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日米の注目経済指標:米消費者物価指数と米国の住宅関連指標など

注目トピックス 経済総合
3月17日-21日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。

■17日(月)午後10時15分発表
○(米)2月鉱工業生産− 予想は、前月比+0.1%
参考となる1月実績は前月比-0.3%。寒波の影響で製造業は2013年7月以来の落ち込みを記録した。2月については、寒波の影響がおおむねなくなることから、鉱工業生産はある程度回復する見込み。コンセンサスは妥当か。

■18日(火)午後9時30分発表
○(米)2月消費者物価指数− 予想は、全体の数字が前年比+1.3%、コア指数は同比+1.6%
消費者物価コア指数の1月実績は、前月比+0.1%、前年比+1.6%だった。1月は寒波の影響で電力や暖房用燃料などの需要が増大した。ただし、賃金上昇はやや抑制されており、エネルギー価格の上昇などのインフレ進行の兆候は確認されていない。2月のコア指数は1月実績とほぼ同水準となる見込み。

■18日(火)午後9時30分発表
○(米)2月住宅着工件数・住宅建設許可件数− 予想は、住宅着工件数が91.5万戸、住宅建設許可件数は96.5万戸
参考となる1月実績は住宅着工件数が88万戸、建設許可件数は94.5万戸だった。1月の住宅着工件数は急減したが、寒波の影響だけではないとの見方が出ている。1月は米中西部で住宅着工件数が減少した。2月はある程度持ち直す見込みだが、大幅増は期待できない。市場コンセンサスは妥当か。

■20日(木)午後11時発表
○(米)2月中古住宅販売件数− 予想は、462万戸
参考となる1月実績は462万戸だった。前月比-5.1%で市場予想を下回った。天候不順の影響はあるが、住宅在庫や住宅ローン金利の上昇や借り入れ基準の厳格化などの影響もあるとみられている。2月の販売件数が急増する可能性は低いとみられており、市場予想は妥当か。



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