市場はドル高進行を警戒か
[19/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
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22日の米国債券市場で長期金利はやや低下したが、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内追加利上げの可能性は残されていることや、黒田日本銀行総裁が一部メディアに対して「インフレが勢いを失ったら、当然、追加緩和を検討する」との見方を伝えていることから、ドルは下げ渋っている。市場関係者の間からは、「今週発表予定の10−12月期米国内総生産(GDP)が市場予想を上回った場合、年内追加利上げを期待したドル買いが再び強まるのではないか」との声が聞かれている。
先週(2月18−22日)のドル・円は主に110円台後半で推移し、週間の値幅は1円未満にとどまった。ドルの上値は重くなっているとの見方はあるものの、米中貿易協議や米朝首脳会談の結果を受けてリスク選好的なドル買いが強まる可能性は残されている。一部の市場参加者は「2月14日の高値111円13銭を明確に超えた場合、ドルは113円台を目指す展開となる」と予想しており、リスクは上方向にあると警戒している。
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先週(2月18−22日)のドル・円は主に110円台後半で推移し、週間の値幅は1円未満にとどまった。ドルの上値は重くなっているとの見方はあるものの、米中貿易協議や米朝首脳会談の結果を受けてリスク選好的なドル買いが強まる可能性は残されている。一部の市場参加者は「2月14日の高値111円13銭を明確に超えた場合、ドルは113円台を目指す展開となる」と予想しており、リスクは上方向にあると警戒している。
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