(中国)金利自由化、人民銀の周総裁と易副総裁で意見対立
[14/04/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国人民銀行(中央銀行)の易綱副総裁はこのほど、金利の自由化を2年内に実現するとの周小川総裁の発言について、導入条件がまだ整っていないとの反対意見を述べた。
副総裁は、金利市場改革の重要性を肯定した。ただ、多くの企業や地方政府融資プラットホーム(資金を調達するために設立した会社)が金利の自由化に対する準備を出来ていないほか、足元の中国経済に減速する圧力が高いと指摘。早急な金利自由化が短期金利や資金調達コストの上昇につながる可能性が高いため、安定成長に不利を働くとの見方を示した。
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副総裁は、金利市場改革の重要性を肯定した。ただ、多くの企業や地方政府融資プラットホーム(資金を調達するために設立した会社)が金利の自由化に対する準備を出来ていないほか、足元の中国経済に減速する圧力が高いと指摘。早急な金利自由化が短期金利や資金調達コストの上昇につながる可能性が高いため、安定成長に不利を働くとの見方を示した。
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