W杯がブラジル経済を押し上げる効果は限定的、10年で0.4%のGDP貢献か
[14/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、6月に開催されるサッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会が同国経済に及ぼす影響が限定的にとどまるとの見通しを示した。
ムーディーズによると、W杯がブラジルの国内総生産(GDP)を追加的に押し上げる効果は、向こう10年間で0.4%にとどまると試算。さらに、W杯に向けたインフラ投資は、2010年から14年までに計画された投資全体の0.7%に過ぎないと分析した。
ブラジル経済は非常に大きく、またW杯は開催期間の短い催し物とあり、投資が一部の都市に限定され、これが国全体でみた「W杯効果」を小さくしているという。
<RS>
ムーディーズによると、W杯がブラジルの国内総生産(GDP)を追加的に押し上げる効果は、向こう10年間で0.4%にとどまると試算。さらに、W杯に向けたインフラ投資は、2010年から14年までに計画された投資全体の0.7%に過ぎないと分析した。
ブラジル経済は非常に大きく、またW杯は開催期間の短い催し物とあり、投資が一部の都市に限定され、これが国全体でみた「W杯効果」を小さくしているという。
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