NYの視点:オバマ米大統領のレッドライン
[14/04/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
オバマ米大統領が、尖閣諸島が日米安全保障条約の適用対象であることを明言したことで、極東での「レッドライン」(越えてはならない一線)が、中国が設定している「防空識別圏」に食い込み、「第一列島線」にほぼ重なることが確認された。
オバマ米大統領のレッドラインは、中国の防空識別圏に楔を打ち込む形となることで、ウクライナ情勢で中立的立場を堅持していた中国は、ロシア寄りとなる可能性が高まったことになる。
プーチン・ロシア大統領は、ウクライナ東南部のロシア系住民の保護を大義名分にして、ウクライナへの軍事介入を警告しており、オバマ米大統領のレッドライン(越えてはならない一線)を超える可能性がある。
オバマ米大統領は、「不安定の弧」の西端でロシア、東端で中国に対峙することになる。
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