米FOMC声明はハト派寄りの内容にはならない可能性も
[19/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
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29日発表された3月の米個人消費支出(PCE)は、前月比+0.9%で市場予想の同比+0.7%
を上回ったが、3月のコアPCE価格指数は前年比+1.6%と市場予想の同比+1.7%を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が目標とする2%を下回った。ただし、米債券市場では3月の個人消費支出が高い伸びとなったことに反応し、長期金利は反発。米国株高も意識されたようだ。
市場関係者の間では「3月のコアPCEは市場予想を下回ったものの、インフレ鈍化を強く示唆する指標ではない」、「米長期金利が2.5%を継続的に下回る可能性は低い」との声が聞かれている。なお、4月30日−5月1日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では政策金利の現状維持が決定される見込み。1-3月期国内総生産(GDP)速報値はやや高い伸びを記録し、足元の雇用情勢は特に悪化していないことから、FOMC声明はハト派寄りの内容にはならないとの見方が多いようだ。
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を上回ったが、3月のコアPCE価格指数は前年比+1.6%と市場予想の同比+1.7%を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が目標とする2%を下回った。ただし、米債券市場では3月の個人消費支出が高い伸びとなったことに反応し、長期金利は反発。米国株高も意識されたようだ。
市場関係者の間では「3月のコアPCEは市場予想を下回ったものの、インフレ鈍化を強く示唆する指標ではない」、「米長期金利が2.5%を継続的に下回る可能性は低い」との声が聞かれている。なお、4月30日−5月1日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では政策金利の現状維持が決定される見込み。1-3月期国内総生産(GDP)速報値はやや高い伸びを記録し、足元の雇用情勢は特に悪化していないことから、FOMC声明はハト派寄りの内容にはならないとの見方が多いようだ。
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