中国の不動産市場:2008年に酷似、総値崩れの可能性も
[14/03/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国の不動産市場が今年に入ってから低迷が続いている。一部では、世界同時不況が起きた2008年の流れに酷似していると指摘し、今後は全国規模で値崩れが広がる危険性があると警告した。
市場の低迷は供給過剰の地方都市から北京や上海、広州など主要都市まで広がっているほか、これまで強気だった北京市などでも値下げ販売が実施された。
多くの機関投資家は、不動産向けの貸し出しが3月に入ってから改善されておらず、住宅ローン金利の引き上げに踏み切った銀行も相次いでいると指摘。また、杭州市や常州市、済南市、広州市などの都市で値下げ販売が相次いでいるとの報道を受け、購入側の様子見ムードがしばらく継続すると予測した。デベロッパーが資金回収を急ぐため、一段の値下げに踏み切ってもおかしくないと分析された。
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市場の低迷は供給過剰の地方都市から北京や上海、広州など主要都市まで広がっているほか、これまで強気だった北京市などでも値下げ販売が実施された。
多くの機関投資家は、不動産向けの貸し出しが3月に入ってから改善されておらず、住宅ローン金利の引き上げに踏み切った銀行も相次いでいると指摘。また、杭州市や常州市、済南市、広州市などの都市で値下げ販売が相次いでいるとの報道を受け、購入側の様子見ムードがしばらく継続すると予測した。デベロッパーが資金回収を急ぐため、一段の値下げに踏み切ってもおかしくないと分析された。
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