米国マイナス成長転落を受けた、株高と債券高
[14/05/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
米国の1-3月期国内総生産(GDP)改定値が前期比年率-1.0%に落ち込んだ要因として、悪天候要因、在庫増加ペースの鈍化が指摘されている。
4-6月期のGDPは、悪天候要因が剥落し、在庫増加も期待できることで、3.5%から4.0%程度まで反発すると予想されており、S&Pは最高値を更新した。
一方で、米国10年債利回りは2.40%まで低下しているが、要因としては、月末絡みの米国債の買戻し、そして、米国4-6月期のGDPがマイナスのままで低迷し、2四半期連続のマイナス成長となり、リセッション(景気後退)に陥る可能性が指摘されている。
1-3月期は、オバマケアの始動によりヘルスケアコストが過去最高のペースで膨れ上がり、400億ドルの寄与となったが、4-6月期は無くなること、米国4月の耐久財受注で、GDPの算出に使用される「コア資本材出荷」が-0.4%とマイナスに落ち込んでいたこと、などが懸念材料となっている。
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4-6月期のGDPは、悪天候要因が剥落し、在庫増加も期待できることで、3.5%から4.0%程度まで反発すると予想されており、S&Pは最高値を更新した。
一方で、米国10年債利回りは2.40%まで低下しているが、要因としては、月末絡みの米国債の買戻し、そして、米国4-6月期のGDPがマイナスのままで低迷し、2四半期連続のマイナス成長となり、リセッション(景気後退)に陥る可能性が指摘されている。
1-3月期は、オバマケアの始動によりヘルスケアコストが過去最高のペースで膨れ上がり、400億ドルの寄与となったが、4-6月期は無くなること、米国4月の耐久財受注で、GDPの算出に使用される「コア資本材出荷」が-0.4%とマイナスに落ち込んでいたこと、などが懸念材料となっている。
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