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4月1日の消費税増税を前に大きな買い物は済ませておこうと考えている人も多いと思われるが、購入前に実際に増税後の8％を課税されるのはいつなのかをしっかり確認しておく必要がありそうだ。
特に、その場で商品の引き渡しが行われない通信販売で注意が必要になるが、内閣府消費税価格転嫁等総合相談センターによると、インターネットなどの通信販売では「引き渡し日（購入者の受取日）」または「商品が業者から出荷された日」が4月1日以降なら増税後の税率になるとしており、どちらの日にちを基準にしてもいいとしている。
ニッセンやベルメゾンは、4月1日以降の注文から8％の税率が適用される。ディノス・セシールも、注文完了時点が基準になるとしている。しかし、「楽天市場」を運営する楽天は、3月末までに注文しても出荷日が4月以降になると8％の税率が適用される可能性があるため、各ショップによく確認してほしいとしている。「Yahoo！ショッピング」を運営するヤフーも、出店しているストアの会計処理によって異なるとのことだ。
駆け込み需要の増加で、3月末が近付くにつれ、業者も忙しさを増し、いつも以上に出荷に時間が掛かるようになると思われる。駆け込み需要の反動で消費に陰りが見えれば、値下げの可能性もあるため、必要ない物を焦って買う必要はないだろうが、どうしても必要な物なら、5％のつもりで購入したが8％の税金を払うことにならないように、きちんと調べた上で早めに購入したほうがよさそうだ。




＜YU＞