オバマ米大統領のレッドライン=中国の第一列島線
[14/04/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
オバマ米大統領が、尖閣諸島が日米安全保障条約の適用対象であることを明言したことで、極東での「レッドライン」(越えてはならない一線)が、中国が設定している「防空識別圏」に食い込み、「第一列島線」にほぼ重なることが確認された。
習国家主席が2013年6月の米中首脳会談で提唱した「新型大国関係」では、太平洋の東西分割管理が示唆され、2013年11月には、尖閣諸島を含む「防空識別圏」が設定された。
しかし、オバマ米大統領のレッドラインは、防空識別圏に楔を打ち込む形となることで、ウクライナ情勢で中立的立場を堅持していた中国は、ロシア寄りとなる可能性が高まったことになる。
今後のフィリピン訪問で、米比相互防衛条約の適用対象が、中国とフィリピンの係争地帯の環礁・岩礁に言及された場合、オバマ米大統領+安倍政権と、プーチン・ロシア大統領+習中国国家主席という冷戦の構図が確立することになる。
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習国家主席が2013年6月の米中首脳会談で提唱した「新型大国関係」では、太平洋の東西分割管理が示唆され、2013年11月には、尖閣諸島を含む「防空識別圏」が設定された。
しかし、オバマ米大統領のレッドラインは、防空識別圏に楔を打ち込む形となることで、ウクライナ情勢で中立的立場を堅持していた中国は、ロシア寄りとなる可能性が高まったことになる。
今後のフィリピン訪問で、米比相互防衛条約の適用対象が、中国とフィリピンの係争地帯の環礁・岩礁に言及された場合、オバマ米大統領+安倍政権と、プーチン・ロシア大統領+習中国国家主席という冷戦の構図が確立することになる。
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