・円は7月29日以来となる1ドル=103円台に上昇した。米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長はブルームバーグTVとのインタビューで「米労働市場は完全雇用に極めて近い状態であり、利上げペースは経済情勢による」との見方を示したことが材料視された。
本日は労働省が発表する8月米雇用統計の参考指標となる8月ADP雇用統計が発表される。市場予想は前月比+17.5万人程度で7月実績の+17.9万人に近い数字になるとみられている。予想通りならば、雇用の拡大は続いていると判断されることから、9月利上げの思惑は一層強まりそうだ。8月米雇用統計の詳細を点検する必要はあるものの、9月利上げを想定したリスク選好的なドル買いの動きはさらに広がる可能性がある。強い数字ならば、103円台後半までドル高・円安が進行してもおかしくない。
<MK>
本日は労働省が発表する8月米雇用統計の参考指標となる8月ADP雇用統計が発表される。市場予想は前月比+17.5万人程度で7月実績の+17.9万人に近い数字になるとみられている。予想通りならば、雇用の拡大は続いていると判断されることから、9月利上げの思惑は一層強まりそうだ。8月米雇用統計の詳細を点検する必要はあるものの、9月利上げを想定したリスク選好的なドル買いの動きはさらに広がる可能性がある。強い数字ならば、103円台後半までドル高・円安が進行してもおかしくない。
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